fcd5a585819acb433b886834ed32c624

海未
FpCI7bhk (1)

1: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 14:00:16.91 ID:UXlbNGGy.net
チュンチュン


にこ「……」

海未「……」

にこ「……どーすんのよ」

海未「……どうしましょう」

にこ「……」

海未「……」


海未「……何かの勘違いでは…」

にこ「…」

海未「な、ない…です、よね……ははは……」

4: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 14:02:21.66 ID:UXlbNGGy.net
海未(えー…確か昨日は……)

海未(偶然にこと出会って……一緒に食事をしようと言った事は覚えてます)

海未(その後、にこにカラオケに誘われたのは覚えてます)

海未(カクテルが飲み放題だったので二人とも酔っぱらったのまでは覚えてます)

海未(その後、どちらともなく、二人でホテルに入ったのも覚えてます)

海未(シャワーを浴びて、お互い慣れない中必死で抱き合ったのも覚えてます)

海未「…」


海未「…全部覚えてます」

にこ「…ん」

7: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 14:05:21.30 ID:UXlbNGGy.net
海未「……」

にこ「……」

海未「……すっ」

にこ「…?」

海未「すみませんでしたっ!!」ドゲッ

にこ「!?」

海未「酔っていたとはいえ嫁入り前の貴女にこのような不貞を…!」

にこ「なっ、そ、そーよ!にこをキズ物にしてくれちゃってどうする気よ!」

海未「責任は取ります!にこ!結婚しましょう!!」

にこ「なっ…ハァ!?/// ラリってんじゃないわよ!!」ベシベシ

8: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 14:07:49.19 ID:UXlbNGGy.net
にこ「ぬぁに言ってんのよ!なんでアンタとけっ、け、結婚なんて……」

海未「責任はとります!取らせてください!絶対に幸せにしますから!」

にこ「うっさいバカ!もう終わりよ!」

海未「え」

にこ「いい!?私たちは何にもなかったの!ただ電車が無くて帰れなかっただからたまたま泊っただけ!それで終わり!」

海未「い、いやしかし……」

にこ「もうこれ以上この話題は禁止!誰にも言うんじゃないわよ!」

海未「は、はぁ…」

 

 
にこ「…じゃあにこは帰るから、アンタはもうちょっといて、遅れて出るのよ」

海未「……」

にこ「」ヒョコヒョコ

海未「…にこ?」

にこ「うっさい!///」

海未「まだ何も言ってませんが…歩き方が変ですよ?」

にこ「アンタのせいでしょーが!///」

11: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 14:14:14.03 ID:UXlbNGGy.net
――――
――

海未「失礼します」ガチャ

凛「あ、おはよー」

真姫「今日は一人なの?」

海未「え、えぇ…」チラッ

にこ「……」プイ

海未「……」

15: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 14:21:31.43 ID:UXlbNGGy.net
海未(…あれから一週間ほどでしょうか)

海未(にことは、練習では顔を合わせますが、会話することは一切ありませんでした)

海未(嫌ってる同士というわけでもないのですが………考えてみればおかしな話のようにも思えます)

海未(…私は、何らかの形で責任を取って、にこに許してもらわなければならないのでしょう)

18: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 14:24:44.18 ID:UXlbNGGy.net
脳内保管しといてくれ
なんかアクシデント的に酒のんでヤっちゃったって感じで

22: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 14:30:12.22 ID:UXlbNGGy.net
海未(…あれから一週間ほどでしょうか)

海未(にことは、練習では顔を合わせますが、会話することは一切ありませんでした)

海未(嫌ってる同士というわけでもないのですが………考えてみればおかしな話のようにも思えます)

海未(…私は、何らかの形で責任を取って、にこに許してもらわなければならないのでしょう)


ことり「…ねぇ、海未ちゃん」

海未「はい?」

ことり「にこちゃんとケンカでもしたの…?」

海未「…ケンカ……では無いと思います」

ことり「……」



海未(にこが私としゃべらない事について、皆も何かしら考えてしまっているようで)

海未(メンバーの中でも、時折ギクシャクとした雰囲気が流れます)

海未(このままではいけません……それは、分かっているんですが……)

23: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 14:33:13.48 ID:UXlbNGGy.net
海未「…どうすればいいんでしょう」ポツリ

海未(責任を取る方法がわかりません…)

海未(一時の気の迷い、若気の至りとしても、それが原因である事には変わりありません)

海未(ですが、にこはその話をすることすら許してくれません……)

海未「……」ジー

にこ「……?」チラッ

海未「…」ジー

にこ「…///」プイッ

海未「…」

26: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 14:42:35.39 ID:UXlbNGGy.net
にこ「……」

海未「……」

にこ「……」

海未「……」


ことり「…」ハラハラ

花陽「…」ドキドキ 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)

32: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 14:50:29.45 ID:UXlbNGGy.net
―――さらに一週間後


海未「……」

にこ「……」

海未(…今日もまだ―――)

にこ「…海未」

海未「!」ビクッ

にこ「…聞いてんの?」

海未「は、はい……」

にこ「……」


にこ「…ちょっと話があるから、屋上来なさいよ」

海未「え、あ…はぁ…」

92: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2017/01/19(木) 21:13:20.63 ID:lcxwUIrH.net
海未(さて…にこは何と言ってくるでしょうか…)

海未(できれば今までどおりの形に戻りたいはず…もしそうなら…)

海未(わたしも誠意をもってにこの気持ちを受け止めなければなりませんね…)

海未(あとはなるべくにこと二人きりになれるように…)

>>32 >>35 >>38

35: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 14:56:26.05 ID:UXlbNGGy.net
屋上


にこ「…」

海未「……」

にこ「…寒いわね」

海未「…そうですね」

にこ「……」

海未「……あの」

カベドンッ

海未「!」

にこ「……」

海未「に、にこ?」

にこ「……アンタ」


にこ「あれから……どうなの?」

海未「?」

37: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 15:02:39.83 ID:UXlbNGGy.net
海未「どう…とは……?」

にこ「~~…///」

海未「にこ?」

にこ「アレから、その…シたくなったり、しないの…?」ギュッ

海未「えっ」

にこ「…///」カオウズメ

海未「あの……」

にこ「」バッ

海未「!」

にこ「アンタのせいよ!だから責任とんなさい!」

海未「あの、話がよく見えないのですが――」

にこ「うるっさい!…今度の土曜、ホテル取ったから空けときなさいよ」ボソッ

海未「へ」

にこ「そんだけよ!じゃあね!」ダダダ

海未「……」


海未「…?」


…゙ダダダ

にこ「ホテル代アンタも半分出しなさいよ!?」バッ

海未「えっ」

43: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2017/01/18(水) 15:11:14.86 ID:UXlbNGGy.net
さかのぼる事一週間前


花陽「…ねぇ、にこちゃん」

にこ「ん?何よ」

花陽「海未ちゃんと、喧嘩したの…?」

にこ「……別に、そんなんじゃないわよ」

68: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2017/01/19(木) 00:40:47.04 ID:lcxwUIrH.net
花陽「でも、最近なんかいつもより距離とって…」

にこ「もともと海未とそこまでべったりしてたわけじゃないでしょ?」

花陽「でも…」

にこ「そんなことより花陽はどうなのよ」

花陽「どうって…何が?」

にこ「ダイエットよ!ダ イ エ ッ ト ‼」

花陽「」

にこ「この間、「食べ過ぎましたぁ…」って言ってたばかりじゃない。ステップも前のライブの時より遅れがちだし…」

花陽「…はぃ…」

にこ「さ、となったら練習よ!練習!」

花陽「はい!」

にこ(と…うまく話を逸らせたかしらね…)

にこ(でもこのままじゃ他のメンバーに勘づかれるのも時間の問題ね…)

にこ(なんとかしなくちゃ…)

73: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2017/01/19(木) 01:23:21.95 ID:lcxwUIrH.net
練習後―部室

絵里「にこ、遅いわね」

海未 「!」ビクッ

絵里「?」

真姫「どうせ鏡で新しいポージングの練習でもしてるんでしょ」

花陽「でも最近何か様子が変だし…」

海未「…」

希「ウチ、一回屋上見てくるね。みんな先に帰っててええよ」

絵里「そうね。わたしも今日は用事があるし…お願いするわ」

希「うん!」ガチャッ

海未「……」

74: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2017/01/19(木) 01:41:13.08 ID:lcxwUIrH.net
屋上

にこ「…」

希(やっぱりまだいたんやね)

希「にこっち」

にこ「……」

希「にこっち!!」

にこ「………」

希(………ニヤッ)

希「わしわしっー!」

にこ「ひゃぁっー!」

にこ「なぁにすんのよ!希!!」プンプン

希「別に?にこっちがボーッとしてるのがいけないやん」

にこ「ボーッとなんかしてないわよ!ちょっと考え事してたのよ」

希「随分ながーいちょっとやね?もう練習終わって20分は経つよ?」

にこ「え?そんな…」

希「それで?何を考え事してたん?」

にこ「…希には関係ないでしょ?」

希「海未ちゃん」

にこ「ふぇぇっ!?」

希「当たりやんね」フフッ

77: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2017/01/19(木) 06:37:40.30 ID:lcxwUIrH.net
希「カードがそう告げてるんよ」

にこ「なによそのインチキカードが言ってるだけじゃない」

希「と、言いたいところなんやけど」

希「みんなも気づいてるんやないかなあ」

にこ「……」

希「何があったかはわからないけど、相談くらいは乗るよ?」

にこ(希は親切心で相談に乗ってくれそうだけど…今回ばかりは事情が事情よね…)

にこ「ありがとう、希。でも大丈夫だから」ニコッ

希「………そっか。」

希「でもね、にこっち」

にこ「?」

希「もし、どうしたらいいかわからなくなったら最後は自分がどうしたいかを考えるんよ?」

にこ「!」

希「自分から行動する勇気が相手にも足りてないだけかもしれないやん?」

にこ「そうね…」

希「あんまり遅くならないうちに帰るんよ?じゃあね」ガチャッ

にこ「ありがとう希、じゃあね」

にこ(自分から行動する勇気…かぁ…)

83: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2017/01/19(木) 10:08:03.01 ID:lcxwUIrH.net
数日後―帰り道

海未(結局今日もにこと話せませんでした…)

海未(先週とは少し違った視線は感じますが…)

海未(一体なんと声をかけたら…)

「ちゃん!」

海未「……」

穂乃果「海未ちゃん!!」

海未「!」

海未「どうしたのですか、穂乃果。あんまり大きな声で人の名前を呼ばないでください」

穂乃果「そりゃ大きな声にもなるよ!話してても「ええ、そうですね。」しか言わないし」プンプン

海未「それはわりといつものことでは…?」

穂乃果「第一ここどこだと思ってるの?」

海未「どこって学校からの帰り道…」

海未「あ…」

ほむら前

84: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2017/01/19(木) 10:08:30.86 ID:lcxwUIrH.net
穂乃果「もううちについてるよ!いつも別れるところでも全く海未ちゃん家に行こうとしてなかったし…」

穂乃果「最近ずっとそんな感じだよね…何かあったの?」

海未「それは…」

穂乃果「……」

海未「…いえ、やっぱり何でもありません」

穂乃果「いやいや、何でもないわけないでしょ」

海未「穂乃果の話をちゃんと聞いていなかったのは謝りますが、本当になんでも」

穂乃果「あのね、ことりちゃんから聞いたんだけど」

海未「……っ!」

穂乃果「海未ちゃん、にこちゃんとケンカ…してるんだよね?」

海未「…ケンカ…というわけではありませんが…」

穂乃果「でも、ふたり全く話さないし、あ、前からあんまり話すほうでもなかったけどそうじゃなくって…」

海未「……」

穂乃果「ケンカじゃなくても、なにが原因なのかもよくわかんないけど、なんかヘンなのは穂乃果でもわかるよ…」

海未(穂乃果にまで心配をかけていましたか…)

穂乃果「その…穂乃果にも何かできたりしないかな?」

海未「…」

海未(これ以上心配をかけるわけには…!)

穂乃果「これ以上心配をかけるわけにはいかない!って思うならさ」

海未「!」

穂乃果「一緒に考えさせてよ!なんにも言ってくれないほうがもっと心配するよ!」ウルウル

海未「穂乃果…」

85: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2017/01/19(木) 13:00:13.33 ID:lcxwUIrH.net
海未(しかし私のしてしまったことはとても人に話せるようなことではありません…)

海未(それに、あの夜のことをそのまま話すのはにこに対しても申し訳ないです…)

海未(ですが、このまま穂乃果の好意を無駄にするのは…)

穂乃果「海未ちゃん!」

海未「はい…実は…」

海未「ケンカではない、と言いましたがそれは嘘ではなくて」

海未「私がにこに対してひどいことをし…言ってしまったのです…」

海未「その場で謝りはしたのですがそれ以来なんとなく気まずくて…」

穂乃果「……なるほどねぇ…」

穂乃果「………」フフッ

海未「な!どうして笑うのですか‼」プンプン

穂乃果「だって…可笑しいんだもん」ニヤニヤ

海未「人が真剣に相談しているのに笑わなくても良いではないですか!」

穂乃果「だって…だって…ww」

海未「穂乃果に相談したのが間違いでした!帰ります」プイッ

穂乃果「ごめんごめん!海未ちゃん待って」

海未「…」ムッ

穂乃果「可笑しかったのは海未ちゃんがいつもの海未ちゃんだったからだよ」

海未「いつもの私…ですか?」

穂乃果「ほら、前に海未ちゃんがことりちゃんと大ゲンカして帰っちゃったときにさ」

穂乃果「穂乃果とケンカしても大体次の日には普通に話してるけど、このときは1週間近くことりちゃんと一緒に学校行かなくなっちゃって…」

海未「それと今回のはだいぶ状況が…」

穂乃果「状況が違うのはわかるけど、あのときもどうすれば良いかってずっと上の空で」

穂乃果「どうやって仲直りしたか覚えてる?」

海未「あのときは…」

90: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2017/01/19(木) 21:04:23.36 ID:lcxwUIrH.net
穂乃果「ことりちゃんから海未ちゃんに話しかけたんだよ」

海未「そう…でしたか…」

穂乃果「あのときの海未ちゃんといえばもう見てられなくてねー」

穂乃果「ことりちゃんもそんな海未ちゃんを見かねてついついって感じで」

海未「まったく…私は全然成長していませんね…」

穂乃果「でも海未ちゃんが真剣に考えてるからこそだと思うんだよ」

穂乃果「にこちゃんもみんなの前では結構意地っ張りなとこあるから二人きりになれば仲直りできると思うなぁ」

海未「にこと…二人きり…ですか…」

穂乃果「そうなるのも時間の問題。だからにこちゃんに話しかけられたら何を伝えたいのかを考えておけばいいんじゃない?」

海未「穂乃果…ありがとうございます」

穂乃果「いいよーお礼なんて」テレ

穂乃果「あ、もしお礼してくれるならお昼のパン10ことか?」

海未「買いません。そんなに食べられては太ります」

穂乃果「えーケチー」ブスー

海未「でも本当にありがとうございます。明日の分1個くらいなら…」

穂乃果「やったぁ!」ニコッ

海未「それでは、そろそろ帰りますね」

穂乃果「うん、じゃあね!また明日!」

102: 説明不足でした。92→32→35→37という流れでお願いします(茸)@\(^o^)/ 2017/01/20(金) 01:55:49.12 ID:67V9FcSE.net
37のつづき

海未「ちょっ!ちょっと待ってください!!」

にこ「な、なによ///責任、とってくれるんでしょ!?」

海未「そ、それは確かにそう言いましたが…」

にこ「じゃあなによ!」

海未「どうしてホテルなのですか??」

にこ「!」カァーッ

海未「???」

にこ「そ、それを女の子に言わせるってどーゆー神経してんのよ!」

海未「私も女なのですが…」

にこ「」

にこ「そんなことはどっちでもいいの!」

海未「…つまりその///わたしともう一度したいと…?」

にこ「そ、そうよ!わかってるならいちいち聞かないでよ!///」

海未(これは…想定外でした…責任を取るつもりではいましたがまさか向こうから迫ってくるなんて///)

にこ「ももしかして今後に及んでやっぱり責任は取れないとか言うんじゃないでしょうねぇ?」ソワソワ

海未「そんなことはありませんが…」

にこ「じゃあ決まりね!///今週の土曜」

海未「あの一つだけいいですか?」

106: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2017/01/20(金) 16:55:00.52 ID:67V9FcSE.net
にこ「なによ?」

海未「にこは私が好きということですか?」

にこ「!!!///」

にこ「な、な…そんなの///」

海未「私は…好きです。」

にこ「…っ///」

海未「どうなのですか、にこ」

にこ「そ、そんな、好きでもない人を誘うわけないでしょ!?」カァーッ

海未「ふふっ…なら良かったです♪」

海未「勇気を出して誘ってくれてありがとうございます」

にこ「お礼を言われるようなことじゃないわよ…じゃ土曜日空けといてよね」クルッ

海未「待ってください」

にこ「…なによまだなにか」

モッギュー

にこ「ふぇっ?」

にこ「は、離しなさいよ///」

海未「離したほうが良いですか?」

にこ「いや…離さなくても…いいけど…///」

海未「正直なにこも好きですよ///」

海未「土曜と言わず今日…行ってしまいませんか?」ドキドキ

にこ「今日!?今日って…今からってことよね」

海未「一度帰ってからでもいいですが…」

にこ「ちょっ…まだ心の準備が…」

海未「ダメ…ですか?」ウワメヅカイー

にこ「」プシュー

海未「にこ?にこ!」

109: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2017/01/20(金) 17:44:03.18 ID:67V9FcSE.net
ーー保健室

にこ「ん…あれ?私…」

海未「気がつきましたか?にこ。おはようございます」

にこ「うん、おはよう…」ショボショボ

海未「といってももう下校時間過ぎてますがね」

にこ「えっと…どうして私保健室で…」

海未「覚えていないのですか?」

にこ「うーんと……」

にこ「…」

にこ「……」

にこ「………///」

にこ「」

海未「思い出したようですね」フフッ

110: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2017/01/20(金) 17:44:33.00 ID:67V9FcSE.net
にこ「あ、あ、あの」

海未「そういえば先ほど保健室の先生は退勤されたようなので…」

にこ「…えっ?」

にこ「えーっ!?」

にこ「ちょっ、ちょちょちょ、ちょっと待って!」

海未「…あの?にこ?」

にこ「いくら誰もいないからってこんなところで///」

海未「…?あの聞いてますか?」

にこ「でも別に悪くはないっていうかでもさすがに…」ゴニョゴニョ

海未「あのー保健室の先生が退勤されたので早く出ないといけないのですが…」

にこ「へっ?」マッカ

にこ「」

海未「また気絶されても困るので行きましょう。大丈夫ですか?」

にこ「う、うん。大丈夫」

海未「さぁ」スッ

にこ「あ、ありがと///」ギュッ

にこ「ンッ///」チュッ

海未「な///起きたばかりというのに突然何をするんですか///」

にこ「う、海未はにこの恋人にこ!いつキスされても拒否権はないにこ?」

海未「全くあなたという人は…」

海未「土曜日は覚悟してくださいね…」ヒソヒソ

にこ「///」

海未「さぁ、帰りましょう」テツナギー

にこ「ちょ///まだ誰かいるかもしれないじゃない!」

海未「離したほうが良いですか?」

にこ「…つないでて///」

海未「素直でよろしい♪」


おわり