『コミックアライブ』連載、「できそこないの魔獣錬磨師(モンスタートレーナー)」の1巻です。
第27回ファンタジア大賞受賞作で現在5巻まで出ているラノベのコミカライズ。つい最近発売された「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか」が第29回大賞作なので2年前(実質3年前)ですか。
この世界の者は皆がモンスターの紋章を手の甲に宿して生まれて来る設定。そしてその紋章のモンスターを使役することができるのだ。一番人気は当然ながらドラゴン。全モンスターで最強だからです。その反対で一番不人気なのがスライム。全モンスターで最弱であり、むしろ愛玩動物的な存在だから。
主人公で魔獣錬磨師(モンスタートレーナー)の訓練生、レイン・エルハルトは魔獣錬磨師育成学園で唯一のスライムを使役しているトレーナーなんです。
今日も誰よりも早く学校に来て、スライムのペムペムを特訓するレイン。そのレインに ちょっかいを出してくるのがエルニア・F・ミレーネブルク。
学年三位の実力者にしてドラゴン使い。ただでさえ美少女なのにドラゴン使いなことから男女問わず人気がある人物です。だから本来ならばレインのことなど目にも留まらないハズなのだ。けれどエルニアは ちょっかい出さずにいられない理由があった。それは…以前、記録に残らない野試合でレインに敗北を喫しているからです。と同時にレインのことが気になる存在になっているから。本人は気付いてないみたいだけどね。
成り行きで その日の午後に模擬戦となりました。
レインから試合をするメリットが無いと言われて出したのがコレ。貴様が勝ったら何でも言うことを聞いてやる。潔く恋人にもなってやると堂々と宣言。ちゃっかり「恋人になる宣言」をするとはエルニアも結構やるなぁ。つーかこの人、天然でおバカなところがあるみたい。レインがクラスメイトから馬鹿にされている場面に出くわして「貴様が馬鹿にされると この私が悔しいのだ」と人前で言ってしまうし、
「私が勝ったら 一度抱かせろぉぉ(ペムペムを)」と大声で言ってしまって慌てて言い訳をするなど、いらぬ発言が多すぎます。ハタから見れば がっかり美人と思われても仕方ないぞ。
さて、肝心の模擬戦ですが詳細はあえて書かずにおきます。それは「努力は期待を裏切らない」から。レインが毎朝、誰よりも早く登校するのは誰よりも特訓しないとダメだとわかっているからです。努力を積み重ねた上でないと発現する能力も発現しません。
光るペムペム。この能力はいったい? 弱者が強者を倒すことをジャイアントキリングと言ったりしますがこの作品は正にソレ。最弱のモンスターが努力を積み重ねて最強のモンスターに挑む姿はカッコイイし何より面白い。ペムペムの活躍を目に焼き付けてください。
KADOKAWA (2017-01-23)
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思えないのですが、俺には。本来の意味での硬派*&スポ魂路線の
保存復興でもしてくれるんだったらまだしもの話。
>匿名野望「燃える!お兄さん」用務員さん事件の『少年ジャンプ』を手に入れたこれなんかで全ページ見たけど
馬鹿にしてるのケンイチと早見だけじゃん キャラの性格上言いそうなんだから
これで非難されたら作者の佐藤さんもかわいそうすぎる名無し『マガジンSPECIAL』最終号にあった赤松健先生の"やり遂げた"ことたまに「赤松先生は江川達也とかぶっている」という意見を見かけるけど、これを見る前から「アシスタントや他の漫画家とうまくやってるし、ハーレム作品を本格的に広めた業やるっきゃ記事『マガジンSPECIAL』最終号にあった赤松健先生の"やり遂げた"ことマガスペ休刊で「コータローまかりとおる!」再開の望みも完全になくなったか…名無し真!!男塾 新連載!若き江田島が日本を変える!男塾創設の歴史が今ここに今回に限っては時系列的には今のところ何も矛盾はない。
天下無双で平八は1928年生まれ、そして今回「平八三十三歳」とあるので1961年。
つまり東京オリンピックを3年後ウゾームの書