Phone Arenaは26日(現地時間)、次世代「Pixel」シリーズは、真の防水端末となる見込みと伝えています。
米グーグルから昨年発売されたPixelおよび「Pixel XL」は、プロセッサの処理性能やカメラ性能など、多くの点において非常に優れたフラッグシップモデルとなりましたが、防塵防水性能に関して言えば、大きな不満の残る端末でもありました。
Pixelシリーズは、IP53相当の防塵 “防滴” 性能を備えていましたが、Phone Arenaは今回、後継シリーズは、防塵 “防水” 性能を備えた端末として登場する可能性を指摘。また今回、9to5Googleの主任編集であるステファン・ホール氏も、同様の見通しを明らかにしています。
なお、グーグル幹部のケルシー・マクレラン氏は昨年、Pixelシリーズが正式発表される直前の時期に、開発期間の不足を理由に同シリーズを防水端末として開発することができなかったことを明かしました。
同氏によると、同社はPixelシリーズの開発に長い時間を費やしてきたものの、2015年末の時点で開発はいったん白紙に戻されたとのこと。量産が開始される時期を考えると、実際の開発期間は1年を優に下回っているものと推察できます。
具体的にどの程度の防水性能が実現されるかは不明ですが、IP規格における最高位にあたるIP68、またはそれに準ずるIP67相当には仕上げられていることに期待したいところです。
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