9473711僕にとっては「時代劇と夜の師匠です」と肩を落とすのは“コニタン”こと小西博之さん(57)。松方弘樹さんとの、尽きぬ思い出について語ってもらった。「とにかく、毎晩飲み食いに誘っていただきました。松方さんは「薄めて飲むのはもったいないよな?」で必ずロック・・



2度目の共演は、2年後の「名奉行 遠山の金さん」(89~93年)の時で、「主役(松方さん)のご指名です」とレギュラーで呼んでいただきました。
松方さん主催の豪華なお花見に参加したのもこのころ。とにかくケタはずれで、嵐山、祇園と場所を変えて年に3、4回はやっていました。

最初のお花見はだいたい嵐山で、芸妓さんらが乗った人力車が何十台も連なって来はるんですね。お魚も1メートル超のブリを料亭の板さんがさばいていて、ふぐちりもあれば、豪勢なBBQもある。1回の費用は1000万円じゃきかない。


松方弘樹さん亡くなる (享年74)



松方さんとの思い出を語る小西博之さん
9473711-1


「年にいっぺんのことやないか!」って言うんだけれど、先週もやってましたやんって話ですよ(笑い)。
毎回、役者、後援者、スタッフさん、芸妓さん、芸者さんらに加えて全国からビジネスマンも参加。でもダーティーな方々をお見かけすることはなかった。そういうところもきちんとされている方でした。

「芸事以外にも人脈を広げろ。ケチケチするな、男っぷりを上げろ」と、何もかも豪快だった松方さんですが、毎週木曜日だけは飲みに行きませんでした。
翌金曜はお白州のシーンの撮影があり、「お白州の前だけは真面目にいよう。人を裁くからね」。そう言っておちゃめに笑う姿を鮮明に覚えています・・

(source: インフォシーク - 愛弟子・小西博之が語る 松方弘樹さんが「木曜」だけ飲まなかった理由

関連リンク: 松方弘樹さんの死は 「日本の漁業界にとっても大きな損失」

松方弘樹の名奉行遠山の金さん