払い屋婆ちゃん『185体の憑霊の話』『悪魔をいじめた話』『偽霊能者こらしめ話』他
2017年01月28日:23:00
- カテゴリ:心霊・幽霊
俺が小学低学年の頃よく転びそうになってたりすると一瞬女の人や男の子が見えていた
ような気がする・・・
あれはなんだったんだろうもう今は見えないが
結構昔なんで記憶が曖昧で面白くなくてすまん
それこそ御先祖様か守護霊があわてて抱きとめようとしてたんじゃないの?w
常時見えたなら「空想の友達」の可能性もあったかもね
常時ではなかった
守護霊って二人も着くもんなのかな
いや守護霊じゃないって可能性も・・・
子供の頃って感性鋭いからねw
毎回同じ人が見えたなら憑いてる人か守護霊だと思う。
守護霊は一人とは限らないってお払い屋だった婆ちゃんがいってた
上限はない。
ただそれは悪霊にも言えること、だそうだ
らしいよ。
うちのばあちゃんは金取って祈祷とかする人ではないからそんな大勢が憑いた人は見たことないそうだ。
ただ聞いた話であれば185体の「何か」に取りつかれた男がいたそうだ
なにかってばあちゃん教えてくんないの?そんなにやばいのその185は?
かなり気になる
そんなに疲れて良く死ななかったw
すんごい肩が重くなってそうだな
ねずみ算式に増えるもんなのかも
ちなみにその男は5人のお払い屋が一人37体ずつ「閉じ込めて」対処したらしい。
婆ちゃんいわく「わしに任せてくれれば一発じゃったのに」
そんな事言ったら世の中みんな185体くっちいちまうぜ
なんでも肝試しと称して遊んでいたらあたりを引いてしまったんだとか。
婆ちゃんから肝試しはするなっていう教訓を教えるために語られたお話だったからな。
有名ではないスポットでも、そういう危険すぎる場所はあるってこと。
「有名なところはむしろ心配いらん、生きて帰ってきたものがいるのじゃから」と。
せっかくだから別のお話もしようか?
気になるそれは婆ちゃんの話か?
それとも実体験?
残念ながら自分はゼロ感。よって婆ちゃんのお話しかないよん。
・竜神をぶん殴った話
・悪魔をいじめた話
・河童とかけをした話
面白いのはこれくらいだな
俺も欲しい霊感・・・
そのまんま竜の神様。龍神よりは格下らしい。
あまり連レスはよろしくないから話はまたあとで
近所の子供がこっくりさんやって悪魔を呼び出してしまった。
6歳の子供だったらしいが、
「人類に今まで起きた厄災の元凶は我なり」
ととても低い声で、世界恐慌とかスペイン風邪とかの話をこと細かく語りだしたそうだ。
そこでうちの婆ちゃんにおよびがかかった。
婆ちゃんは線香と苦い薬草(人体には無害)を数種類持って行った。
そして「本当に悪魔ならこの薬が飲めるはずだ」といって
いくつかの薬草を子供に飲ませ、嫌がった数種類だけを混ぜてすりつぶし、
「本当の悪魔ならこれくらい飲める」
「儂が前にあった悪魔は飲んだ」
「これを飲まないとキリストに勝てない」
とか適当にいって飲ませて、その子供が吐くまで続けた。
あとは線香の煙を使って悪魔の姿(大蛇だったそうだ)を作ればこっちのもの。
殴るは蹴るはで痛めつけて悪魔がねをあげると、家にあった三つの瓶を出して、
「これ以上殴られたくなければ3つにわかれてこの瓶に入れ」
といった。いくら悪魔でもそれは無理難題。
泣いて許しを乞う悪魔に、婆ちゃんは、
・自分の三つの名前を答えること
・金輪際人間に取りつかないこと
・自分の命令には従うこと
を条件としてだした。
結果悪魔は三つの名前をばらしてその条件を飲んだ。
婆ちゃんは、
「よし、じゃあまずは3つにわかれてこの瓶に入ってもらおう」とまたしても無理難題をいい、
悪魔がそれはできないといっても約束だからとその体を鉈で斬り刻み、三つの瓶にそれぞれ入れて蓋してお札をペタリ。
あとは名前を周りのみんなにばらして力を失わせて放置。
うんあんま面白くないね。自分が聞いた時は大爆笑だったんだが
すごくねぇか・・・
まあ悪魔はコケ脅しで嘘を吐くらしいし、こっくりさんで呼び出されたのだから
そんな高級悪魔でもないかも。
名前も、
「旅人に嘘を教える者」
「詐欺師の守護者」
「あらゆる獣に嫉妬されるヘビ」
とどことなく小物臭ががが
ちょっとその悪魔が可愛いと思ったw
それにしてもこっくりさんで出て来るもんなんだねぇ。
ばーちゃんも悪魔相手に殴る蹴る難癖付ける切り刻むとばねぇww
(すげぇ機転のきくばーちゃんだったんだろうね…)
竜とかっぱの話もたのしみにしてるよ!
可愛いなw
思ったんだけど和名にするから小物臭いだけで英名とかだとかっけーんじゃないかな?
ソレダ!!wwwwでも英名でカッコイイというのもアレだなぁ…
スペイン風邪とか語り出す6歳児も怖いが面白そうだよね!
そのままでもヨカッタンジャネ?ww
悪魔って中二病だなww
旅人に嘘を教える者 Who tell a lie to the traveler
詐欺師の守護者 Guardian of scammers
あらゆる獣に嫉妬されるヘビ Snakes are jealous of every beast
嫉妬は七つの大罪のひとつだぞ。
それに砂漠を旅するものに嘘と詐欺を教えるものも、
あらゆる地に足をつけるもの(獣)が嫉妬するものも、
全部リヴァイアサンのことだぞおい。
俺あんまそうゆうこと詳しくないんだけどリヴァイアサンってそんなに強いの?
文献によってばらつきがあるが基本的に悪魔内ではトップ7。
悪魔の水軍総督とも言われている。
神以外に倒すことは出来ないとされている。
詳しくはぐぐってくれ
もう寝たのかな?続き結構楽しみにしてたんだけど
寝たか
ごめん寝てた。少し早い昼休みに入ったので2話目
竜神のお話
とある金持ちの娘が竜神に取りつかれた。
その金持ちが沼を埋め立てたのが原因らしい。
その金持ちは霊能者に頼むのは金がかさむからと婆ちゃんに頼んだ。
正直自業自得だろと思ったらしいが、娘がかわいそうだと思った婆ちゃんは了承。
さていって見ると竜神がふんぞり返ってる。
最初は婆ちゃんも下手に出てお帰り下さいとお願いしていたが、祠を建てろ神社を建てろといってきたのでぶちぎれた。
掃除用具のはたきで娘さんから竜神を払いだすと線香の煙で姿を作って、その顔に一発拳を叩き込んだ。
若いころ素手で野犬の群れを返り討ちにしたこともある婆ちゃんの一撃を喰らい、竜神は面食らった。
「調子こくでねぇ!これ以上何だりかんだりいうんであれば天龍様御呼びしていいつけっぞ!」
竜神はそそくさとその家の縁の下に隠れた。
婆さんは家の者にはまた何かあったら天龍様を御呼びするといえばいいと教えて帰ってきた。
ちなみに天龍様なんて御呼びできるの?と聞いたら、
「弘法大師様が出来たんじゃから儂にもできるはず」
とのこと。
婆ちゃん無双過ぎるwwwwwwwwww
河童話wktk
それが実話かよw
まるでリアル夏目友人帳… いや、それ以上だなや
して、おばあさまはご存命なのか
一緒に住んではいないけど存命中
おばあちゃん目茶苦茶カッコイイな~w
単独スレ立ててもっと沢山聞きたい。
>>846が「面白くないかも」と思う話でも、オカ好きな人なら興味深いと思うんよ。
津波があったしなんか怖いな
婆ちゃんがまだ若かりし頃(20代)のお話。
婆ちゃんいわく河童には赤河童、青河童、黒河童の三種類がいるそうだ。
赤河童は顔が赤く、人前に姿を表さない。
青河童は一般的な河童で、人を溺死させることもあるが友好的な連中。
そして黒河童は頭でっかちで甲羅がなく、人を好んで食べてしまうそうな。
その黒河童が婆ちゃんの地元で暴れていた。
地元の自警団も手を焼く有様で、業を煮やした婆ちゃんが一人河童の住処の池へ向かった。
河童はよく相撲を仕掛けてくるが、黒河童にはお辞儀をさせてはいけないらしい。黒河童は妖術に長け、その皿に人を乗せるという術を使うらしい。
なので婆ちゃんは河童に対して「石が水に浮くか沈むか」という掛けを持ちかけた。
河童は「浮く」方に掛け、沈んだら婆ちゃんのいうことを聴くこと、浮いたら婆ちゃんの命を奪うとした。
黒河童は妖術で浮き沈みを逆にできるので、石を浮かせることなど簡単だそうで。
だが婆ちゃんはそれを見越して浮石(水に浮く石)を掛けに使った。
妖術で浮き沈みが逆転した所為で浮石は沈み、掛けは婆ちゃんの勝ちとなった。
当然河童はそれに納得しなかったが、婆ちゃんがした
「悔しかったらこの水筒の中に入ってみぃ」
という挑発に乗って水筒に閉じ込められ、使われていない工場(河童が大嫌いな金気たっぷり)で解放されてお得意の肉体言語による説得を受け、無事に和解したそうです。
その後婆ちゃんはその河童から妖術と薬草に関する知識をあるだけ教えてもらったそう。
悪魔を追いだした時の薬草もその時の知識を応用したものなんだとか。
おばあちゃん目茶苦茶カッコイイな~w
単独スレ立ててもっと沢山聞きたい。
>>846が「面白くないかも」と思う話でも、オカ好きな人なら興味深いと思うんよ。
個人的に話の主役がお婆ちゃんってのがツボ
河童と仲良くなる方法ってあるの?
河童って妖怪の一種なの悪魔の一種?
妖怪の一種。
悪魔は(日本では)神の一種って感じかな。
だから悪魔には線香を使ってやんないといけない。
じゃあ幽霊とヤルことってできんの?
繰り返すが日本の神と同格ってことな。日本の神だって祟ったりするのと同じ。
あと幽霊に関しては知らない。
婆ちゃんはサーチアンドデストローイかサーチアンドスルーしかしなかったからね。
そうゆうことか
ゴメソww
古い民話や伝承にもあるよね
彼らはなんでそういう知識を持ってるのか不思議に思う
河童の一部は山童でもあるらしいし、もともとは魑魅魍魎の類とも言われる。
云わば山や川の精霊としての面も持ち合わせていた、と考えれば知っていてもおかしくはないな。
ところで…家の庭に昔鯉を飼うためにコンクリとかで池作って
今その池は水ぬいて砂利石をいれて使って無い。
これ…このままでもいいんかねぇ?完璧に埋め立てて植林しても
神さんおこらんかな?
了解しました。
いま婆ちゃんは先の地震で忙しいので暇になったら聞いておきます。
>>863
そのままで問題ないそうです。そういう小さな水辺にはよく低級の霊が取り憑いて
神様のふりをしていることもありますが、相手にすると図に乗るので放置すればいいとのこと。
あんまりしつこいのであれば専門家に頼むか本体見つけ出して殴ればいいそうです。
外伝のほうにお話ひとつ置いときますんでよろしかったら
本スレでお払い屋の婆ちゃんのお話をさせてもらったものです。
あまり面白くないお話だけど書いとく
婆ちゃんが一番苦戦した妖怪退治だとか
20年程前の話
近所の森の中で人が行方不明になる事件が続発。
婆ちゃんは危険な妖怪が住み着いたと判断し、退治しに向かった。
持ち物は薬草各種とお札各種。
森の中で婆ちゃんはその妖怪を発見した。
それは鬼太郎に出てくるバックベアードみたいに黒い球体に一つ目で、まるで蜃気楼に囲まれているかのようにぼやけていたそうだ。
婆ちゃんはすぐに「こいつはやばい」と感じたらしく、すぐに近くの木陰に隠れたが、それに睨みつけられてしまい、激しい眩暈に襲われた。
婆ちゃんは持ってきた薬草で気付け薬を簡易で作って飲み、正気に戻ると、森の奥深くまで来てしまっていたらしい。
土地勘があった婆ちゃんはなんとか森を脱出。
すぐに婆ちゃんは締め縄をない、清めの塩を取りよせ、お札を焼いた灰を混ぜた。
あとは例の妖怪を待ち伏せて、塩を投げつけて、まず目を潰したそうな。その後はお得意の殴る蹴る(今回は竹槍でぶっさしもしたとか)で妖怪を叩きのめし、近場の洞窟に閉じこもることを命令し、その洞窟に締め縄を張って封印。
その後婆ちゃんはその妖怪を手なずけたらしく、その妖怪からいくつか術を教えてもらったそうです。
行方不明者は帰ってこれなそうですね
婆ちゃんがまだ掛けだしだったころのお話
とある屋敷で怪異がおこるというので、婆ちゃんが呼ばれた。
居間には家族6人がいた。老夫妻と家主とその妻、その息子と娘。
話を聞くと、
・祖母の寝室に首だけの女がうろつく
・家主が廊下を歩いていたら、前方から上半身だけの男がはってきた。
・妻が風呂に入っていると、脱衣所で何かがうろついていた。
・息子が夜起きると、小豆をとぐ音が庭から聞こえてきた。
・娘がトイレに入っていたら、突然便器から手が出てきて触られた。
等々怪異のオンパレード。最後に家主が、
「どうかお願いします。このままでは家族5人全員がとり殺されてしまいます。」
といった。
次の瞬間婆ちゃんはその家の祖父だと思っていた男に殴りかかった。
「なに堂々と混じゃってお茶飲んどるんじゃ!!」
そういわれてその家の人も初めてその老人が居たことに気づいたそうだ。
婆ちゃんはすぐにその男に札をぶつけ殴る蹴る。男はにやにや笑いながら家から飛び出して行った。
それを追いかけるように家からは子鬼や煙のようなものなど魑魅魍魎がわらわらと出ていっていたとか。
婆ちゃんはその家で晩御飯をごちそうになって(婆ちゃんは無料でお祓いをやるのでよくご飯をおごっってもらったりするんだとか)
家に帰ると、「おお、帰ったか」とさっきの老人がお茶飲んでたそうだ。
云わんでもわかると思うけど、これが妖怪「ぬらりひょん」なのだそうだ。その後も婆ちゃんの所には何回かちょっかいをだしに来ているらしく、
俺が赤ん坊のときにもいないないばぁをやってたとかw。
ぬらりひょん懲りてないwwww
さすが大将ですね!
・一般的なイメージの禿頭ではなく、白髪でがっしりとした体形
・和服でいろいろなものを持っている。Iポットとかも所有
・ハイカラで現代知識も持つ
・大食いの大酒飲みで、はいりこまれた家の食料は減っていく
・加えて結構の美食家だが、センスが人間とずれている(うどんをつまみに赤ワインとか)
・普通の妖怪は犬に気づかれるが、ぬらりひょんは気づかれない
・手で触るだけで電子機器を狂わせることができる。ハッキングもできるんだとか
・歌や絵も書くらしいが、やはりセンスが独特らしい
・特撮やアニメに関してもなぜか詳しい
などなど。最近でも婆ちゃんのところにきて、先の地震は予想外だと語っていったとか。
ハッキングできるのか?
だが最後なんだww
まさか国会中継に映ってたりしないだろうなw
見てみたいなww
久々にこっちに
どうも、払い屋の婆ちゃんをもつものです。
地震で津波が襲った地域はよくないものがわんさかうろついているそうだ。
今婆ちゃんはそういうところをめぐって退治しているから
もしかしたらグドラ様んとこにもいくかも。
あと婆ちゃんいわく、神様たちが協力してシフトを組むのは
よくあるお話なんだそうだ。たださすがに九十九神が混じったなんてのは婆ちゃんも聞いたことないそう。
あと推測だが付近の見回りとかもシフトでやってるんじゃないかだって
と前置きは以上で天狗から身ぐるみを剥いだお話。
とある猟師が、山で怪異がおこるので助けてほしいと頼んできた。
婆ちゃんは早速線香や薬草やらを持ってその山へ向かった。
するとどこからともなく木が倒れてくる音が聞こえてくる。
「天狗倒し」と呼ばれるもので婆ちゃんは慌てずに
対象が近づいてきていることを念頭において進んだ。
するとどこからか石が飛んできたり、拍子木(火の用心とかいって鳴らすあれ)の音が聞こえてきたりと、
相手がこちらを威嚇しているのがわかってきた。
それでも進むと遂にババババババと炸裂音がして高速で木から木へ渡り歩く人より少し大柄な影が現れた。
婆ちゃんは眼鬼の術を応用して自作した「藪にらみの術」(俺もかけられたことがある)を使い、見事その影を落とした。
あとは鉄拳制裁を加えて投降させた。
犯人はクマが変化した天狗で、子供が生まれるので猟師を近づけたくなかったそうだ。
婆ちゃんは猟師にしばらく狩りをやめさせる対価として色々と徴収したそうだ。
ただ持って行った薬草は妊娠している天狗に聞くように調合してあげてきたそうな。
あとで婆ちゃん宅にその天狗からと思われるキノコの盛り合わせが届けられた。
…が、そのほとんどをぬらりひょんが喰ったらしい。
クマが天狗に変化したりなんてことあるんだなあ
婆ちゃんの人柄が感じられるちょっといい話だな
てか藪にらみの術かけられたことあるのかww
ばあちゃんどんどん技覚えていくなww
天狗からは何も教えて貰ってないのかな?
お婆さまとグドラ様の邂逅‥‥実現して欲しいなw
お婆さまから見てグドラ様はどう見えるか興味がつきません。
クマの変化の天狗‥‥妖怪の世界は不思議ですね
お婆さまクマを鉄拳制裁したことになりますよね、凄いなw
このクマ天狗、見た目はクマのままなんでしょうか?
あるよ。一昔前に失神ゲームって流行ったんだけど、
あれと同じ感じで意識がスーッと抜けてくんだ。
天狗に関しては翼は生えてなくて、マントみたいなものをはおっていたとか。
顔はクマの面影を残している程度だったらしい。
身重だったからあまり話はしなかったっていうから教わりはしなかったと思う。
ただ婆ちゃんは「あんたなの敵でもなんでもねぇ」っていってたから教わる必要はなかったのかも。
払い屋お婆さまの人、リアルタイムで読めた!
嬉しいなぁヽ(´▽`)/
いつもお話を楽しみにしてます。
つかまだばあちゃん家に居ついてるんだろうか
出会い系とか引っかかってたら笑う
閑話休題
山姥の娘と戦ったお話。
ある日婆ちゃんの家に
少し離れた山にいるという山姥が訪ねてきた。
山姥といっても40代くらいで
差ほど年寄りという訳でもないそうだ。
お茶をだしてやると大層喜び、4杯も飲んだ。
訪ねてきた理由は、彼女の娘が人間をやたらめったらと
襲っているので懲らしめてほしいとのこと。
土産として鹿の角なんかを持ってこられたので
断るわけにもいかず、早速山へ向かった。
山に入るや否や、強烈な突風が襲いかかってきた。
それにも怯まず進むと、6歳くらいの女の子が歩いてきた。
着物を着たそれこそが山姥の娘であるらしかった。
彼女は人間の振りをして婆ちゃんに近づくと、
口から蛇を吐き出した。
だが婆ちゃんはその蛇を捕まえると、口に縄をかませて
動きを止めると、そのまま女の子につかみかかった。
女の子は激しく抵抗し、
鋭い爪で婆ちゃんに切りかかってきた。
婆ちゃんは前もって用意しておいたくしゃみ粉(あるクラゲを乾燥させて粉にしたもの)を撒いて動きを止めると、
殴る蹴る叩く切るので制裁を加え、もう二度と悪さをしないこと、
親御さんのいうことをきちんと聞くことを約束させた。
その後山姥からはお礼の山菜や川魚やそばが
たびたび送られてくるようになったそうで。
ただ半分くらいはぬらりひょんが(ry
そのクラゲ、水族館でみたな
てかぬらりひょんwww
そういう性質の妖怪だが
ネタ投下しに来たらまさかの被りだと…
払い屋のお婆ちゃんのお話した者ですん
さとりの裏をかいたお話
いつも術を使うために使っている薬草を取りにいくために、
婆ちゃんはよく山に入る。
ある日、にわか雨に遭ってしまい、
近くの山小屋で雨宿りをしようとした。
そこに「さとり」がいた。
毛むくじゃらで、猿のような外見をしているそうで。
山小屋に入ると、そいつがどっかりと腰を降ろしていた。
「さとりだな、と思ったな」
そうしわがれた声で云う。
「どうやって退治しよう、と思っているな」
さとりは婆ちゃんとの間合いを詰めてきた。
だが婆ちゃんの方が上手だった。
素早く拳でフェイントすると、反対の手で思いっきり殴った。
心を読めるとは言え、フェイントに対して反射的に顔を
手でガードした所為で、二回目の拳をかわせなかった。
そのまんまタコ殴りにしてKO。
婆ちゃんはさとりを山小屋の外に放り出して、
皮膚の一部をはがしてしみる草を塗った。
さとりはひいひいいって山へ帰って行ったそうな。
お前のバーちゃん、友人帳もってねえか?
心を読まれようがなんだろうが強引にぶちのめすとは、すげえ斬新な戦術。
目からウロコが落ちたわ。
幽々白書の「右ストレートでぶっとばす」を思い出した
婆ちゃんいわく、
「さとりの動きは野生の犬ころぐらいとろいからなんとかなった」
とか。
やっぱ婆ちゃんオソロシスw
心霊メインじゃないのでこちらに
払い屋のお婆ちゃんのお話させてもらった人です
偽物の霊能力者をこらしめた話
とある親戚(俺とは別系統)の家で怪異が次々と起こった。
その家はとある霊能力者に調査を依頼。
「これはいけませんね。強い恨みを持った悪霊がいます」
といって盛り塩をしていったそう。
ところがいっこうによくならない。
たまたま法事関係でその家に行った婆ちゃんが見てみると、
「…塩の置き方を間違えとるな」と。
しかも怪異の原因は床下に狢が潜んでいただけ。
婆ちゃんは早速狢が嫌がるにおいを放つ草を使って床下から
追いだすと、そのままフルぼっこ。
その後婆ちゃんはその偽霊能力者の住所を聞き出すと、
何体かの妖怪(無害な奴等)をけし掛けたらしい。
その偽霊能力者はその後親戚の家に謝りにきたそうな。
猫又に顔舐められたり、
かいなでという妖怪に体中触られたりで散散だったらしい。
妖怪をけし掛けたってw
ぬらりひょんに借りたのか?
恐らくお婆さまの指導(鉄拳)を受けて更正中及び更正したモケモケ達と思われ
>>120さんの通り、かつて退治した奴らをけしかけたそうで。
リアルぬらりひょんの孫現るw
お久しぶりです。払いやの婆ちゃんのお話させてもらってるものっす。
騒音妖怪のお話
少し離れた集落から婆ちゃんに依頼が来た。
「夜な夜な地が裂けるような轟音が響き渡る。もしかしたら天変地異じゃないか」
というもの。
婆ちゃんはすぐさま向かった。
あと何故かぬらりひょんもついてきた。
音が聞こえるのは森の方からだと聞いて、
婆ちゃんはお札と薬草数種を持って一人向かった。
森に入った婆ちゃんは「嘘笛」という口笛を吹いた。
これをやると妖怪が寄ってくるという危険なものである。
すると地響きのような轟音が響き渡り、巨大な影が出現した。
蝉である。ジージーと爆音を立てて鳴いていたそうだ。
婆ちゃんは袖を少し引きちぎるとそれを耳に詰めて耳栓にした。
大きさは3メートルはあろうかという大きさだが、婆ちゃんは怯まずに、ゆっくりと下がる。
大蝉はジージーと鳴きながら迫ってくる。
そのとき、婆ちゃんは石ころをぶん投げた。
それが羽にぶつかった大蝉は落下した。
あとはもう殴るわ蹴るわで大蝉に止めを刺したあと、
後日供養塔を建てて退治完了。
ちなみにその間ぬらりひょんはその編の子供と仮面ライダーごっこやってたそうでww
てか、どういう経緯でできた妖怪なんだろう?虫ってみんな妖怪になんの?
蝉は念か何かの集合体なのかな?
見物じゃね?<ぬらりひょん
にしても、ばぁさま、なんか気に入られてるんな。
供養塔建てたって事は、そんな感じだね。<集合体
安らかでありますように(-人-)南無南無
話を聞いた事がある。それなのかもなぁっと思った。
確か、そういった音にも念がやどっていたりするので、
妖怪化するって話だった。本当かどうかはわからんけど…。
それにしてもぬらりひょん…本当に何しにいったんだw
巨大蝉をボコる婆ちゃんとそこにいるだけのぬらりひょんワロタw
しかしこの婆ちゃん、なんか夏目友人帳のレイ子を思い起こすな・・・
ぬらりひょんも着いてきたってところで「お?これはもしや共闘か!?」
なんて思ったら案の定好き勝手やっててワロタwwww
てか遊んでもらった近所の子供がテラウラヤマシス(´・ω・`)
3mの蝉って‥もはや怪獣では、飛行しながら鳴くのが蝉らしくなく妖怪らしいけど
前のお婆さまの話で出てきた狢についてお聞きしたいのですが狢とはいわいる化け狸なんでしょうか?
それとも狢という個別の妖怪なんでしょうか?
中学生の頃英語の教科書に小泉八雲の狢の話が載っていて級友と
(自分)『これって化け狸のことだろ』(級友)『狢は狢、別だよ』と論争になり決着が付かず、以来疑問に思っているのです。
答えがあれば教えてくださいませ。
遅れてスマン。
婆ちゃんいわく、犬とか猫とか狐とか狸の「化けかけ」をまとめて狢と呼ぶそうです。
だから狢は狸でもあってるし、狢は狢も正しい。
おまけで一つ
幽霊を泣かせちゃった話
少し昔、近くの小学校で幽霊騒ぎがおこった。
突然女の子が倒れ、意味不明なことを口走りだしたらしい。
婆ちゃんが早速呼ばれ、線香と薬草数種類を持っていった。
まず女の子を箒で叩いて取りついていたものを追いだすと、線香の煙で形を作った。
着物姿で毬を持った女の子の幽霊が姿を現わしたんだと。
婆ちゃんはその幽霊の話を聞いてあげた。
要約すると、
・自分は弟がいた。
・自分は突然倒れてそのまま死んだ。
・弟を探しているがみつからない。
とのこと。
婆ちゃんは丁寧に時間が立ち過ぎていること、弟さんももうなくなって、あの世で待っているからと成仏をうながしたが、
幽霊はそんなことないと駄々をこねてきかなかったそう。
婆ちゃんはイライラしてきてついに幽霊に右ストレートを叩き込んだ。
「あまのじゃくなこといってんでね!!自分が死んだってわかってるなら大人しく彼岸さいけ!!」
そう怒鳴ると、幽霊は泣いてしまったそうだが、婆ちゃんは近くのお地蔵様にその子を任せ、成仏させたそうです。
ちょw婆ちゃんwww
相手が子どもでも人外には本当容赦無いんだなwww
お地蔵様は子供の守り神で導き手って話は本当だったんだ
子供の霊は理屈が通じにくい分、性質が悪くなりやすいんだわ。
動物と同じってやつだな。
悪い事は悪いと叱って正してあげるのも愛情がなくちゃできない。
やりかたは違うけど、きっとそんな優しい気持ちがそこにあったんだろうね。
遅れましたが明けましておめでとうございます。
払い屋の婆ちゃんの話をしていたものです。
婆ちゃんがらみではないけど、
ちょっと面白いことがあったので投下します。
婆ちゃんの家に入った泥棒の話
婆ちゃんの家には、除霊に使うための道具が色々ある。
もちろんそれは普段倉庫に入れてしまっている。
婆ちゃんの留守中に、よりにもよってそこに泥棒が入った。
道具は全て木箱に入れて、お札で封をしてある。
自分も見たことがあるが、非常に不気味。
びっくりした泥棒は、そこから飛び出そうとしたが、
入ってきた窓の下からはがさごそと人の気配。
隠れようと思って近くにあった空の箱の中に入ったそうで。
すると奥から足音を立てて誰かが入ってきたんだと。
「誰かいるのかい」
そう低い声で聞こえたそう。
やがて封を破る音と、箱の蓋を開ける音がして
「ここにはいな~い」
「ここにもいな~い」
と中を確認していく声が聞こえていた。
泥棒はやがて、それがだんだんこっちに近づいていることに
気づいた。
やがて自分が入っている箱の蓋に手をかけられたので、
開いた瞬間に泥棒は頭突きを喰らわせた。
しかし、頭突きは空振りに終わった。
なぜなら、蓋を開けたのは首なしの鎧姿の男だったからだそうで。
泥棒は仰天してもうひとの気配など気にせずに窓から飛び出した。
窓の外には誰もいなかった。
泥棒はもう無我夢中で逃げ出そうとしたが、よりにもよってそこに爺ちゃんが返ってきていた。
あの婆ちゃんと夫婦喧嘩ができるほどの実力者である。
その横をすり抜けた泥棒だったが、たちまち追いつかれてとび蹴りから組み伏せられて顔面に鉄拳。
被害はなかったので警察には云わず、厳重注意で終わらせることにした。
婆ちゃんいわく、
「泥棒がへぇったら逃すでねぇぞっていっといたんだがなぁ」
とのこと。
倉庫の霊たちは、お婆ちゃんの言いつけを守らなかったから、更なるお仕置きをされたんだろうか
払い屋婆ちゃんは首無し武者も使役するのか・・・最強のセコムですな
「逃がすな」って泥棒を捕まえてどうさせるつもりだったんだろうか(((((;゚Д゚)))))
でも首無し武者が婆ちゃんに正座させられて叱られてしょげてる様子を想像したら
なんか微笑ましく思えるのは何故だろうw
首がないのに項垂れてる様が
容易に想像できたんだがw
久し振りです。払い屋の婆ちゃんの話をさせてもらっているものです。
妖怪を背負い投げした話
ある道で、夜そこを通ると突然何かが背中にひっついてきて
どんどん重くなり、最後には動けなくなるという怪異があったそうです。
一応朝になると背中にいた何かは去っていくのだが、
不気味だというので婆ちゃんに依頼がきました。
婆ちゃんはぼろ布同然の上着を着て、例の道を夜歩いた。
するとやはり何かが背中におぶさってきたが、
上着が破けてそれはドスンと落っこちた。
婆ちゃんはすぐに振り向くと、
何かが猛然と襲いかかってくるところだったので、
それを背負い投げで投げ飛ばしたそうです。
あとは体制を立て直される前に拳の連打。
正体は人間の子供くらいの大きさはある蜘蛛だったそうな。
その蜘蛛は婆ちゃんから受けた拳で気絶しており、
その隙に焼いて供養塔を立ててきたそうです。
相変わらずのお婆様の鉄拳無双素晴らしいww
相変わらず祓い屋お婆ちゃま最強ですなあwww
夏目レイ子が生きて婆ちゃんになってたらこんな感じだったんだろうか・・・
おばあ様に敵はいないね…
なんだろう、その常に肉弾戦に持ち込む感じ…相手の妖怪(?)達に同情を禁じ得ない
相変わらず無敵に素敵な婆ちゃん(の青春時代)だなぁ… と
読んでいたら終わりの二行で更に噴いた
手際良すぎwww >気絶してる隙に焼いて供養塔
ですよねwww。
でもちゃんと供養してますので勘弁してほしいです。
>>732
供養塔を立てるのは毎度のことなので慣れてるそうですwww。
婆ちゃん曰く、
「払い屋も所詮は人間、憐れみの心を持ってやっていかなくてはならん」とのこと。
…こめん、説得力ないよ婆ちゃん…
>>733
蜘蛛の妖怪って確か、人食い系の話が多かったよな。
ほっといたら、犠牲になった人が出たかもだし……。
退治しちゃって放置じゃなくて、ちゃんと供養塔立てるあたりが、
憐みの心かと。
大体そんな感じです。退治したものも、しっかりと供養しないといけないんわけです。
我々は神ではないですから、いきものを殺して無罪放免といかないものです。
退治できるからといって思いあがると後が怖いです。
ばー様尊敬します
お久しぶりです。
払い屋の婆ちゃんの話をさせてもらっているものです。
実は先日まで私自身が何かに取り憑かれてしまっていました。
今日は私自身の話を投下したいと思います。
笑えないお話ですが、見ていただけると嬉しいです。
私自身が取り憑かれた話
去年の9月頃から、異様なダルさに襲われ始めました。
まるで鉛を背負っているかのように体が重いのです。
始めは仕事の疲れかと思っていました。
しかし、どのような休息を取ってもそのダルさはとれず、
どんどん酷くなっていきます。
その頃から徐々に私は鬱を発症し始め、仕事が手に付かなくなりだしました。
その頃から、私の周りで変なことが起こるようになりました。
箇条書きで表すと
・窓を閉め切ったはずの部屋なのに朝起きると烏がいた
・床に見覚えのない釘が落ちている
・突然包丁がこちらに向けて吹っ飛んできた
・部屋に首つり用の縄が作られている
・誰もいない無人駅で後ろから押される。
その他金縛りやラップ音などが発生しました。
その内私は鬱が悪化し自殺未遂を繰り返すようになってしまいました。
そんなある日、唐突に婆ちゃんが訪ねてきました。
「久しぶりだな、元気してたっか?」
そういってやって来るなり、明るい顔のまま
「こりゃまたいくないモノに憑かれてるなぁ」
といいました。
零感の私にはまったく分かっていませんでしたが、何かに取りつかれていたようです。
「都会のやつはよくわかんねぇなぁ、だけんどもばぁちゃんに任せてくれ」
何しに来たのかよくわからないまま、婆ちゃんは部屋にぺたぺたとお札を張り始めた。
「さて、次はこれを飲めな」
そういって薬草をすったものをお湯に溶かしたものを飲まされました。ものすごく苦かったです。
いくつか飲んで行ったあと、とある草を飲んだところで、強烈な吐き気がしました。
草を戻したと思った瞬間、何か真っ黒い塊が口から出てきました。
それは虫を思わせる動きでかさかさとどこかへ行こうとしましたが、
「孫によくも手を出しやったな!!」
婆ちゃんが某改造人間を思わせる見事なとび蹴りを室内にも関わらず食らわせ、そのままタコ殴りにしてしまいました。
そして動きを止めた塊を持ってきた壺にしまうとお札でふたをしてしまいました。
婆ちゃん曰く、虫の知らせがあったのでわざわざ訪ねてきたそうです。
黒い塊についてあれは何かときいても、
「わかんね」
としか言われませんでした。
それ以来鬱は快方に向かっていますし、怪異は起こらなくなりました。
以上です。お目汚し失礼しました。
婆ちゃんおつ
と言いたいところだが、もっと早く来てやってくれよ。包丁が飛んでくるとか洒落にならんよ。怖い怖い。
超人ばあちゃん、鉄拳制裁ww 相変わらずかっこいいね。
つか、包丁飛んできたところでなんかおかしいって、おばあちゃんに連絡しようよ~。
いやまぁ、鬱状態だったから難しかったんだろうけど……。
改→新だったら華奢ーンだなと 室内であのジャンプは無理か…無理だな
すんでのところでお婆ちゃん来てくれて良かったな
取り付かれるとヤバさに気がついても回避行動とれんのかもなぁ
何にせよ虫の知らせを発信してくれた何かにも感謝だな
そして都会は恐ろしい所なのか 気をつけよう
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