9473727「あそこはAの両親の代からやっている市内有数の老舗でね。Aは愛想が悪くて、ふだんは近所付き合いもほとんどない。昔馴染みの懐かしい味だから通い続ける人も多かったけど、Aが店主になってから厨房の中は乱雑にものが散らかっていて、衛生状態も悪かった」・・



「糸魚川大火災」いったい誰がどう補償するのか


「糸魚川大火災」は中華料理店のA店主が鍋を空焚きしたまま外出したことが出火原因とされている。消火後、姿をくらましたままのA氏に対しては、別の60代女性も怒りを露にする。

「12月の末に、駅前の建物で市が主催する住民説明会があったんです。すべてを失い、先行きの分からない不安のなかで、みんなが怒りに震えていた。

ところが、A氏は姿すら見せず、『Aを呼んで土下座させろ』と怒号が飛びましたが、市職員は『気持ちはわかりますが、本人がそういう精神状態にありませんので……』というばかり」


話題となった糸魚川市の大規模火災



多くの人々に経済的な負担を負わせる原因を作った当のA氏は当初、つきあいのある周囲の家数軒にひっそりと謝罪に訪れたと言うが、パタリと姿を消し、その後の行方はようとして知れない。A氏は、いまどこで、何をしているのか。

同市内に住むA氏の実姉はこう語る。


出火元とされるラーメン店「上海軒」


「弟がやったことを、とにかく本当に申し訳なく思っています。出火の原因は空焚きといわれていますが、それは少し違って。実はあの日、弟は仕込みでラーメンの具材を作るためシナチクを茹でていたんです。

いつもは弟の奥さんの仕事なんですが、あの日は奥さんの体調が悪く、弟が代わりにやっていた。

その作業の途中で、奥さんの様子を見るためにいったん店を離れたのですが、その時にうっかりしたのか、火を消すのを忘れてしまった。今は家族一同、途方に暮れています」・・


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