1: YG防衛軍 ★@\(^o^)/ 2017/01/30(月) 23:52:36.59 ID:CAP_USER9.net
MLBワーストFA契約特集、松坂は20位、井川は13位に
メジャーリーグでは今オフも多くの大型契約が生まれた。キューバ出身のヨエニス・セスペデス外野手は、メッツと4年1億1000万ドル(約123億円)で再契約。注目されたクローザーの「FAトップ3」は、アロルディス・チャプマン投手(カブスからFA)がヤンキースと5年8600万ドル(約99億円)、ケンリー・ジャンセン投手(ドジャースからFA)がドジャースと5年8000万ドル(約92億円)、マーク・メランソン投手(ナショナルズからFA)がジャイアンツと4年6200万ドル(約71億円)で契約した。
日本人最高は…衝撃の総額年俸、これまでのMLB大型契約ランキング
ただ、救援投手史上最高額となったチャプマンとヤンキースの契約は、リスクもあるとして賛否両論を呼んだ。実際、過去には大型契約を結んだものの、不良債権化した選手も多い。米メディア「ザ・チート・シート」 は「メジャーリーグの歴史に残る27のワーストFA契約」と題した特集記事を掲載。不名誉なランキングの中に、松坂大輔、井川慶とポスティングシステム(入札制度)でメジャー移籍した2人の日本人投手が選出されている。
記事ではまず、「今年のFA選手で最高の打者、ヨエニス・セスペデスは早々にメッツと4年総額1億1000万ドル(約123億円)の契約を結び、両者にとっても良い契約のように見受けられている」と紹介。セスペデスの大型契約は理に適ったものだと分析しつつ「しかし、こうした契約はしばしば思惑通りの結果に繋がらないこともある」とも言及し、「MLBの歴史に残る27のワースト契約」を紹介している。
先に名前が挙がっているのは、松坂だ。西武からポスティングシステムで海を渡った右腕は5111万1111ドル11セントの譲渡金と6年総額5200万ドルの契約を合わせて総額約1億300万ドル(現在のレートで約118億円)でレッドソックスに入団。1年目の2007年にワールドシリーズ制覇に貢献し、2年目は18勝を挙げたが、怪我もあり6年間で通算117試合登板、50勝37敗、防御率4.52の成績だった。
松坂の契約は「投資に見合うものではなかった」
特集では、ワースト契約の20位という不名誉な結果に。寸評で「日本での活躍を経てレッドソックスと契約した松坂であったが、その前評判と『ジャイロボール』にそぐうものではなかった」と厳しく評価し、「ボストンで活躍したのは防御率2.90を記録した2008年のみであったが、あまりに多くの四球を与えてしまった」とコントロールの悪さも指摘。「レッドソックス5年間でわずか668回1/3しか投げられず、防御率は4.52であった。レッドソックスの期待と投資に見合うものではなかった」としている。
また、同年に阪神からポスティングシステムでヤンキースに移籍した井川は13位。こちらは入札額2600万194ドルと5年総額2000万ドルで、総額約4600万ドル(現在のレートで約53億円)をヤンキースが投資したものの、メジャーでは5年間でわずか16試合の登板に終わった。
「レッドソックスが松坂に大金を投じた同じ年に、ヤンキースは井川慶と契約を結んだ。5年総額4600万ドルの契約をヤンキースファンは鵜呑みにしてたが、故障に苦しんだ井川は2年間で13先発のみであり、71回2/3で防御率6.66という結果であった」
こちらも、ファンの期待に応えられなかったことを指摘している。