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トランプ氏の助言グループからUber CEOが離脱。一方イーロン・マスクは残留、会合で意見する意向 - Engadget 日本版

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トランプ氏の助言グループからUber CEOが離脱。一方イーロン・マスクは残留、会合で意見する意向

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トランプ大統領の経済諮問グループからUberのトラヴィス・カラニックCEOが離脱しました。一方で、Tesla /SpaceXほかのCEO、イーロン・マスク氏は予定どおり2月3日の会合に出席する意向を示しています。

トランプ大統領の経済諮問グループに参加していたトラヴィス・カラニック氏は当初、「大統領の政策を支持するのではなく、諮問グループのメンバーとしての立場を使って、正しいことを主張したい」とし、やや出遅れたものの移民規制によって影響を受けるUberドライバーにも、訴訟費用などを支援する300万ドルの基金設立を発表しました。

ところが、すでに多数の反トランプ派ユーザーがUberをボイコットする運動を開始しており、わずか1週間のうちにその登録ユーザーが20万人も減る事態に発展。カラニック氏は「我々はあらゆる方法で移民政策の公正化を訴えていくつもりだが、このまま諮問グループにとどまればそれすらできなくなる」として、諮問グループを離れる決断をしました。

対するイーロン・マスク氏は声明を発表し「12月に参加したとき、この国や世界にとって重要な問題について意見することを決めている」、「移民規制に対して明確に反対を表明し、その代替案を示す準備がある」ことを主張。政府のやり方を支持するのではなく、あくまで諮問グループの中から声を上げていく姿勢をアピールしました。また「諮問グループの会合に出席することを良しとしない人々の気持ちも理解できる」としつつも「いま重要な問題に関わっていくことがより良い結果をもたらすはずだ」としています。

ただマスク氏は「経済諮問グループは政策への助言をするだけ」とも説明しており、会合での発言が移民規制を解決するために実質的な効力を持つわけではありません。むしろ声明の中の「私が目指すところは世界が維持可能エネルギーへ移行し、いくつかの星に文明をもたらして多くの雇用を創出すること」という言葉のほうに、グループにとどまる真意がうかがえる気もします。
[Image : Reuters/Shannon Stapleton]
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