9480543男子テニス、国別対抗戦デビスカップは5日、ワールドグループ1回戦の試合が行われ、最終第5試合に出場したカナダのデニス・シャポバロフが打ち込んだボールが主審の目を直撃して失格となり、英国が思わぬ形で準々決勝進出を果たした。



打ち込んだ球が主審の目を直撃、カナダ選手失格で英国がデ杯8強


イスラエル出身の17歳シャパバロフは3-6、4-6、1-2となった場面で、怒りのあまりスタンドに向けて打ち込んだボールが誤って主審の目を直撃。ホームのオタワに駆け付けた観客の前で失格となり、白星を手放すことになった。

予期せぬ形で勝利を収めた英国のカイル・エドモンドは試合後、「奇妙な終わり方だった」とすると「このような場面に遭遇したことはない」と語った。


ボールが主審の目を直撃 多くのメディアが報じる




アルノー・ガバス主審は、ボールを受けた目が腫れあがり、あざができたため近くの病院に運ばれた。シャパバロフも、審判室で治療を受ける同主審のもとに足を運び謝罪している。

英国のレオン・スミス監督は試合後、「最後に起きたことには、正直言って少し驚いた」としたうえで、「あのような形で起きたのは残念。彼は素晴らしい才能があるから気の毒にも思う。きょうの厳しい教訓から学んだと思う」と振り返った。


Denis Shapovalov disqualified for HITTING umpire in face