9481372塗装過程で本来の「新幹線ブルー」とはほど遠い色になってしまった「新幹線公園」の0系新幹線の先頭車両が本来の色に塗り直された。“変な色”になったのは、高額な塗装費用を安くあげようと、専門業者に依頼せず、一般の業者で簡易塗装にしたため。



塗り直しにかかった額は約1600万円。

0系新幹線は、資料的価値が高く引退した車両は、各地に引き取られるなどして展示されている。摂津市も59年に廃車となった0系の先頭車両を当時の国鉄から無償で借り受け新幹線公園内で一般公開してきた。


大阪府摂津市にある「新幹線公園」



野外施設のため、定期的に塗装が必要だったが、専門の業者に依頼した場合の費用は高額だったことから、一般の塗装業者に依頼したところ、本来の「新幹線ブルー」とはかけ離れた水色に、くすんだ白という色合いになってしまった。


塗装後(左)と塗装前(右)
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「本物と違う」などと鉄道ファンらからの苦情が相次ぎ、市は今年度予算に問題の0系の再塗装費用を計上。隣で展示する電気機関車の車両の再塗装も合わせ、JR西日本の子会社に依頼し、先月27日にすべての作業を完了した。

(source: 産経ニュース - 変な0系新幹線、元の色に…ファン苦情、塗り直しに1600万円!! 「ようやく胸張れる」と大阪・摂津市

夢の超特急 新幹線~0系製造の記録~