2017年02月08日
『ソニーの平井氏は2017年は『総括の年』と位置づけているとした記事』が掲載中。
2017年度は「総括の年」
一方で、ソニーの平井社長は2017年4月から始まる2017年度を「総括の年」と位置づける。
「2017年4月から始まる1年間は、『チーム平井』になってから、2度目の中期計画の最終年度になる。不安定な市場環境や、熊本震災の影響もあるが、最終年度の目標に掲げた営業利益5000億円、ROE10%は、やらなくてはならない数値。チーム一丸となってやっていくことを新たに決意した」とする。
営業利益5000億円への到達は、過去に一度達成したことがあるだけの高いハードル。「営業利益5000億円達成に向けた原動力は、エレクトロニクスである」と平井社長は語る。
エレクトロニクス事業は積極的な分社化や事業部の強化などを図り、体質が強くなってきたことを平井社長は強調する。
「コンシューマエレクトロニクスは苦戦が続いた時期があったが、ここ数年で、商品が強くなってきた。BRAVIA、α、サイバーショット、ウォークマン、プレイステーションなど、イノベーションを徹底的に追求したソニーブランドのコンシューマエレクトロクス商品が登場し続けている。これらによって、お客様にふたたびソニーの商品に『ソニーらしさ』を感じてもらえるようになった。現在、コンシューマエレクトロニクスの主要事業が、ソニーグループの収益を大きく改善する基盤になるところにまで回復してきた。テレビも250億円を超える利益を出せるようになってきた。エレクトロニクス事業をさらに強化したい」とする。
平井社長は社長就任以来、コンシューマエレクトロニクス領域の復活は、「商品力の強化」と「差異化が不可欠」だと言い続けてきた。そして、それがソニーの成長へとつながることを証明した格好だ。
平井社長は「高度にネットワーク化された時代には、ハードウェアはコモディティ化し、付加価値はすべてクラウドやサービス側に移ってしまうという意見もある。また、ハードウェアは、イノベーションの余地が残っていないとの指摘もある。だが、最近のソニーの商品を見てもらえれば、伝統的なエレクトロニクス領域においても、まだまだイノベーションを起こし、お客様に感動してもらえる可能性があると明確に感じてもらえるだろう。私は、ハードウェアに求められる機能は変わったとしても、お客様との接点であるハードウェアの存在意義は変わらないと考えている」とする。
そして、顧客とハードウェアとの接点部分を、「ラスト・ワン・インチ」と表現する。
通信業界などでは、ラスト・ワン・マイルという言い方をするが、ソニーの製品は、まさに顧客との直接的な接点において、どんな提案をするのかが鍵だ。実は、平井社長が社内で「ラスト・ワン・インチ」という言葉を使ったところ社員からも反応がよかったことから、それ以来、平井社長は積極的にこの言葉を使い始めた。
「ラスト・ワン・インチは、ソニーが勝負する部分である。ラスト・ワン・インチで、一番大事なのは『感性』にどう訴えるのかという点。ソニーは、ラスト・ワン・インチの部分で、お客様の感性に訴える商品を開発し、それを世界中に届けたい。ソニーは、それができる力を持っており、ここにソニーの強みがある」とする。
・・・と高い目標を掲げていますね。顧客とハードウェアを接点を大切にするとしていて、ラストワンインチという言葉で感性で訴えていくとしており、ゲーム事業意外ではどれだけ善戦できるか?といえそう。
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| [ゲーム]ソニー関連記事 | 19時01分 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑
どうせ又何か売って帳尻会わせるんだろ?
実態ボロボロだからいつかパンクすると思うわ
シャープ 東芝の次はSONYだろうね
| ゲーム情報さん | 2017/02/08 19:21 | URL | ≫ EDIT