【艦これ】それぞれが艦娘になった訳
ーー吹雪
吹雪「えっ……理由ですか?」
吹雪「………」
吹雪「な、何も面白い話じゃないですよ?」
吹雪「ありふれた、何処にでもある話で……」
吹雪「………」
吹雪「……それでもいいなら」
吹雪「田舎の…貧しい農家の末妹に生まれちゃって……あはは」
吹雪「あっ、家族の事は大好きですよ! 貧しいながらもみんな助け合って暮らしていて…貧しいながらも暖かい家族でした」
吹雪「まあでも………暖かいだけじゃ食べていけない訳でありまして……」
吹雪「あはは……まあ稼ぎの面では1番の足手まといですよね、私は」
吹雪「なんか運良く適性があったみたいで、合格したら手当も保証もババーンとでましてっ!」
吹雪「一気に一家の救世主ですよ!」
吹雪「今は、みんな元気で暮らしてますよ。まあ、ビンボーには違いありませんがね」
吹雪「………」
吹雪「とまあ、終わりです。ありがちな話でしょ?」
吹雪「………あれ……」
吹雪「でも……言葉に出すと……あはは」
吹雪「ちょっとお手洗いに行ってきますねっ……」
ーー時雨
時雨「理由……かい?」
時雨「………」
時雨「いや、別にいいさ。何でも聞いてと言ったのは僕だし」
時雨「…………」
時雨「うーん……えーとね」
時雨「金銭的な面も勿論だけど………僕は居場所や役割が欲しかったんだ」
時雨「……ここに来るまで、僕はあまり必要とされてなくてね」
時雨「まあいてもいなくても同じ……いや、寧ろいらない娘だったんだよ」
時雨「そんな扱いでずっと生きてきたからさ、凄く僕自身があやふやだったんだ」
時雨「言いようのない不安にずっと駆られていた」
時雨「とにかく役割、確固とした身分が欲しかったんだ」
時雨「僕は◯◯ですって胸を張って言える事がらが欲しかったんだよ」
時雨「………だから艦娘になったのさ」
時雨「うーん……言葉にするのは難しいね」
時雨「とにかく今はこの身分に喜びを感じる」
時雨「艦娘になって良かったよ」
ーー夕立
夕立「なぁに? 聞きたい事があるっぽい?」
夕立「………」
夕立「艦娘になった理由?」
夕立「それは簡単よ! 死なない為っぽい!」
夕立「どういうことかって?」
夕立「なんか小難しい漢字の……まあとにかく病気だったの!」
夕立「パパとママも夕立の所為でずっとケンカしてたっぽい」
夕立「でも夕立はごめんなさいも出来なかったから……」
夕立「体が動かなくて、ずっとベッドに寝てたっぽい」
夕立「お医者さんがとても優しい人でねっ、いつも色んなお話をしてくれたの!」
夕立「本当に良いお医者さんで……」
夕立「でも……ある日ね、お医者さんが……夕立は死んじゃうって言ったの」
夕立「夕立は……死にたくなかったの」
夕立「そしたら、艦娘になれば助かるって! 体も動くようになるって言われたわ!」
夕立「そして、艦娘になったの!」
夕立「みんな、喜んでくれたわ!」
夕立「パパとママは忙しくて中々会えないけど、幸せに暮らしてるっぽい!」
夕立「妹も出来たのよ! 可愛いんだから! えへへ……」
夕立「泣き虫で心配性なお医者さんだったけど、心配し過ぎっぽい!」
夕立「だから、安心させる為によく会いに行くのよ!」
夕立「夕立の元気な所を見せれば、あの人も安心するっぽい!」
ーー金剛
金剛「ンー? 提督、どうしたノー?」
金剛「何かmeに聞きたいコトでもアルノ?」
金剛「………エ?」
金剛「艦娘にナッタ理由……デスカ?」
金剛「ソレハ…………提督を愛す為デース! I LOVE YOU!」
金剛「ふざけてナイデース! コレはno jokeネ!」
金剛「ンー、どうイウmeaningかワカラナイ?」
金剛「……」
金剛「提督も、そういう娘がイルのは知ってルデショ?」
金剛「つまり……made by machine……ワタシはソノ中の1人ネ」
金剛「提督を愛し、このbodyが朽ちハテるマデ戦う為に生まれてキマシタ」
金剛「………ビックリしタ?」
金剛「ワタシはいま、very happyネ!」
金剛「出自が何であれ、ワタシが提督を愛しテルのに変わらないヨ」
金剛「可愛いsisterに囲まれ、大好きな提督の為に戦う……こんなhappyなコトはこの世にないデース!」
金剛「まあワタシの事はDon't worryネー!」
金剛「………」
金剛「………デモ」
金剛「あまり目を離しちゃNo……ヨ。頑張ルかラ」
ーーポーラ
ポーラ「なぁんですか~提督ぅ?」
ポーラ「艦娘になった理由?」
ポーラ「え~教えてもぉ良いけれど~……面白くないですよぉ?」
ポーラ「ぷはぁっ……ふ~」グビッ
ポーラ「それでも知りたぁ~いんですか~しょうがないですね~」
ポーラ「えーとぉ…………」
ポーラ「vendetta」
ポーラ「そう、vendettaは~復讐ぅ~」グビッ
ポーラ「ひっく……ふぅう~」
ポーラ「ポーラの家族はねぇ~深海棲艦にぃ殺されちゃったんだ~」
ポーラ「お船の上でぇ~楽しくお酒飲んでたらいきなりだよぉ~」
ポーラ「だったら1番早いのわぁ、艦娘になることだよねぇ~」グビッ
ポーラ「あはぁ~……ひっく」
ポーラ「なぁに~飲み過ぎだってぇ……」
ポーラ「お酒を飲んでるとぉ~あの日を忘れられないでいるんですからぁ」
ポーラ「時間は怖いですよぅ。何でも色褪せさせちゃいますからぁ~」
ポーラ「家族で飲んだぁ、最後のお酒~」
ポーラ「この気持ちをポーラはぁ~忘れないですぅ~」グビッ
ポーラ「ぅい~……ひっく」
ポーラ「………」
ポーラ「絶対に……忘れない」
ーー明石
明石「えっ……艦娘になった理由ですか?」
明石「な、何ですか急に…」
明石「べ、別に隠す事でもないですけど」
明石「……うーん、まあ簡単ですよ」
明石「研究をするためです」
明石「うーん……女で
コメント一覧
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- 2017年02月09日 23:06
- この話題で面白い話にするのは難しいだろ…やらない方が良かったな
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- 2017年02月09日 23:07
- 一人一人のドラマが有るかと思いきや
消化不良のうん.こでしたとさ
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- 2017年02月09日 23:17
- 殺伐とした艦これやな
深海棲艦が鎮守府まで来て水鉄砲で遊びあってる世界もあるのに
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- 2017年02月09日 23:24
- まーた☆1ホモガイジが湧いてんのか
なんてなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
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- 2017年02月09日 23:35
- 殺伐とした鎮守府に那珂ちゃんが!
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- 2017年02月10日 00:01
- 個人的には悪くなかったかな
でも、ここから一歩進んで物語になってほしかったかな
今のはただインタビューってだけだから、もう終わったの?解決というか、幸せにならんの?あと、酒飲むだけ?って感じがしちゃう
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