1: 鉄チーズ烏 ★@\(^o^)/ 2017/02/12(日) 15:22:57.45 ID:CAP_USER9.net
日本ハムの大谷翔平投手(22)が、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を欠場することが決定した。大谷の「欠場」をめぐっては、球団が日本野球機構(NPB)よりも先に発表するなど混乱した。NPBは、球団と連絡の行き違いがあったことを認めたが、常設化した日本代表「侍ジャパン」の情報管理能力で脇の甘さが露呈する形となった。
日本ハムがキャンプ地の米アリゾナ州ピオリアで、大谷の「投手としてのWBC欠場」を発表したのは米国時間の1月31日。日本は2月1日のキャンプインを迎えた朝だった。宮崎県日南市で広島を視察していた日本代表の小久保裕紀監督は、この事態を把握しておらず、「突然の発表で詳細を把握していない」と述べ、戸惑いの表情を浮かべた。
本来なら、小久保監督が把握していて当然の情報で、侍ジャパンを統括する「NPBエンタープライズ」が発表すべき案件。今回の混乱について、NPBの井原敦事務局長は「球団とNPBの間で連絡の行き違いがあったのは確か」と認めた。
日本ハムによると、NPB側に今回の件を伝えたのは米国時間の1月29日。井原事務局長によると、日本ハムからは(1)大谷の右足首の状態が悪く、調整が難しい(2)投手としてコンディションを100%に持って行くのは難しい(3)打者としては今後の進み具合で(出場の)可能性はある-という3点の報告を受けており、小久保監督にも伝えていた。このやりとりの中で「欠場」という言葉は出たものの、井原事務局長は「キャンプに入って日本ハムから細かい情報が来ると思っていた。(日本ハムが)会見をするという認識もなかった」と説明した。
WBCの大会規定では、「登録メンバー28人のうち投手は13人以上」と定められている。このため、大谷の「投手不出場」は全体のメンバー編成に関わってくる。日本ハムが先行会見したことについて、井原事務局長は「日本ハムも大谷君を思ってのこと。キャンプで別メニューをやっていると詮索される。負担を軽くするということもあったのだろう」と一定の理解を示した。ただ、今回の混乱は「侍ジャパン」が組織として一丸になって機能していないという現実が浮き彫りになってしまった。
大谷は野手としての出場の可能性もあったが、小久保監督は「100(%)で動けないことのリスクを考えると、とても無理させられない状況」として、登録メンバーから外すことを決断。代わりにソフトバンクの武田翔太投手が選ばれた。
大谷は「投手の柱」の一人として、3月7日の1次リーグ開幕戦のキューバ戦で先発が見込まれていた。さらに、打者としての活躍も期待されていただけに、WBC欠場は侍ジャパンにとってあまりにも大きな痛手。小久保監督は「彼(大谷)を中心に考えていたが、前に進むしかない。逆に翔平がいなくなった分、チームの結束というものが高まるのを期待したい」と前を向いた。2大会ぶりの世界一奪還はより険しい道となりそうだ。
2017.2.12 14:00
http://www.sankei.com/sports/news/170212/spo1702120008-n1.html
誰が監督やっても一緒一緒