9485263米大リーグで、試合時間短縮のための改革案のひとつとして、敬遠を申告制にするルールを導入する計画があることが判明し、野球ファンの間で議論となっている。敬遠の申告制とは、投手がボールを4球投げなくても、打者を一塁に歩かせることができるというもの・・



プロ野球「時短策」案 「敬遠を申告制に」ファン反発


同記事では、大リーグ機構がルール変更を選手会に通告したことをスポーツ専門局『ESPN』が報じたと伝えており、「大リーグでルール変更されれば、日本のプロ野球でも導入される可能性がある」と記している。

日本球界は、2008年より「試合時間マイナス6%」を掲げ、「攻守交代は全力疾走」「投手は(無走者時)、捕手から返球を受けて15秒以内に投球」「バッターボックスは、絶対に外さない」など「Speed Up 11ヵ条」を明示。

2015年には、日本野球機構の熊崎勝彦コミッショナーが、「ゲームオペレーション委員会」を設立するなど、時短が大きな課題となっている。


敬遠、大リーグで「申告制」に? 日本も来季以降導入か


試合時間短縮のための改革案で、ESPNによると、新ルールでは1度の敬遠で約1分短縮できるという。

ストライクゾーンは、現行ルールでは「膝頭(ひざがしら)の下部」とされている下限を、「膝頭の上部」に変更する。

低めのストライクゾーンが2インチ(約5センチ)高くなるため、打者が有利になるとみられる。大リーグ選手会が同意するかどうか注目される。


プロ野球史上最長試合(実働時間)



敬遠の申告制について、ツイッターでは、

「そもそも野球は、投球から全てが始まる。ボールを投げ無いと言うのは、もはや野球ではない」
「投げないで歩かせる。もう野球じゃないね」
「それならホームランは回らなくていいのか? 他に削るところあるのに」
「敬遠のボールを打っちゃう輩がいるかもしれない的なワクワク感がなくなる。これはこうなってほしくないな・・・」
「敬遠球を投げる投手への心理変化、暴投、盗塁、ホームスチール。いろんなドラマがある場面を試合時間短縮のためにルールにするとか何なの???」

「もっと他に時短できる所あると思うんだけどな~。敬遠申告制はちょっと味気がなさ過ぎるよ」
「敬遠が1試合1回として、1分ぐらいしか短くならないだろ?」・・


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