881: 本当にあった怖い名無し:2009/01/11(日) 05:30:06 ID:xvIfWsNc0
           ,, _   
          /     `、 
         /       ヽ
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        l  U  し  U l 
        l u  ___ u l__
         >u、 ( ゚ω゚ )| _U   \
       /  0/    \u    |
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      |  /   /⌒)( ̄\_/ / 
      |   ̄ ̄  /  \    /
      ヽ___/    \_/ 
          \       /
           |       /
           |  /\ \
           | /    )  )
           ∪    (  \
                 \_)

       【我が子を喰らうサトゥルヌス】

syokotan


483: 本当にあった怖い名無し:2009/01/25(日) 02:37:06 ID:8vL5k+nM0
715 名前: セン・ゲットー(愛知県)[] 投稿日:2008/06/13(金) 10:16:22.25 ID:pLEdAwcw0
昔住んでたところの近くに、まさにこのキチガイみたいなのがいたわ。

ウチでも犬飼ってたんだけどさ、普段は大人しいんだけど救急車やら消防車のサイレンに
つられて遠吠えするのがなおらなくて、いつもうちのバカワンコがうるさくてスンマセンて話をするんだけど
そのキチガイを除く近所の人はみんな「それ以外は大人しいから全然大丈夫よー」って言ってくれたのな。

で、そのキチガイ。3日に1回はインターホン押して「犬がうるさい!黙らせろ!」って怒鳴ってくる。
吠えた日も来るけど、吠えてない日も3日に1回のペースで来る。
すんません、って言わないと怒鳴り続ける。


精神病院にぶっこまれてたみたいなんだけど、身内がいなくなってどうしようもなくなり追い出されたらしい。
頭は完全にイカレてて他の家の人の話だけど、車に立ちションされたり、包丁を持ってウロウロしてた
ってこともあったみたい。車も持ってるんだが、クラクション鳴らしながら暴走してるのを何度も見た。

ある日インターホンを押さずに直接家の敷地内に入ってきた。
犬を黙らせろ、と喚き散らしてる。手にはゴルフクラブ。もうポリスしかないと思った。
数分後、警察がサイレンを鳴らしてパトカー4台で登場。チャリンコ部隊もあわせて10名以上。
近所の人たちも塀越しに集まってきて「○○さんー大丈夫ー?家に隠れてなさいー!」って声をかけるが
おれ、このキチガイを殺したくて殺したくてしょうがなかった。

警察がキチガイを取り押さえて話しかけるんだけど、ヨダレと涙たらしながら叫ぶ
キチ「今のサイレンでも犬が吠えただろうが!!またうるさくなった!!!お前らがきたからああああ!!」
警察、昔からの事情を知ってるから『やれやれ…』って感じでキチに言う。
警察「おじさん、あんたここの家のワンちゃん、半年前にひき殺しただろ? もう鳴き声聞こえんじゃろうが…」



485:
本当にあった怖い名無し:2009/01/25(日) 03:29:40 ID:Wb+1aCSB0
>>483
笑えるコピペスレに貼られてたけど
断然このスレ向きだよな。



484:
本当にあった怖い名無し:2009/01/25(日) 02:59:55 ID:MfqCoeWd0
後味悪いって言うより、こんな吉に轢き殺されたワンコや
飼い主の気持ちを思うと、涙が出てきた。



505:
1/3:2009/01/25(日) 22:57:18 ID:cFbE90swP
水木しげるの「怪奇猫娘」
鬼太郎に出てくる猫娘の原点になったキャラが主人公の話。

猫を捕っては三味線の皮として売り飛ばす「猫捕り」を生業としている男がいた。
が、ここのところ猫が捕れず、妻が妊娠してる上病気だというのにほとんどお金がない状態。
ふと、墓守の老婆の家に大猫がいることを思い出した男は、墓守の家に行く。

幸い老婆は留守だったが、現れた大猫は本当に巨大で、まるで豹のよう。
それでも格闘の末、男は猫を殺し持ち帰った。

しかし家に帰ると、妻は死んでいた。ふと気がつくと猫の姿も消えている。
足跡を見つけ、たどると、墓守の家に続いていた。


墓守の老婆はあれは百二十年生きてきた烏猫で、
お前にたたりがあるぞと言うが、男は笑い飛ばし、翌日妻を埋葬した。

すると墓の中から赤ん坊の泣き声が。土をどけ、出てきたのは女の赤ん坊だった。
それを見て老婆は再び、たたりが来たからその子を捨てろと警告するが、
男は妻が墓の中で産んだのだから自分の子だ、

お前にとやかく言われる筋合いはない、と突っぱねる。

赤子はみどりと名づけられ、大切に育てられるが、一歳になった頃、妙な癖があることに気づく。
魚やねずみを目にすると目が釣りあがり、牙をむき出しにしたまるで猫のような形相になり、
それを食べ終わるまで
元の顔に戻らないのだ。
偉い医者にも見せたが原因はわからず、治すことも出来ない。
老婆はその子は今殺しておいたほうが幸せだと言うが、男は無視した。

そして十年後。男は三味線の製造でお金持ちになり、みどりも普通に小学校に通っていた。
が、ある日隣の子の弁当の魚のにおいに反応して、猫になってしまう。
噂は広まり、みどりは「猫娘」と呼ばれ

いじめられるようになった。


506: 2/3:2009/01/25(日) 22:57:58 ID:cFbE90swP
そして噂を聞きつけたサーカスからスカウトがくるが、みどりは見世物になるのは嫌だから、と断る。
しかし彼等が仕掛けた罠にかかり、みどりは動物として檻に入れられ、
サーカス団に連れて行かれてしまった。


興行先でなお、見世物になるのを嫌がるみどりを、
親方は無理やり刃物を突きつけ、鞭で打って舞台に上がらせる。

みどりの顔に近づけられるねずみ。必死で我慢するが……とうとう観客の前で猫面になってしまった。
客は喝采を浴びせるが、みどりは泣いた。

そうして一ヶ月が過ぎ、みどりの父親は仕事も家もすべて手放し、
行方不明になった我が子を探してあちこちを旅していた。

そしてついにある町で「猫娘」とのぼりの出ているサーカスのテントを発見。

もしやと思い裏から覗こうとするが、
親方に殴られ叩き出されてしまった。
仕方なく父は警察に連絡する。

たまたまみどりが一人でいるところに警察からサーカスに電話がかかってきた。
みどりは「急いできてください」と言うが、
親方に見つかりひどい折檻を受ける。

と、次の瞬間、魚もねずみもないのにみどりが猫に変わった。
驚く間もなく親方は、みどりに喉を食い破られ死んだ。

警察が来た時にはみどりはおらず、親方の死体だけが残されており、みどりは殺人犯として手配される。

一人夜の街を歩くみどり。自分が勝手に猫になり、
人を殺した記憶は全くなかったが、手配されたことは知っていた。

お父さんに一目会いたいと歩き続けるうち、警官に見つかりデパートの屋上に追い詰められる。
やむなくみどりは窓伝いに
下へ降りて逃げようとするが、中で働く事務員に見つかってしまった。

相手は魔物だ、とモップで彼女を無理やり落とそうとする事務員達。
「どうしてあなたがたは私を………くるしめるのですか おねがいです たすけてください」
そう訴えるみどりに、容赦なくインク瓶が投げつけられる。

ついに我慢できなくなった男性事務員が強引にみどりを落とすが、

彼もまたバランスを崩して下に落ちてしまった。
警官が駆けつけると、そこには男性事務員の死体があるだけ。

そのせいで彼もみどりが殺したと勘違いされ、よりいっそう追及は厳しくなった。


507: 3/3:2009/01/25(日) 22:58:46 ID:cFbE90swP
母の墓の前に着き、私もお母さんのところへ行きたい、と泣くみどり。
墓守の老婆が猫いらずを勧めるが、
みどりは気味悪がって逃げだした。
自宅に帰り着くと、すでに売り払われ人手に渡っている。

みどりは担任の先生を頼ろうとするが、彼もみどりが世間で

恐れられている猫娘だと知ると、彼女を恐れ震える。
泣く泣くみどりは先生の家を後にした。その影は猫の姿になっていた。


ついに警察に見つかり、みどりは追い詰められしかたなく煙突の上へ登る。
しかし下からも警官がやってきて、
上からもヘリが迫ってくる。
「こんなことならいっそ死んでしまおう」
そう言って泣くみどりにようやく追いついた父親が「みどり 死んじゃだめだ みどり!」と呼びかける。

その時、遠くの空から烏の大群が現れた。烏はあっという間にみどりを囲むと、彼女を連れて飛び立った。
父親は必死で後を追いかけたが、あっという間に烏は見えなくなってしまった。

泣く父の前に老婆が現れ、告げる。

「あの子はとうとう幸せになれたよ……… いまごろはあの烏山で骨になっているだろうよ…」
老婆はさらに続けた。
「けっきょくお前のくるしみはお前の殺した烏猫のくるしみと同じなのだ
猫娘に何も悪いことをしなかったと同じように お前の殺した烏猫も何も悪いことをしなかった
たたり……とは命を軽々しく生活の手段にしようとしたお前の只一つの返事だったのだ……よう考えるがええ」



508:
本当にあった怖い名無し:2009/01/26(月) 02:48:06 ID:V9UzmBEfO
すごい面白そうだ…
読みたくなった



510:
本当にあった怖い名無し:2009/01/26(月) 05:17:06 ID:nK9gINZV0
高校の頃の話、仲いい連中集めて肝試ししようぜって事になって
男女10人で夜の学校に集まったんだ

メンバーの中には俺が憧れてたSさんも居た
まあ今考えると肝試し主催した奴もSさん目当てで企画したんだろうな
で、無事何事もなく肝試しが終わり帰ろうかって時…


いないんだよ…主催者とSさんが!
最初はみんなふざけてたんだけどだんだん変な空気になってきてさ…
男連中が探しに行っても見つからなくてそのうち女の子はパニックになるわでもうめちゃくちゃ!
これはマジでやばいから警察呼ぼうって話になった時…二人は戻ってきた
いつもと違う様子で…
そしてこう言った



「俺達付き合う事になったからww」


次の日の昼休み、そんな話をリア充がしていたのを俺はジャンプを読みながら聞いていた
奴らが肝試しで青春を満喫していた時間俺は…

ドラクエ5でビアンカとフローラどちらと結婚しようか悩んでいた
肝試しには呼ばれていない



652:
本当にあった怖い名無し:2009/01/29(木) 21:09:48 ID:NaNtg/fs0
既出かもしれんが、ドラッグオンドラグーンってRPGの武器説明がなかなかいい感じ

とりあえず一例を挙げると

『鬼を裂くもの』
鬼に家族を惨殺された鍛冶屋が復讐のために鍛え上げた剣。
斬りつけた者の魂を、また主の魂を吸い取り破壊の力へと転換する能力を持つ。

腕の良かった鍛冶屋は、王国より「鬼を斬る名剣を打て」との命を受ける。
名剣を鍛えるべく苦心する鍛冶屋の家に、突如鬼が現れた。

鬼は「鬼を斬る剣は、怒りと憎しみを持つ者が打たねばならない」と告げ家族を惨殺して去った。
鍛冶屋は家族の亡骸を抱き血の涙を流した。

鍛冶屋は家族の亡骸も葬らず、剣を打った。剣が打ち上がり、復讐に燃える鍛冶屋。
しかし、その姿は、鬼を斬る剣を持つ新たな鬼の姿だった。



660:
本当にあった怖い名無し:2009/01/29(木) 21:38:52 ID:DzZDXAyn0
>>652
なんとなく「うしおととら」の獣の槍を思い出すな。



835:
本当にあった怖い名無し:2009/02/02(月) 07:57:34 ID:E/qTWZen0
地獄先生ぬ~べ~

主人公の鵺野は生徒たちからぬ~べ~と呼ばれ慕われている小学校教師。
霊能力者であり、霊的磁場が強いせいで怪現象が起こりやすい学校周辺にて皆を守る日々を送っている。

学校近くの公園に、流しの餅売りの屋台がやってきた。
商いをしているおじさんはホームレス寸前の薄汚い風貌で、
生徒たちは不審に思ったが、物珍しさから試しに餅を買ってみた。

するとおじさんは買ってくれたお礼として、占いをしてあげると言って細長い紙を渡してくれた。
渡された生徒はおみくじのようなものだと思い、
ますます胡散臭いおっさんだと思いながらその紙を見た。

紙にはその生徒が何年にどこの街で生まれたかということからはじまり、
その生徒が経験してきた様々な出来事が大量に書きつづられていた。
区のコンクールで賞をもらったという公のこともあれば、
隣の席の子を泣かせてしまったというごく限られた者しか知らないようなことも書かれていた。

読んでいる途中でおじさんは紙を取り上げた。
そこから先は未来のことだから、詳細に知ってはいけないからと、
あとは口頭で、もうすぐ恋人ができるといったことを告げた。

おじさんは占いによって小学校の有名人になった。
餅を買ったらお礼に見せてくれるからとおじさんの餅の売れ行きは良くなった。
鵺野は実際におじさんを見て、おじさんが自分とはまた異なる能力者であることを察した。

おじさんは、全宇宙の過去未来が記されているアカシックレコードなるものに
自在にアクセスすることができる人物だった。
そんな能力を持つおじさんが何故こんなところでくすぶっているのだろうと鵺野は疑問に思うが、
おじさんはそんなに大したものじゃないと言って照れて笑うだけだった。

書道の時間に使っていた古新聞の中に、おじさんの写真が載っていることに生徒たちは気づいた。
それは、当時テレビで予言者としてもてはやされていたという
おじさんを詐欺師として訴えるといった内容のものだった。



836: 本当にあった怖い名無し:2009/02/02(月) 07:58:29 ID:E/qTWZen0
おじさんはデビュー時こそ予言を次々と的中させていたが、
致命的な予言ミスを幾度も犯し干されていった。

その外れた予言の中には、飛行機がテロにあって墜落するというものがあった。
おじさんの予言を信じた人々により搭乗者のキャンセルが相次ぎ、
飛行機会社はおじさんを訴える方針であり、他にも被害を受けた企業が
訴訟を起こす構えにあると書かれていた。


おじさんは詐欺師で、訴訟の借金のせいでホームレス寸前になりながらも、
まだ同じことを続けているのだと生徒たちは憤った。

確かに過去のことは全て当てられていたが、占いは未来をあててこそ価値があるものであり、
恋人ができる云々も、可能性としては十分にあることだからただの出まかせではないかと疑った。

新聞をつきつけて糾弾してくる生徒たちに向かっておじさんは、
竹薮から金塊が見つかるだろう、この予言は絶対に当たるからそれで信じてくれと言う。
生徒たちはその日、橋で釣りをする予定だったが、おじさんが本物の予言者か否かを知るため竹藪に向かった。

夜中まで竹藪を掘りつづけたが金塊は見つからず、
やはり嘘つきだと生徒たちはおじさんを責め立てた。

なにも言わずに去っていくおじさん。生徒たちが怒りながらも諦めて帰った後、鵺野がおじさんの前に現れた。

おじさんは本物の予言者のはずなのになんで嘘の予言をしたのだと聞く。
おじさんは無言で鵺野を橋のそばに連れていった。橋の上を犬が通った瞬間、橋が崩れた。
この橋は老朽化が進んでいたが利用者がいないために気づかれていなかった。
犬一匹の重さで崩れるほどだった。
人気のない穴場として目をつけた生徒たちが予定通り釣りに来ていたら、

彼らは橋と共に落下して死んでいただろうという。

飛行機のテロは本当に計画されていた。
しかしおじさんが予言を公にすることで搭乗者が減り、そのためにテロリストたちは計画を頓挫した。
おじさんには、予言を言わずにいたらテロが起こることも、
言うことで自分が世間から責められることも見えていた。


今回のことも同様だった。真実の悪い予言をしていたら、
不信感を抱いていた子供たちは嫌がらせだと思って無視して死んでいた。

だが、こんなことでもしていないと、自分はただの人生の覗き魔でしかないのだからいいんだ、
そう言っておじさんは屋台を引いて去って行った。



837:
本当にあった怖い名無し:2009/02/02(月) 08:04:04 ID:AujQBSw7O
>>836
いい話じゃないか。



30:本当にあった怖い名無し:2008/12/22(月) 17:14:50 ID:qD0CPfDS0
昨日、会社のトイレの鏡の前で
「CDTVを御覧の皆様、こんばんわ。平井堅です。
今日は先週リリースされたボクのニューシングルを聴いてください。」
と、ビブラート全開で社歌を熱唱していると、奥の個室から専務が出てきた。
「平井くん、会社に遊びに来てるのかね?」と、仰られ、手を洗わずに出ていかれた。

その日の夕方、先輩の平井さんが主任に呼び出され注意を受けていた。
すんません、それ、オレです。



49:
本当にあった怖い名無し:2008/12/23(火) 00:26:38 ID:+E0ck0ds0
>>30
平井さんカワイソスww



71:
本当にあった怖い名無し:2008/12/23(火) 23:38:38 ID:MGd+SU9C0
俺の後味悪い思い出。
小学生の頃、遠足とか社会見学とか合宿の時だけなぜか体調不良になる欠席する友達Aがいた。
そういうイベントは俺やそいつみたいに勉強嫌いの頭悪い奴にとっては
勉強しないで山登ったり工場見学できたりするお楽しみイベントなので、Aはとても悔しがってた。

で、Aとつるんでた俺と他の3人はいつも、欠席したAに遠足とかの土産を色々持っていってた。
その当時、俺らの学年ではきれいだったり形が変わってたりする石を集めることがなぜか大流行してて、
いかに多くの素敵な石を所持するかでみんなが競い合ってる感じだった。
今にして思うとわけわからんが。


で、遠足で行った先の川にすげえ綺麗な石がゴロゴロあったから、みんなでそれ拾って土産としてAにやった。
Aは喜んでくれて、Aの妹がその石を羨ましがって、でもそいつも「友達が俺にくれた石だから」ってんで
欲しがる妹には絶対にやらずに大事にしててくれた。

でもある時Aと妹がケンカした時、

妹が例の石を持ち出し、あろうことか凶器として使用(顔面に投げたり石で頭殴ったり)したらしく、
Aは救急車で病院に運ばれるほどマジの大怪我をした。

で、後日、元々の発端は俺らがそんな石を持ってったからだってんで俺の家に
Aの母ちゃんが怒鳴りこんできて、俺は謝って、両親も土下座していた。他の3人とこも同じ。
学校でも「○○達(俺ら)のせいでA君が大怪我をしました」って先生に叱られて皆の前で引っ叩かれた。

確かに俺らが石をやったせいなんだけど、でもまさか妹がその石を使って兄貴をボコるなんて思わなかったし、
ただ単に友達に土産をやりたかっただけなのに…と、当時は怒られて爆泣きしつつとても後味悪い気分だった。

Aと俺らは今でも友達でよく飲みに行ったりするけど、Aの母ちゃんと妹は未だに俺らのこと嫌ってて
前にAを迎えに行った時に偶然妹に会って「あんたらのせいで兄貴が怪我したのにまだ一緒にいるなんて!」
と怒鳴られて、いやいや兄貴に怪我さしたのはお前じゃねーかよと
思いつつ反論も許されず二重に後味悪かった。


ちなみにあの事件以降はAへの土産を「安全第一」に4人で吟味して決めたから特に問題は起こらなかった。



73:
本当にあった怖い名無し:2008/12/23(火) 23:53:57 ID:wHJQQP+r0
>>71
言ってやりゃいいのに
「お前が兄貴を殴ったからだ、他人のせいにすんな」と

でも石で人の顔面を殴りつけるような女じゃ
ボーダーかもね
普通は小学生でもやらない
刺激しないほうがいかも



83:
本当にあった怖い名無し:2008/12/24(水) 03:13:19 ID:iZqoCS8L0
>>71
一行目の「イベントの日に限ってなぜか体調不良になる」Aの理由が
次第に明かされるのかと思ったら(´・ω・`)

つか4人が雁首揃えといて何で一人も反論できない?
それにAも4人が言われっ放しのままにしておく?
胸糞レベルの話だわ



176:
本当にあった怖い名無し:2008/12/25(木) 04:51:11 ID:kZlF3WQL0
「レンタルファミリー」

裕福だが、非常に躾の厳しい家庭で育った17歳の主人公。
思春期に差し掛かると、親や祖母の口出しが鬱陶しく感じられ、
ことあるごとに友人にそれを愚痴っていた。

ある日、靴の脱ぎ方に関して祖母に叱咤されたことを友人に話していると、
友人が「レンタルファミリー」なるものを紹介してくれた。
なんでもレンタルビデオの家族版のようなもので、
今の家族にそっくりな役者を期間に応じた金額で貸し出してくれるのだという。

帰宅した主人公は早速レンタルファミリーをネットで検索し、
ひとまず一週間コースを選んでレンタルを申し込む。
料金は、父親の財布から勝手に持ち出したクレジットカードで支払っておいた。

翌日、レンタルファミリーからとある住所が記載された封筒が届く。
その住所へ向かうと、そこには見た目は今の家族と瓜二つなのに、
性格は間逆で、主人公にこれでもかというくらい尽くしてくれる仮の家族がいた。
祖母は主人公の好きなように振舞わせ、両親も何一つ文句は言わない。

毎晩夕食は主人公の好きなものばかり用意され、夜更かししても少しも咎められなかった。
しかしそれも束の間、一週間経過するとレンタルファミリーから再び封筒が届き、
中には「期間は終了いたしました」のひと言が記載された紙が入っていた。
そして主人公を待ち受けていたのは、
一週間ろくに家に帰らなかったことを烈火のごとく叱咤する両親と祖母。
そんな家族に嫌気の刺した主人公は、今の家族と決別することを決意する。


177: 本当にあった怖い名無し:2008/12/25(木) 04:51:32 ID:kZlF3WQL0
再びレンタルファミリーを申し込んだ主人公は、
今度は期間を設定せず、月極式で申し込む。
家族に気づかれないよう身の回りの整理をし、置手紙をして家を出る主人公。
それからは何をしても叱られない、薔薇色の人生を楽しんだ。

そんな幸せな日々が続いたある日、レンタルファミリーの家が火事に見舞われる。
主人公以外は主人公を見捨てていち早く脱出したらしく、
主人公は2階の自室に1人閉じ込められてしまった。
窓から必死に助けを求める主人公。
が、野次馬の中にいたレンタルファミリーは見てみぬふりを決め込む。

主人公が希望を見失いかけたそのとき、部屋のドアを蹴破って1人の男性が現れた。
それは消防隊員でもなく、レンタルファミリーでもなく、紛れもない本当の父親の姿だった。
「どうしてここが…」薄れゆく意識の中主人公が父親に尋ねると、
「娘の居場所も分からない親がどこにいる。毎日心配で見に来ていたんだ」と父は言う。

(やっぱり、本当の家族が一番なんだ…今までごめんなさい)

主人公が目を覚ますと、そこは病室だった。
目の前には心配そうな面持ちでこちらを見つめる家族がいた。
「今まで叱ってばかりいてすまなかった」
「私もごめんね、○○がそんなに気に詰めていたとは知らなくて…」
「これからはもう少し○○の気持ちも考えるようにするからね」

主人公に謝罪する家族。主人公は目に涙を浮かべ、
「謝るのは私の方。今回の件で家族の大切さが身に沁みて分かった。本当にごめんなさい」
と家族に今までの反抗を謝るのだった。


178: 本当にあった怖い名無し:2008/12/25(木) 04:52:12 ID:kZlF3WQL0
そうして主人公は無事退院し、平常通り学校へ通えるまでに回復した。
その日は主人公の18歳の誕生日。
家族と打ち解けて初めて迎える誕生日に、胸を躍らせながら帰宅する主人公。

満面の笑みで玄関の扉を開けると、そこはシーンと静まり返っており、誰もいない様子だった。
(パパもママもおばあちゃんも、出掛けてるのかな…もしかしてプレゼント買いに行っているのかも)
そんなことを思いながらリビングへ向かうと、そこには一枚の封筒が。
送り主はあのレンタルファミリーだった。

不思議に思って中を開けると、
「調理費」「躾費」「教育費」「送迎手当」などと、
よく分からないことが書かれた料金表のようなものが。
主人公が次々と紙を捲っていくと、
その末尾には「救出特別手当」と「期間は終了いたしました」というひと言が書き添えられていた。



183:
本当にあった怖い名無し:2008/12/25(木) 11:09:30 ID:8uTAfg7Y0
>>178
最初の厳しい家族もレンタルで
オリジナル家族が別にいたって解釈で良いのかな?



186:
本当にあった怖い名無し:2008/12/25(木) 12:10:05 ID:y1FTvNMN0
>>183
厳しいほうの家族がレンタル、甘いほうが本物の家族
実は手におえない餓鬼だった主人公をレンタルに預け、
その罪悪感から一時的に主人公を預かって甘やかしたが、それに味をしめて
主人公が戻ってこようとしたために火事を装って殺そうとした
という風に俺は解釈した



187:
本当にあった怖い名無し:2008/12/25(木) 12:38:25 ID:37BTlcGLO
>>186
うわ~…
後味の悪さ倍増…



198:
本当にあった怖い名無し:2008/12/25(木) 23:16:15 ID:CfDdr5c8O
>>186うまいけど原作は違った
本当の家族はいない。本当の親が死の直前残りの財産で
レンタルファミリーを18才まで契約してた
大人になった時一人でも生きていけるように18まで厳しく育てて下さいと託したのだ



317:
本当にあった怖い名無し:2008/12/28(日) 00:32:10 ID:kY2Mo8Nj0
「まんぼう」

主人公は明るく可愛い女子中学生。
クラスメートのイケメンが主人公に惚れていると、
先日の林間学校の際に打ち明けたと噂されている。
イケメンはからかわれたことを気にしてか、異様に主人公を避けるようになっているが、
その態度がますます自分への好意の裏返しのように思えて主人公は意識してしまう。

林間学校以来変わったことに、友人の態度があった。
主人公の友人は小学校高学年から極端に太りだし、豚だの象だの言われ放題だった。
今までは、からかう側の男子たちは、友人に面と向かって堂々とそう呼びかけており、
友人の方も「うるせー馬鹿」とハッキリ言い返したりと、やり取り自体はカラっとしたものだった。

だが、近頃加わった悪口のレパートリーである「まんぼう」に対しては友人はひどく暗い態度で、
言い返しもしなかったし、そう言う男子たちもささやくように、
悪口が漏れたかのように装って陰湿に聞かせてくるのだった。


クラスメートの女子たちが図鑑を見て笑っていた。見ているページにはまんぼうの写真が。
男子が言うように、まんぼうは友人の横顔とそっくりだった。ブタや象とは違い、洒落にならないほどに。

だからこそ、男子たちは陰湿に言い、友人も本気で傷ついているのではないかと主人公は思った。
まんぼうと呼ばせるのをやめなければと男子たちを問い詰めたところ、名付けたのはイケメンだとわかった。

イケメンは以前、草笛という女子生徒の笛の匂いをかいで
「くさい笛」と言って名前を笑い物にし、不登校に追い込んだことがある。
でも先生に怒られて以来反省したように見えていた。
なんでまたこんなことをしているのか、怒りながら主人公はまんぼうと呼ぶのをやめさせるようイケメンに言った。

イケメンは必死な様子で謝り、そのことを承諾しながら、
まんぼうと呼ばれていたのは友人ではなく、友人と一緒にいた主人公の方だと言った。


318: 本当にあった怖い名無し:2008/12/28(日) 00:33:27 ID:kY2Mo8Nj0
まんぼうという呼び声を聞くことはなくなったが、何故主人公がまんぼうと呼ばれていたのか、
その詳細は教えてもらえなかった。
主人公は気になって気の弱い男子に脅すよう問いかけた。

「どうして私がまんぼうなの? 似てないじゃない」
そう言うと、おびえていた様子だった男子は一転して笑いだし、
「だったら友人はまんぼうと似ているというのか ひどい奴だな」と言った。
その事を恥じ入る主人公に「どうせ誰にも言えないだろ」と笑いながら男子は全てを打ち明けた。

林間学校の脱衣所には、代々男子の間で伝えられているのぞき穴があった。
穴からはせまい範囲しか見えず、そこから見えたのは主人公の裸体だけだった。
男子たちは代わる代わる主人公の裸を見て興奮していた。
「よせよ、それ以上見るとイケメンが怒るぜ」と、ある男子がそう言ってイケメンをからかった。
イケメンはからかわれる恥ずかしさのあまり、主人公のことなど好きではないと怒鳴り、
「あいつ、まん毛ぼうぼうだし今度からまんぼうって呼ぼうぜ!」と言った。

主人公はその日、家に帰って号泣した。
親にも教師にも言えない問題で、泣き寝入りするしかなかった。
だが、友人にはこのことを告げなければいけなかった。
自分がまんぼうだと言われていると思って友人は傷ついているに違いないから。

が、打ち明けてみたところ「うん、知ってた」と友人は重々しく言った。
それなのに自分は「友人=まんぼう」だという前提で友人の前で男子を批難していた、
自分こそが友人を傷つけていたのだと知り、主人公はまたしても恥じた。
そこから立ち直るのに三年はかかったという。



323:
本当にあった怖い名無し:2008/12/28(日) 01:56:04 ID:WmEjusz7O
アニメ天才バカボンの一話
クリスマス前に、バカボンとパパとで街を歩いてたら、フランス料理屋があった。
フランス料理を食べた事のない二人は、窓ガラス越しに必死に匂いを嗅ぐ。

金持ちの客を店員が見送りに出た時に、ガラスに張り付いている二人を発見して怒るが、
金持ちの客はフランス料理を食べた事のない二人に同情して、クリスマスの日にご馳走すると約束をする。
それからパパは一切食べ物を口にせず、たくさん料理が食べれるように出来るだけ体重を落とそうとする。

クリスマスの日、金持ちの家は火事になり、財産が一切無くなってしまう。
しかし二人との約束を守るために、なけなしの一万円を持って店に行く。
体重が少なくなったパパとバカボンが店に行く途中、ある家の前を通ったら、
そこの主人が「うちは代々クリスマスの日に一番最初に家の前を通った人にご馳走をしているのだ」

と言って、無理矢理二人を家に連れ込んで無理矢理口に和食のご馳走を詰め込む。

満腹になってフランス料理屋に着いた二人。
金持ちは空腹でたまらないが、二人にご馳走をする。満腹でフランス料理を食べるパパ。

「お味はどうですか?」と店員が聞くと、「まずい!まずいのだ!」とテーブルに乗り、料理を放り投げる。
外に出て野良犬を数匹連れてきて、ご馳走を食べさせる。

店員が怒ると、「犬が食べるのか確かめたのだ」

結局料理はめちゃくちゃ。
暴れてお腹が空いたパパは「うちに帰ってママにご飯を作ってもらうのだ」と店を出る。

帰り道、「あんな物を食べてると馬鹿になるのだ。あの金持ちは馬鹿なのだ」と言うパパ。

店の前では、金持ちがお腹の虫を鳴らしている。
店の中のご馳走を覗いて、「ああ、あのご馳走が食べたい。そうだ、匂いを持って帰ろう」

と、窓ガラスに張り付いてるシーンで終わり。



324:
本当にあった怖い名無し:2008/12/28(日) 02:20:16 ID:G2U26kqHO
うはあダークだな…
バカボンって後輩の家を燃やしたりなにげに酷い展開多いよな



346:
本当にあった怖い名無し:2008/12/28(日) 14:18:08 ID:GC978yID0
藤子不二夫「絶滅の島」

ある日、突然世界中にUFOが出現し人間を虐殺しまくる。
主人公の少年はたまたま離島ツアーに参加していて、難を逃れていた。
最早、地球上で生き残ったのは、主人公を含めこの離島にいる数十人。

しかし、その離島も宇宙人に発見され、次々と住民はUFOに捕らえられていく。
主人公はツアーで仲良くなった少女と中年のおじさんと一緒に逃げるが、
途中、少女は宇宙人に見つかってさらわれてしまう。


ショックで落ち込む主人公に、おじさんは夕飯であるトカゲの丸焼きを差し出して言う。
「このトカゲは昔、漢方薬の材料として重宝されていた。
だが、そのために乱獲されとっくの昔に絶滅したと思われていたんだ。
しかし、この離島のトカゲだけは人間の手を逃れ生き延びていたらしい。

世紀の大発見だが、今更そんなことが分かってもどうにもならんな」
その後、主人公達は、少女を取り返すため、宇宙人のアジトに乗り込む。
そこで主人公が見たのは、串で貫かれ火あぶりにされている捕らえられた人々の姿だった。
(※昔から親しんできたドラえもんパーマン絵でのグロ描写はかなりくる)

そのあまりの非情な仕打ちに激昂する主人公に、まだ息のある吊るされた少女の姿が飛び込んでくる。
制止するおじさんの声も聞かず、助けようとした主人公を宇宙人が取り囲む。
少女は主人公達を誘い出すための囮だったのだ。



347: 本当にあった怖い名無し:2008/12/28(日) 14:19:37 ID:GC978yID0
何とか主人公達は少女を連れて逃げ出すことに成功するが、
途中おじさんは二人をかばって宇宙人に殺され、主人公も大怪我を追い宇宙人に追い詰められる。

そこへ追い討ちをかけるように、大量のUFOが空から降りてくる。

「もうだめだ」意識を失いかけた主人公が、最後に見たのは自分達を捕らえた
宇宙人と後から来た宇宙人が何やら言い争っている光景だった。(※1)


気がついたとき、主人公は後から来た宇宙人のUFOの中にいた。
怪我も完全に治っている。宇宙人が治してくれたらしい。

宇宙人はその後、主人公と少女を会わせ、二人を地上に帰す。
手と手を取り合って歩いていく二人を見送りながら、宇宙人は人間には分からない言葉で何かを呟く(※2)

<以下、宇宙人の言葉を地球語に翻訳>
(※1)
後から来た宇宙人「お前達、一体何をしている!」
主人公達を捕らえた宇宙人「私たちは離星ツアーに来ただけで……」
後から来た(ry「嘘付け、お前達は密猟グループだろう!ウチュウケナシザルの捕獲は宇宙法で禁止されている」
主人公達を(ry「すいません。ウチュウケナシザルの丸焼きが円形脱毛症に効くと聞いたもんだから」
後から(ry「それは迷信だよ」
主人公達を(ry「がくっ」

(※2)
後から来た宇宙人「良かった。危うく、宇宙の生物をまた一種絶滅させるところだった。」



348:
本当にあった怖い名無し:2008/12/28(日) 15:13:20 ID:wPiaq0iT0
これは…やっぱり藤子不二夫の才能だな



406:
1/2:2008/12/29(月) 21:20:51 ID:W0uKK2wo0
「ジャバウォッキー(講談社)」という漫画の中の1エピソード「RED STAR」

時は19世紀末。
主人公は、世界的な秘密結社「イフの城」に属する女エージェント。
世界を大規模な破壊や災厄から守るための活動を使命としており、
相棒の、恐竜の末裔であるガンマンと共に世界を駆けている。
(恐竜の末裔ってなんだとかそういう話は今回の話にはあまり関係ないのでスルー推奨)


ある日「イフの城」は、中国清朝の西太后が、何者かに暗殺者を差し向けたという情報を手に入れる。
当時の中国は欧米列強からの植民地化が進んでいる最中。暗殺者を用いた目的が、
欧米に対する報復としての要人暗殺だとしたら、新たな大戦争の契機となりかねない。
主人公たちはそれを防ぐため、暗殺者の後を追ってその任務を妨害しようとする。


だが暗殺者の狙いは、外国の要人などではなかった。
片田舎の農村で、生まれたばかりの赤ん坊。占術によって「長ずれば中国大陸
全土を血の色に変える」と予言されたその子供を、まだ幼い内に抹殺することが西太后の真の目的だったのだ。

主人公たちの仲間のエージェントは、これは自分たちが介入すべき問題ではないとして撤退を主張する。
だが、幼い頃から国家の道具として育てられ、そして使い捨てられた過去を持つ主人公は、
権力者の都合でいわれなく殺されようとしている赤ん坊を、見捨てることができなかった。
そして相棒のガンマンもまた、「子供の命を見過ごした明日に希望は無い」と彼女との共闘の意思を示す。


407: 2/2:2008/12/29(月) 21:21:17 ID:W0uKK2wo0
そして暗殺者との決戦。
戦いのさなかで、暗殺者は主人公に予言の内容を告げる。
それによれば、近い将来、成長したその赤ん坊の号令一つで、この大陸から7000万人の
命が失われるのだという。

「その子の将来は死屍累々だぞ」
「そんな奴のために死ぬんだ お前は」
「くだらない」
「それでも助けたいのか?」

主人公は短く答える。「当然よ」

そして、暗殺者は撃退され、子供の命は守られる。

戦いが終わった後、主人公と相棒はふたりで月を見ながら語り合う。
安らかに眠る赤ん坊を抱きながら、本当にこれでよかったのだろうかと自問する主人公。
相棒は「誰にだって救う価値はある」と述べ、ただ言葉少なに主人公の行いを肯定した……


____


この守られた赤ん坊の名前は、「毛沢東」。
個人的には好きな話なんだけど、受け取り方次第では後味が悪いというか色々と考えさせられる。
長くてごめん。



409:
本当にあった怖い名無し:2008/12/29(月) 22:19:24 ID:z5mYxidM0
そんな凄い占術なら
どうすれば確実に抹殺できるのかを占えば良いのにねw



410:
本当にあった怖い名無し:2008/12/29(月) 23:00:17 ID:ayuym3QdO
そうだね



412:
本当にあった怖い名無し:2008/12/30(火) 00:29:16 ID:TawedXyW0
「トワイライトゾーン」では、未来人がヒトラーを赤ん坊のうちに
暗殺しようと計画し、刺客を送るという話があるな。

暗殺には成功したものの、別の赤ん坊がさらわれて
ヒトラーとして育てられ、結局歴史は変わらないばかりか
過去に行った未来人も死んじゃって、結局命を無駄にしただけという・・・



415:
本当にあった怖い名無し:2008/12/30(火) 03:49:16 ID:+0GUFC8V0
>>412
考えてみりゃ「ターミネーター」もそういう話だなぁ
>過去に行って未来の元凶の芽を摘もうとする
送り込まれた過去=現代だということだけれど



509:
本当にあった怖い名無し:2009/01/02(金) 01:54:22 ID:3vd58Vel0
唯川恵「過去が届く午後」

主人公の有子は広告デザイナーで、その業界では
大きな賞を受賞するほどの有名人。
有子は自分が主役の受賞パーティーで、
かつての同僚、真粧美と再会した。

有子と真粧美は、有子今勤めているデザイン事務所の
同期。
デザイナーとしての才能は真粧美が一段上であったが、
二人は良いライバルとして切磋琢磨し合っていた。
だが結婚を機に真粧美は事務所を辞め、
現在そのデザイン事務所で有子は重要なポジションにいて、真粧美は金沢で平凡な主婦をしている。

自分を祝うためにパーティーに駆けつけてくれた真粧美と

会場ではひと言ふた言程度しか会話することが出来なかった有子だが、

数日後、真粧美から小包を受け取った。
それは同期時代に有子が真粧美に貸して、
そのまま借りパクされていた画集だった。
手紙が同封されており、
「先日は会えて嬉しかった。あなたの活躍を見て、
 自分のことのように嬉しい。
 借りていたことを思い出したので返します。」
みたいな内容の手紙だった。


510: 本当にあった怖い名無し:2009/01/02(金) 02:00:28 ID:3vd58Vel0
それ以降真粧美から、さまざまな借りていたものを
小包で返送される有子。
たとえば今では貸したことすら忘れたスカーフとか、
さほどの値段ではないタクシー代とか、
急に生理になったときに渡したナプキンや、
スペアのストッキングなどが、
真粧美から一週間おきに返送されてくるのである。
うすうす異常を感じ始めた有子は、
真粧美が今の自分が変化のない平凡な毎日を過ごす
鬱憤を自分にぶつけているんだろう、と受け取り、
「もう借りたものは気にしないで。
 ご主人は元気ですか?私は家庭もなく、
 帰っても一人です。金沢は緑も多くいいところだそうですね。羨ましいです。」
など、真粧美が溜飲がさがるであろう言葉を使った丁寧な手紙を返信した。

だがその数日後、有子のもとにまたもや小包が送られてくる。
「たしかにお返しします」の手紙と共に送られてきた
それはオレンジジュースの飲みさしと、サンドイッチふた切れだった。


511: 本当にあった怖い名無し:2009/01/02(金) 02:04:22 ID:3vd58Vel0
さすがに真粧美がかなり精神的に不安定であると確信した有子は、
真粧美に直接電話して話を聞くことにした。
「なにかあったの?」と問いかける有子に、真粧美は
「有子の持っているもの、立場は全て本来私が得るはず
だったものに違いない。だから私が有子に借りを返せば、
私と有子は正しい立場に戻るはず」などと謎の論理を展開する。
「ヤバイ」と感じて絶句する有子に、
真粧美は自分の旦那と電話を交代する。

実は真粧美の旦那はかつて有子も恋していた
男性で、二人は三人での友人関係をキープしつつ、
お互いいつ抜け駆けできるか探っていた過去があった。

三人で飲みにいく約束をしていた日に
有子が遅刻してきたことによってその男性と真粧美は
付き合うことになったのだった。

その日は何事もなかったように電話を切る有子。
数日後、またもや真粧美から有子宛に郵便が届く。
それは今までとは違い人間が入りそうなほど大きく
異臭を漂わせた段ボール箱であった。

真粧美からのメッセージカードには
「これで有子に借りたものは最後です。
 本来は有子のものです。返します。」とだけ書かれていた。

唯川恵っていうと、どうでもいい感じの恋愛小説とか
OL応援メッセージエッセイばかり書いてるイメージだし実際
そうなんだけど、 なぜかこの短編集だけ後味が悪い短編ばっかり。
なぜか舞台はほとんど金沢。



513: 本当にあった怖い名無し:2009/01/02(金) 02:13:55 ID:1+pLclcEO
>>509
乙。
これ、「世にも奇妙な~」で見たよー。原作があったんだね。
只、後味じゃなくてじわ怖かも?ってオモタ。



521:
本当にあった怖い名無し:2009/01/02(金) 09:35:38 ID:Te8YdDNSO
>>509
乙。
メンヘラ怖ぇぇ!
読んでみよ。



827:
本当にあった怖い名無し:2009/01/09(金) 19:34:46 ID:uj55vbXZ0
【ラルクの歌詞の意味まとめ】
Driver's high→特攻隊
snow drop→雪ではなく核爆発で発生した灰が降ってくる。核汚染が過ぎ去るまで眠って夢を見てる。
HONEY→入院中で瀕死の男が恋人を道連れ
DIVE TO BLUE→自殺
forbidden lover→敵国同士の恋人
いばらの涙→ジャンヌダルクの処刑
Anemone→キリストの処刑
HEAVEN'S DRIVE→マスコミ批判
Peeping Tom→マスコミ批判
I'm so happy→身体障害者
静かの海で→月

【軽い解説】
Driver's high
お気に入りの服→軍服、鋼の翼→戦闘機

snow drop
PVで核爆発
暖かな雪が降り注いでいた祝福されたように→核戦争によって発生した「核の冬」が終わり日光が降り注いでいる
※核戦争が発生すると舞い上がった灰によって数年間太陽の日射しが通らなくなる。

HONEY
今も色あせたその景色は真っ白な壁に飾ってある→病室の窓
かわいた風→人工呼吸器

forbidden lover
重なり合えぬ色彩→国旗



909:
本当にあった怖い名無し:2009/01/12(月) 12:22:11 ID:hXj66IIa0
漫画ザ・シェフにあった話

今年還暦の実業家+同年輩で車椅子の妻+実業家の歳の離れた弟(故人)の元嫁32歳+その子1歳
の4人家族が暮らす豪邸に、実業家の誕生日パーティ用の料理を作りに来た味沢(主人公)。
実業家は亡き弟の子供を跡継ぎに…など考えて、弟の死後も元嫁たちを家に置いていた。
元嫁はたいそうな美人でいつもしとやかに車椅子妻の車椅子を押している姿が印象的であった。

だが実は元嫁は、
厳格な実業家と瞳の奥に冷たさを宿した車椅子妻との自分を押し殺した生活耐えられなく、
豪邸の庭で無農薬野菜作りを担当している24歳の若者と愛し合い「私を連れて逃げて!」と泣いていた。

それらを元嫁に同情している家政婦に教えられ何とかしてくれと頼まれた味沢が返した返事は
「わたしなら実業家に抱かれますね この家で自分を確立させるにはそれが一番w」だった。

そしてパーティの日、世界一のフォアグラに家の無農薬野菜を添えた前菜を出す。
「野菜がいくら良いものでも所詮は脇役
 主役が素晴らしいものであれば脇役を良くする以上の効果が得られる」と。

それをじっと聞いていた元嫁は「わたしも主役になって輝きたい!」と思う。
そして立ち去る味沢にお礼をいい、実業家に抱かれに行くのだった。終わり


なんかわけわかんなくって後味が悪かった



912:
本当にあった怖い名無し:2009/01/12(月) 12:59:03 ID:njjzMY/i0
>>909
うわー後味悪いw悪すぎwww

っていうか、作者って何時代の人間だよw



932:
本当にあった怖い名無し:2009/01/12(月) 23:29:30 ID:gC2wBOSo0
買い物を終えて自分の車に乗り込もうとしてたら、
駐車場の前の道路を、一台の軽自動車が通り過ぎていった。
軽自動車の後部をふと見た瞬間、「???」ってなった。

ワイパーの付け根から「赤いリードのようなもの」が伸びてて、
その先には「赤い首輪のようなもの」をつけた「茶色いぬいぐるみのようなもの」がつながれてて・・・
ポンポンポーン!って軽快に弾みながら引きずられていった。
一瞬事態が把握できなくて、我に返ってから「ウッオー!!」って叫びながら追いかけたけど、
すでに大きい道に出てしまったようで間に合わなかった。

「きっとぬいぐるみを使ったイタズラに違いない」と自分に言い聞かせたものの、
イタズラのためにあんな可愛らしい色のリードと首輪を用意するだろうか・・・?
楽しく談笑しながらドライブするような母娘(そういう風に見えた)が
そんなイタズラするだろうか・・・?

いろんな疑問が出てくる。
思い返してみると、「茶色いぬいぐるみのようなもの」は、
ヨークシャーテリアの子犬や、子猫や、フェレットが伸びきったような
生々しい形をしてた気がする。

もしかして、ワイパーにつないだままのペットに気づかないまま
走行してたんじゃないだろうか・・・

もしイタズラじゃなかった場合の数十分後を考えると、すごく後味悪い。



934:
本当にあった怖い名無し:2009/01/13(火) 00:45:15 ID:YQSLQEdCO
>>932
うわあああああ
後味悪うぅぅぅぅぅぅ



転載元:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1231854048
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1229875549