【艦これ】榛名「はるにゃはだいじょーぶれしゅ」 提督「嘘つけ」
提督「痛っ! おい誰だこんなになるまで飲ませた奴は!」
金剛「Sorry……実は美味しいと評判のチョコレートをゲットしたのデスが」
比叡「お酒入りのやつで……」
霧島「一口食べたらパクパクと」
提督「止めなかったのか?」
金剛「気がついた時にはすでに遅かったデス」
金剛「取り上げようとしたらとんでもなく暴れ出して、3人がかりでも手がつけられなかったネ」
榛名「えへへぇ」
提督「……」
提督「はぁ……やれやれ。こんな状態で出撃させるわけにはいかないしな」
提督「午後からの作戦には、榛名の代わりに別の艦娘を組み込もう」
霧島「お手を煩わせてしまい申し訳ありません」ペコリ
提督「気にするな。ただ、代わりの艦娘には謝っておけよ」
比叡「もちろんです!」
比叡「ほら榛名、提督から離れて」
榛名「やっ!」バキッ
比叡「ふっ!?」
バタンッ
霧島「右拳が比叡お姉様のミゾオチに!!」
比叡「ほ……あ……っ」ピクピク
金剛「榛名! 姉妹に向かってなんてことするデス!」
榛名「はるにゃはてーとくといっしょがいいれしゅ」ギュッ
金剛「こらっ!! ワガママはNOネ!」
提督「いいよ、俺が面倒をみる」
金剛「What?」
霧島「そんな……そこまでご迷惑をおかけするわけには……」
提督「これから出撃するお前らに精神的負担をかける方が良くない」
提督「それに、気が済んで寝てしまったら楽なもんだろ」
金剛「では榛名をよろしくお願いしマス」
霧島「比叡お姉様、立てますか」
比叡「な、なんとか……」スッ
バタン
提督「とは言ったものの」
榛名「うふふー」スリスリ
提督「どう手懐けるか」
提督「しかし、榛名がこんなに酒癖が悪いとはな」
榛名「てーとくー」グイッ
提督「!?」
榛名「ちゅー」
提督「や、やめろ榛名! 酔いがさめたら後悔するぞ!」
榛名「ちゅー!」
提督「離れるんだ!」グイグイ
提督「?」
提督(動きが止まった)
榛名「てーとくは」
提督「!」
榛名「てーとくは、はるにゃのこと……きらいでしゅか?」ウルウル
提督「い、いや……そういうわけじゃないが」
榛名「しゅきあり!」チュッ
提督「んむっ!?」
榛名「えへへー」ニコニコ
提督「お前……」
榛名「てーとくー!」ガバッ
提督「!?」
提督「え」
榛名「なでなで」
提督「まあ、そのくらいなら」
ナデナデ
榛名「ふふ」ニコニコ
提督(これでおとなしくなってくれれると嬉しいんだが)
榛名「てーとくー?」
提督「何だ?」
榛名「てーとくはー……はるにゃのこと、しゅきでしゅか」
提督「……?」
榛名「はるにゃのこと、しゅき?」
榛名「しゅーき?」ニコッ
提督「……そうだな、好きだよ」
榛名「えへへ」ポッ
榛名「はるにゃもー、てーとくのこと、だいしゅきでしゅ」
提督「そうか、ありがとう」ナデナデ
榛名「♡」
提督(しかしすごい変わりようだな)
榛名「♪」
提督「……」
提督(これからどうするか。書類片付けもろくにできないし、というか榛名が離してくれないと何も……)
榛名「てーとく」
提督「どうした?」
提督「何だと」
榛名「あちゅいので、ぬがせてくだしゃい」
提督「……マズイな。とうとうポーラ化が始まったか」
提督「脱ぐのは禁止だ、ガマンしろ」
榛名「むー」プクー
榛名「じゃあじぶんでぬぎましゅ!」ヌギヌギ
提督「なっ!? こらやめろ!」ガシッ
榛名「はなしてくだしゃい!」ブンブン
提督「そうはいくか」パシッ
グイッ
榛名「やー! はーなーしーてー!」ジタバタ
提督「残念だったな。ポーラの暴走を止めているうちに」
提督「拘束スキルがレベルアップしたんだよ。これで身動きがとれまい」
榛名「てーとくのえっち!」
提督「は?」
榛名「てーとくのえっち! へんたい! けだもの!」
提督「お、おい! 誤解を生むようなことを叫ぶな!」
榛名「しゅきあり!」シュバッ
提督「あっ、しまった!」
榛名「えーいっ」ヌギヌギヌギヌギ
バサッ!
提督「一瞬で服を!?」
榛名「はー、すずしー」ヌギヌギ
提督(やばい! 下着も脱ごうとして……!)ヌギヌギ
ササッ
提督「……間に合った」
榛名「ふえ?」パサッ
榛名「……これ……」
提督「頼むから抵抗しないでくれ。な?」
榛名「……」クンクン
榛名「てーとくのにおい」
提督「え」
榛名「」クンクン
榛名「てーとくのにおいがする……」クンクン
榛名「ふふ」ニコニコ
スタスタ
ゴローン
榛名「てーとくー、えへへ」クンクン
提督(ソファーに寝転んだ)
榛名「……てーとく……むにゃ……」
提督(眠ったのか?)
提督「やれやれ。ある意味ポーラよりタチが悪いな」
提督「いや……俺が知らないだけで、酒癖の悪い艦娘はもっといるのかもしれないな」
提督「そうだ、脱いだ服を片付けないと」
スタスタ
提督「ブラにパンツまで……。榛名のやつ、本当に全部脱いだのか」ハァ…
コンコン
大淀「失礼します提督。明日の出撃任務についt……一体何があったんですか」
提督「おお、いいとこに来てくれた。じつはかくかくしかじか」
提督「というわけで、この衣服を片付けてから、榛名を自室のベッドに寝かせてやって欲しいんだ」
大淀「な、なるほど。だからそんなにお疲れなんですね」
提督「顔に出てるか?」
大淀「ええ、まるで絵に描いたように」
大淀「お気になさらず」
ガチャ
榛名「……てーとくー……」ムニャムニャ
――
――――
――――――
――翌日――
提督「榛名が部屋から出てこない?」
霧島「はい。どうやら昨日の出来事をハッキリと覚えているらしく」
金剛「今朝起きたら急に壁に頭を打ちつけ出して、やめさせたら布団にくるまってしまいまシタ」
提督「覚えてるのか……それは何とも……」
提督「ところで比叡は?」
提督「……よし、俺も行こう」
霧島「提督がですか?」
提督「俺も大きく関わっているからな。一緒に説得してみる」
金剛「私たちの問題なのに、重ね重ね申し訳ありまセン……」
提督「いいんだよ」
スタスタ
――――
コンコン
金剛「榛名、入りマスよー」ガチャ
榛名「放っておいてください!」シュッ
比叡「ごはっ!?」ドスッ
バタンッ
霧島「比叡お姉様!!」
提督(来てみたら急にこれか)
比叡「お、同じとこを……何度も……」ピクピク
榛名「その声は金剛お姉様……! ですから放っておいてくださいと、何度も言ってるじゃないですか!」
榛名「なのに比叡お姉様は無理やりお布団を引っ張って……正当防衛を働かせたまでです!」
提督(布団の中から器用な奴だ)
霧島「放っておけませんよ! 元はといえば、私たちがチョコの暴食を止めなかったせいですし……」
霧島「それにこのあと出撃しなければならないんですよ?」
金剛「恥ずかしいのは分かりマスけど、いつまでも昨日のことを引きずっていては…」
榛名「2人は知らないから言えるんです! 提督の前であんな……あんな醜態……!」プルプル
金剛「その提督が、今ここに来ていマス」
榛名「えっ」
金剛「榛名を説得するため、わざわざ来てくださったんデス」
榛名「……」
金剛「分かりまシタ」
霧島「比叡お姉様、立てますか」
比叡「うん……」スッ
バタン
提督「榛名」
榛名「……」
提督「気にするな……とは言わないが、気にしすぎはよくないぞ」
提督「失敗はいくつも、誰にでもあるんだ」
榛名「……」
提督「それに、幸い俺1人に知られただけで…」
榛名「見ましたか」
提督「え?」
榛名「私の裸を」
提督「……嘘偽りなく言うぞ」
榛名「!!」
提督「だが安心してくれ、もう記憶から消した」
榛名「そ、そんなに都合よく記憶は操作できません!」プルプル
提督「本当だよ」
榛名「では胸のホクロも?」
提督「ホクロ? そんなもの無い……あっ」
榛名「やっぱり提督はウソつきです」
提督「わ、悪かった……。けどな」
提督「綺麗だったぞ」
榛名「!」
提督「綺麗だった。見とれてしまいそうだった」
榛名「……っ」
コメント一覧
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- 2017年02月14日 23:46
- ……で、今日はバレンタインデーだった訳ですが、お前らはちゃんとチョコをもらえましたか?勿論貰えましたよね?
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- 2017年02月14日 23:47
- ※1 ログインして貰ったぞ(憤怒)
-
- 2017年02月14日 23:55
- ※1
表出ろ
-
- 2017年02月15日 00:00
- ※1
ちょっと裏に来い
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