『月刊少年ガンガン』連載、「とある魔術の禁書目録」の114話
一ヶ月ごとに当麻戦と一方通行戦とが交互して、今回は当麻戦。ヴェントとの戦いが大詰めとなりました。接近してヴェントのハンマーに触れようとしたら避けたことで、ハンマーの能力は右手(幻想殺し)で打ち消せると判明。「いける」と意気込むもヴェントとてそう簡単に接近を許しません。むしろ今まで以上に実力を発揮して当麻を追い込んだ!
が、ヒューズ=カザキリの能力(魔力の循環不全を引き起こす力)により血を吐いて苦しそう。そのダメージは恐らく当麻以上だろう。ギブアップを勧告するも聞き入れるハズもなく、ヴェントは科学を憎む理由を語り始める──
幼い頃、弟と二人で遊園地で事故に遭った。何重もの安全装置、全自動のプログラムといった頼もしい言葉だったのにも関わらず、だ。希少な血液型だったために輸血は二人分を用意できず、弟が「お姉ちゃんを助けて下さい」と言ったことからヴェントは助かったものの弟は死亡。以来、弟を殺すことになった科学を憎み続けているそうだ。
はい、ここから当麻の説教タイムね。自分のせいで弟を死なせてしまったと悔やんでるのは理解できるものの、一番の敵は科学ではなく恐らく自分自身。
弟は自分よりも姉が助かることを望んだのだ。その思いをどうして汲んでやらない? 小さな子供だろうと そいつの決断があったからこそ今も生きてるんだろ? その価値はお前が一番 分からなきゃいけないんじゃないのか!?
科学を憎んで他人に憎まれ続ける生き方なんて間違ってんだよ!!!
双方の意見は最後まで食い違い、ヴェントは決着の最大攻撃を撃ち放つ。その攻撃をかわすのではなく真正面から右手で受け止め、そして打ち消した当麻!
後はもうお決まりコース。
もう一度 やり直して来い この大馬鹿野郎!!!
と、94話でビアージオを殴って以来、約1年半ぶりの男女平等パンチが炸裂しました。
ちなみにアニメ2期22話の同じ場面ではこんな顔芸でした。こっちに比べりゃまだマシですね。
これにより三度に渡る戦いも遂に決着。やれやれといったところにもう 一波乱が起きてしまう!
倒れたヴェントを救う男性。それはヴェントと同じ『神の右席』の一人である「後方のアックア」でした。倒したばかりなのに また新手と戦わないといけないのか? 当麻としてはヤバイ状況です。
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