ケンシロウ「ハンター試験?」
ケンシロウ「黒王…おまえ…」
ケンシロウ「む!胸の傷が……!ユリア……!!」
ピシャァァァン!
ケンシロウ「……どこだここは……」
トンパ「おや、兄ちゃん新人だね。ここまで来るのは疲れただろ?これは差し入れだ」
ケンシロウ「……あぁ、ありがとう」
ケンシロウ「…待ってくれ、ここはどこだ?」
トンパ「ええ?何しに来たんだい兄ちゃん!ハンターになりたいんじゃないのかい?」
ケンシロウ「ハンター?」
ケンシロウ「何だハンターというのは…」
トンパ「もーやだな~冗談キツイぜ?じゃ、俺行くから頑張れよー!」
ケンシロウ「…この水…どうやって飲むんだ?」
ケンシロウはとりあえず缶を握ると缶は潰れ中からジュースが出てくる
ケンシロウ「何だと……」
ケンシロウ「なんだこの水は…」ペロッ
ケンシロウ「む!これは…微かに毒が… おい」
トンパ「何だ?兄ちゃん。まだなんかようかい?」
ケンシロウ「さっきから見ていると毒入りの水を配っているな」
トンパ「毒??」
トンパ(こいつ…気づきやがった!?)
ケンシロウ「あたぁ!」
ケンシロウはトンパの腹を殴りとばす
ケンシロウ「経絡秘孔の一つをついた。お前はその水を永遠に飲むことしか出来ない」
トンパ「…え?うわっ…手が勝手に…止めてくれ!」
ケンシロウ(そうやって開けるのか…)
ケンシロウ「子供もいるのか…ハンターとは…一体…」
受験生「うわあああっ!俺の…腕がァ…」
ヒソカ「人にぶつかったらちゃんと謝ろうね?」
ケンシロウ「あの男…ジョーカー?…いや…違うな」
ケンシロウ「待て」
ヒソカ「ん…?何??」
ケンシロウ「ぶつかっただけで人の手を奪う…許さん!」
ヒソカ「だったらどうするのかな??」
ケンシロウ「岩山両斬波!!」
ヒソカ「…危ない危ない?」
ケンシロウ「なるほど…すこしはやるようだな」
ヒソカ(あの男…不思議な技を使うね?トランプ1枚で十分だけど?)
ケンシロウ「やはり殺しにくるか…ほぉあたぁ!」
ヒソカのトランプ攻撃を避けヒソカの両こめかみに親指を突き刺す
ケンシロウ「経絡秘孔の一つをついた。お前はこの指を抜いて3秒後に死ぬ!」
ヒソカ「へぇ…数えてみようかな?」
ヒソカ「いーち、にーー、さーー…ひでぶぅっ!」
ケンシロウ「…」
レオリオ「あいつ…やっちまいやがった…」
キルア「へー…やるじゃん」
ゴン「すごいや…」
ギタラクル「帰ろうかな…」
ケンシロウはヒソカに斬られた受験生の手を持ち秘孔を付いた
受験生「お…痛くなくなったぜ!」
ケンシロウ「これで大丈夫だ。」
ゴン「怪我も直しちゃった!」
レオリオ「おいおいおい!そこの兄ちゃん!」
ケンシロウ「何だ」
レオリオ「俺ぁ、レオリオっつーもんだけどよ。その技、どうやってやるんだ?」
ケンシロウ「これは技じゃない、708ある経絡秘孔という人体に点在する、血の流れ、神経の流れを司るツボだ。」
ケンシロウ「お前は医者を目指してるのか?」
レオリオ「ああ…昔ダチが目の前で倒れてよ…治すには高い手術代が必要だったんだ…。俺はだからあいつみてぇな病気のやつを無償で治してやりてぇんだ!悪いか!」
ケンシロウ「レオリオといったか…見かけによらずいいやつだな…」
クラピカ「見直したぞレオリオ」
ゴン「いい夢だね」
ケンシロウ「…」
ゴン「あ、俺はゴン!」
クラピカ「私はクラピカだ」
ケンシロウ「俺はケンシロウだ…好きに呼べばいい」
キルア「…」
ケンシロウ「ここは…結局何をする所なんだ」
クラピカ「何…そんな事も分からないで来たのか…逆に尊敬するぞ」
ゴン「ここは…ハンターっていう職業?につくための試験をする場所なんだ」
ケンシロウ「試験…ハンター…よく分からないが…来たからにはやってみるか…」
ケンシロウ(ユリア…俺をハンターにさせてどうするつもりだ…)
ポックル「あっ 始まったか…」
キルア「…」
ゴン「いよいよだね!」
ケンシロウ「…」
サトツ「まずは、私についてきてください。」
サトツ「さぁ、行きますよ」スタスタ
ゴン「…え?」
レオリオ「そんなんでいいのかよ」
クラピカ「ゆくぞ、まずはそこからだ。」
レオリオ「おい…どんどんペースが上がってねえか?」
クラピカ「ああ、すでにマラソンのようなペースになっている」
クラピカ「なるほど」
クラピカ「つまり、これ自体が試験だっていうことだ」
レオリオ「第二次試験会場まで行くこと……それが第一次試験っつーことか!」
キルア「……なんでお前はハンターになろうとしたんだ?」
ゴン「俺は…ハンターになって…親父に会いに行くんだ」
キルア「ふーん…」
ゴン「キルアは?」
キルア「俺は別に…」
ケンシロウ(キルアという奴…暗殺者か?…歩き方…音を殺して歩いている…)
キルア「おっさんの名前は?」
ケンシロウ「ケンシロウだ」
キルア「おっさんのさっきの技すげぇな!ヒソカとか言うやつ一瞬で倒したじゃん!」
ケンシロウ「あれは技じゃない 経絡秘孔カクカクシカジカ…」
サトツ(この3人…喋りながら堂々と私についてきている…もう少しペースを上げてみますかね)
キルア「お、ちょっと速くなったな」
ゴン「もっと速くてもいいや」
ケンシロウ「…」
サトツ「さて、ここからは今まで以上に注意してついてきて下さい」
サトツ「この湿原の動物は、非常に狡猾で貪欲です」
サトツ「だまされると死にますよ」
試験官「ウソだ! そいつはウソをついている!」
試験官「そいつは人面猿が化けたニセ試験官なんだ!」
ハンゾー「何言ってんだ?」
スネーク「馬鹿かよ」
ケンシロウ「いや……そんなことは無い」
試験官「なんだと!?」
ケンシロウ「お前の方こそ嘘をついているな お前は人間では無い…人面猿…なんだろ」
試験官「くっ…なんだと…」
ケンシロウ「あたぁ!」
交首破顔拳!!
試験官「う…あああっあべし!」
ケンシロウ「こいつを見てみろ」
レオリオ「おお…確かに猿だな」
クラピカ「たしかにな……」
キルア「ふーん…」
サトツ(ふむ……かなり鋭い観察眼を持った…そして念とは違う力を持ち、深い哀しみを背負った受験生のようですね)
サトツ「それでは出発しましょう」スタスタ…
レオリオ「霧が濃くなってきやがった!」
クラピカ「前方を見失わないようにしろよ」
クラピカ「……それに、この猛獣…非常に邪魔だ」
ケンシロウ「あたたたたたたたたたたたあたぁっ!」
ケンシロウ「ふぉあたぁっ!」
ケンシロウ「おわったぁっ!」
猛獣「グオオオオ…」バタッ
ゴン「ケンシロウさんすごいや!」
キルア「もしかしてアンタ、北斗神拳の使い手?」
ケンシロウ「北斗神拳を知っているのか」
キルア「うちは暗殺一家だからね。暗殺拳の名前くらいは聞いたことあるよ」
ゴン「キルアって…暗殺者だったの?」
ケンシロウ「やはりか、だから歩き方も…」
キルア「あぁ、癖になってんだ。音殺して歩くの」
グルルルルル
ゴン「レオリオ! クラピカ! 二人もクリアできたんだね!」
レオリオ「おう!」
クラピカ「やはりお前らもクリアしていたか」
ケンシロウ「…」
ゴン「ケンシロウさんすごいんだよ!猛獣をズバババンって倒していったんだ!」
キルア「あたたたたって倒してただろ」
グルルルルル
キルア「…さっきから何だ?この音」
レオリオ「中に猛獣でもいるんじゃねぇか」
ケンシロウ「扉が開くぞ」
メンチ「さて、みんなお疲れ様!早速二次試験を始めるわよ!!!」
ブハラ「オレもうお腹ペコペコだよ」
ブハラ「ってわけで、さっそく試験を始めよう! 二次試験は料理だよ!」
ブハラ「まずは“ブタの丸焼き”を作ってきて!」
ポックル「あっ」
ハンゾー「でけぇ…」
グレイトスタンプ「ブギィィィ!!」
キルア「余裕じゃんこんなの」
ケンシロウ「あたぁっ!」
ケンシロウ「む…硬いな」
グレイトスタンプ「ブヒィ…」バタッ
ゴン「こいつの弱点は…頭!!上からの攻撃に弱い!」
ゴンはグレイトスタンプの頭部をぶん殴る
レオリオ「よっしゃ、倒せた!」
クラピカ「私もだ。巨大な鼻は、額を守るために進化したもののようだな」
キルア「オレも」
キルア(ケンシロウっての…鼻を殴って倒しやがった)
ムシャムシャ!
ブハラ「おいしかった!お腹いっぱいだー!」
レオリオ「ブタの丸焼きをあの量全部食い切りやがった……あいつが一番バケモンじゃねーか」
ゴン「ハンターってすごいんだね!」
キルア「ああはなりたくないけどなー」
クラピカ「おかしい! 明らかに奴の体積より食べた量の方が多い!」
レオリオ「そんな真剣に悩まれても」
ケンシロウ「…」
メンチ「さぁ、二次試験後半を始めるわ! あたしのメニューはスシよ!」
メンチ「あと、スシはスシでもニギリズシしか認めないわよ!」
ハンゾー「寿司!?」
ポックル「あっ」
ケンシロウ「む!」
レオリオ「出来たぜ…」
メンチ「あら早いわね」
ピチピチ…
メンチ「食えるか!」
ゴン「よーし、次は俺だ!」
メンチ「403番とレベルが一緒!」
ゴン「レオリオと一緒かー…」
クラピカ「心中察するぞ」
クラピカ(スシ…)
クラピカ(ニギリという言葉と調理器具から察するにさほど大きい料理ではないようだが…)
クラピカ「もしかして…魚介類とライスを混ぜて…これだっ!」
メンチ「あんたもさっきのやつの一緒!」
クラピカ「……」ガーン
ケンシロウ(確か米に魚をのせて…握る…)
ケンシロウ「これか…」
メンチ「お、自信満々ね」
ケンシロウ「ふっ…」
メンチ「んー…ある意味おしい!やり直し!」
ケンシロウ「……!!?」
ハンゾー(あの男…馬鹿みてぇ…おにぎり作ってやんのww)
そして試験は続いていき…
ケンシロウ「こ
コメント一覧
-
- 2017年02月18日 20:51
- 面白かった
-
- 2017年02月18日 20:55
- ケンさんは作者の腰痛を治す秘孔を突くべき
-
- 2017年02月18日 21:03
- カンクロウかと思ったのに…
-
- 2017年02月18日 21:24
- ケンシロウ、缶ジュースの開け方ぐらいしってるよね・・・
-
- 2017年02月18日 21:31
- ※4
ほ、ほら北斗の拳放映時はプルタブじゃなくてプルトップの缶だったから…
-
- 2017年02月18日 21:37
- ヒソカ・・
-
- 2017年02月18日 22:21
- 霞拳志郎のほうが使い勝手がいいぞ
-
- 2017年02月18日 22:31
- 何気に下剤飲みまくる秘孔突かれて下剤飲みまくったのに二次試験突破してるトンパ凄くね?
-
- 2017年02月18日 23:13
- 旅団はまだ次のネタとして使えただろ
-
- 2017年02月18日 23:17
- さぁ何本目に死ぬかなwww
-
- 2017年02月18日 23:30
- ラリアットするケンシロウでワロタ
何本目に死ぬかなって…お前シンかよw
-
- 2017年02月18日 23:55
- ヨークシンがただのオークション編になるな
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