八幡「由比ヶ浜に誘われて」
- 2017年02月18日 18:40
- SS、やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
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八幡「最近、由比ヶ浜や葉山、三浦のグループと付き合いが増えてきた」
八幡「俺としてはもちろん気乗りしないが…由比ヶ浜がどうしてもというから」
ガチャ
戸部「あれ?ヒキタニくん?」
八幡「戸部か?」
戸部「鏡見てどうしたん?」
八幡「いや、なんでもねぇ」
戸部「そうなん?次、ヒキタニ君が歌う番だべ。早く部屋戻った方がいいべ」
八幡「マジか?悪いな」
スタスタ
三浦「あ、ヒキオ来たし~」
葉山「やあ、君の番だよ」
八幡「お、おう…悪いな」
結衣「はい、マイク」
八幡(今日は、こいつらとカラオケに来てる…なんか変な感じだ)
海老名「ほうほう、ヒキタニ君が歌うってのも新鮮だね~」
三浦「つーか、どんな曲歌うって感じだし」
葉山「まあまあ、とりあえず邪魔にならないようにしないとね」
八幡(なんか逆にハードル上がってきてるような…)
八幡「ま、いいか。歌うか」
店員「ご注文のポテトフライでございます~」
葉山「はい、ありがとうございますっ」
八幡(俺は5曲くらいは歌ったか?)
三浦「やっぱポテトにはマヨネーズが合うよね~」
結衣「あ、わかるわかる。ケチャップとかもいいけどさ」
戸部「隼人くん、なんか歌う~?」
葉山「そうだな…どうしようか」
八幡「……」
海老名「ヒキタニくんって意外と歌うまいね~驚いた」
八幡「そ、そうか?普通だと思うけどな…」
海老名「いやいや、そんなことないって」
八幡「戸部までなに言ってんだよ」
戸部「いやいやホントだって~さすがヒキタニくん」
八幡「いやそんなことは…」
葉山「比企谷、戸部もああ言ってるんだからさ」
八幡「…そうだな、ありがとよ」
結衣「ヒッキー、ポテト食べる?」
八幡「お、おう…もらうわ」
結衣「はい、どうぞ」
八幡「サンキュー」
パクパク
八幡(なんか変な感じだ)
八幡「ん?」
三浦「いつもどこ行ってんの?日曜日とか」
八幡「日曜日は…別に」
三浦「買い物とか行かないの?喫茶店とか行ったりとか」
八幡「喫茶店は行かないな…近所のラーメン屋とかなら」
三浦「…ふ~ん、ラーメン屋ね」
八幡「……」
結衣「ヒッキーは平塚先生の影響があるもんね」
八幡「まああの人のラーメン好きは本物だからな」
葉山「平塚先生は確かラーメン大好きなんだったっけ」
結衣「うん、そうだね」
海老名「女子はあんまりしないけどね」
八幡「ラーメンに行くなら、千葉駅の近くの醤油ラーメンがおすすめだぞ」
戸部「え?千葉駅の醤油ラーメン?あ、そ、そうなんだ」
葉山「そうか、ありがとう。参考にさせてもらうよ」
三浦「……」
八幡「…?おう…」
結衣「マヨネーズおいしい~~っ」パクパク
八幡「すまん、ちょっとトイレ行ってくるわ」
葉山「ああ、わかったよ」
八幡「はあ、緊張するなあの連中といるのは…話題があんまないし」
八幡「でもま…こうやって話すのも初めてかもな…」
八幡「…悪くないか」
葉山「…ふう」
結衣「どうしたの?隼人くん?」
葉山「ああ、いや…別になんでもないさ」
結衣「?」
戸部「……う~ん」
三浦「……」
海老名「これは…あれかな?」
葉山「なんだい、優美子」
三浦「こんなのいつまで続けんの?」
葉山「優美子…それは」
戸部「そうだわ、隼人君。ちょっと俺もあれだわ…」
三浦「結衣もさ」
結衣「え?あたし?」
三浦「わかるでしょ?」
結衣「え……そ、それは…ヒッキーのこと?」
三浦「この状況でそれしかないでしょ」
三浦「あたりまえでしょ、話題ないし」
結衣「ラーメン屋の話で盛り上がってたじゃん」
三浦「アホか、あんなもん盛り上がってたなんて言わないし」
葉山「まさか、お勧めのラーメン屋で千葉駅の醤油ラーメンを出されるなんてね」
戸部「ああ~あれは俺もビビったわ」
海老名「まあ、わたしでも知ってるくらいだしね」
三浦「バカじゃない?あんな見飽きたってくらい有名なチェーン店だすとか」
葉山「居酒屋で言えば、酔虎伝出すみたいなものだしね」
戸部「牛丼屋なら吉野家みたいなもんかな?」
三浦「根本的に世間知らないんじゃない、あいつさ」
結衣「え…そ、それは…どうだろ」
葉山「あまり人と接するタイプではないからね、彼は」
三浦「あーしらがラーメンの店、全然知らないとか思ってない?あれ」
戸部「あ~そんな感じはしたべ。多分ヒキタニ君よりは知ってるべ」
三浦「うわ~なんか、味覚とかも大したことなさそう」
結衣「ちょ、ちょっと優美子…」
三浦「どうせ一番行ってるラーメンでも大したことなさそうだし、他の店の味覚は絶望的でしょ、あれ」
海老名「なんか話が脱線してきてるよ~」
八幡「髪型のセットはこんな感じか?」
八幡「まさか俺がこんなことするなんてな…」
八幡「最近、付き合いの幅が増えてきてるからな…まあ、少しはこういうのも」
…………
戸部「そういえば、さっきトイレで鏡見てたわ、ヒキタニくん」
三浦「うわ、なにそれ?ナルシスト?普通に引くんだけど」
葉山「そういえば、少し髪型とか変えてあるのかな?ムースかなにかで固定してるように見えたけど」
戸部「あ~、なんかガチガチに固まってて変だった気がするわ」
葉山「ムースは難しい気がするからね、ジェルの方が比企谷には合ってるんじゃないかな」
葉山「まあそれも、今までの生活のせいなんだろうね」
戸部「なんか凄いもったいないべ」
結衣「ま、待ってよみんな…ヒッキーは…」
三浦「なに、結衣」
結衣「…いいところいっぱい持ってるよ」
三浦「…例えば?」
結衣「優しいしさ…ぶっきらぼうだけど、自分の責任はちゃんと果たすし」
三浦「…ふ~ん」
結衣「優美子だって、奉仕部で何度も助けられたじゃん」
葉山「そうだね」
三浦「あれは、結衣に相談して、結衣が助けてくれたんだし」
三浦「…ふ~ん、でもさ」
結衣「え?」
三浦「そんくらい当たり前じゃない?あんなんなんだから」
結衣「あんなんって…」
三浦「友達だっていなくて、作ろうともしないで一人で腐ってさ。まるでこの世の全てを見下してるようで」
三浦「勝手に色々敵視してんでしょ」
結衣「優美子…酷いよ…ヒッキーにそんなこと言うなんて」
三浦「本当のことでしょ、平塚先生にだって更生の為に奉仕部へ入れられたんでしょ?」
結衣「それは…あるけどさ」
三浦「ならその仕事もこなさなかったら、もう最底辺の人間ですらないじゃん」
結衣「……」
結衣「なに?」
三浦「周りから変な目で見られることあるんだけど」
結衣「え?そ、そうなの?」
三浦「結衣、気づいてなかった?普通あいつと仲良くなったらそう思われるって」
葉山「優美子の言い分もわからなくはないが…少し言い過ぎじゃないか?」
三浦「隼人…」
葉山「比企谷も戸惑ってはいるだろうけど、俺達のグループに溶け込もうとしてくれてるしね」
三浦「……」
葉山「周りの目くらいは気にしないでやったらどうだい?」
戸部「でもさ隼人くん」
葉山「戸部?」
葉山「……そうか」
結衣「戸部っちも…なんでそういうこと言うかな」
三浦「結衣だってさ」
結衣「え?」
三浦「2年のころ、ヒキオに声かけなかったのってさ、周りから色々言われたくないからでしょ?」
結衣「…!」
三浦「ぼっちのあいつとあんたじゃ、全然人種違うしさ」
結衣「そ、そんなこと…」
三浦「あんたの場合、部活があるからまだいいけどさ」
戸部「同じグループってことになったらね…」
三浦「あいつ、基本的に場の空気とか和ませるなんてできないし、あーし
コメント一覧
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- 2017年02月18日 18:45
- 割とある
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- 2017年02月18日 18:57
- どうせまたNTRのゴミだろ
しっかしこいつの文体の雰囲気相変わらずキモいな...
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- 2017年02月18日 19:10
- 八幡なら普通にありえないストーリーだけど実際たなにいるな
2ページしか読んでないけど
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- 2017年02月18日 19:32
- 最後まで読んだが普通だったぞ
NTRはなし
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- 2017年02月18日 19:43
- よくわかんね
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- 2017年02月18日 20:10
- まあ、どっちも変わろうとしてるし、いいんじゃない?
らしいかどうかは意見分かれるだろうけど、二次創作なんてそんなもんだし
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- 2017年02月18日 20:14
- オワコンラノベやんけ!こんなのより中身のあるけものフレンズみとけよ
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- 2017年02月18日 20:15
- まあ4月に新刊出るし多少はね?
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- 2017年02月18日 20:37
- ※8
海外レビューでキルミー以下がなんだって?
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- 2017年02月18日 21:01
- はちまんすごーい
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- 2017年02月18日 22:46
- まぁまぁ梅茶どうぞ つ旦
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- 2017年02月18日 23:40
- 最後の最後にntrで主人公自さつさせるとか単なるヘイトssやん
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葉山グループ最低だな