2017年02月19日
『青沼氏がゼルダの伝説ブレスオブザワイルドでプレイヤーに通じて成長体験が出来るゲームに仕上げたかったとしている記事』が掲載中。
青沼氏がゼルダの伝説ブレスオブザワイルドでプレイヤーに通じて成長体験が出来るゲームに仕上げたかったとしている記事が掲載中。ゲームのあり方と目指すべき方向性ですね。
「今回、今までのゼルダの当たり前みたいなものを壊して新しくしていく上では、色んなことを試している。その中ではやめたものもたくさんある。試したけど『ブレスオブザワイルド』では合わなかったものに再チャレンジして取り入れると、また違ったゼルダができるかもしれない。」
「基本的にゼルダに入れちゃダメなものって僕はあんまりスタッフに言ってる訳じゃ無い。例えば、ことさらに暴力表現をしようとか、まあ血がどーんと飛んだりとか、首がずばーと飛んでったりとか、それをしてもそんなに気持ちいいとは思えないし、犯罪的な行為をさせるようなことを、面白がってやるみたいな事も、やっぱりあの後味悪いことになっちゃうような気もする。そういう振り切って、悪い事やそういう事をできることを楽しもうというより、ゼルダは主人公が徐々に成長していくさまをみながら、自分も同じように成長していくのを楽しんでほしいゲームにしている。そういう方向でやってもらいたいとはスタッフに言ってる」
「個性をつけてはいるが、リンクは真っ白なキャラクター、誰もがなんとなくそこに置き換えられるキャラクターであるべき。昔からマッチョな感じになりすぎず、かといって女の子になるわけでもなく、中性感というか、女の子としてもなんとなく捉えられるし、男の子としてもしっかりしているキャラクターであってほしい。という話をデザイナーにしている」
「主人公のリンクがちゃんとその世界で動いてくれないと困る。VRは主人公の視点のほうがリアリティがあっていいと思うでしょ。多分ゼルダはVRにしちゃうとダメなんじゃないかなと思う」
・・・とGTA路線も楽しいだろうが、ゼルダチームはあえてそれを選ばず、成長体験を楽しんで欲しい作品に仕上げたいとしていますね。一番純粋に楽しめる方向性といえそうで、ある意味万人向けゲームだからこその持ち味でしょうね。
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