2017年7月15日(土)~9月24日(日)の期間に渋谷にあるBunkamura ザ・ミュージアムで「ベルギー 奇想の系譜 ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで」が開催されます。
現代から、16世紀のフランドル絵画、19世紀の象徴派などベルギーの500年にわたる美術、芸術を紹介する展覧会となっており、ヒエロニムス・ボス、ピーテル・ブリューゲル、ジェームズ・アンソールなどの巨匠画家に加え、トマス・ルルイ、ヤン・ファーブルなどの現代アート作品が展示されます。
修道士マルクスの異世界幻視譚であるトゥヌクダルスの幻視をモチーフにしたヒエロニムス・ボスの「トゥヌグダルスの幻視」やブリューゲルの「七つの大罪」シリーズである「大食」は必見の作品と言えますね。あと、「ファーブル昆虫記」で知られるアンリ・ファーブルの曾孫であるヤン・ファーブルさんの作品も展示されます。これは楽しみ!!
ベルギー 奇想の系譜 ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで
ヒエロニムス・ボス工房《トゥヌグダルスの幻視》 1490-1500年頃 油彩、板 ラサロ・ガルディアーノ財団
© Fundación Lázaro-Galdiano
ジャン・デルヴィル《レテ河の水を飲むダンテ》 1919年 油彩、キャンヴァス 姫路市立美術館
トマス・ルルイ《生き残るには脳が足らない》 2009年 ブロンズ ロドルフ・ヤンセン画廊
copyright: Studio Thomas Lerooy, Brussels courtesy: Rodolphe Janssen, Brussels photo: Philippe D, Hoeilaart