The Wall Street Journalは17日(現地時間)、韓国サムスンの次世代フラッグシップスマートフォン「Galaxy S8」シリーズには、ソニー製のリチウムイオンバッテリーが採用される見込みと報じています。
先日、サムスンと村田製作所との間において、Galaxy S8シリーズ向けのバッテリー供給に関する協議が重ねられていることが報じられましたが(過去記事)、今回新たに、同シリーズ向けバッテリーの供給パートナーとして、ソニーの名前が挙がることとなりました。
また、昨年10月、ソニーは村田製作所に対して電池事業の売却を発表しましたが、数日前には、売却が完了する時期が、当初の計画から3ヶ月遅れとなる2017年7月上旬へとずれ込む見通しであることが報じられています。
そして今回、The Wall Street Journalが報じたところによると、売却完了の時期がずれ込んだことを受けて、ソニーもサムスンに対してリチウムイオンバッテリーを供給することになったとのことです。
なお、詳細な計画については判明していませんが、仮にこれまでの情報がすべて事実であったとするならば、おそらくは売却が完了したのち、供給パートナーの座は村田製作所へと引き渡されることとなりそうです。
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