SamMobileは20日(現地時間)、韓国サムスンの次世代フラッグシップSoCの正式名称は、「Exynos 9810」になる見込みと伝えています。
サムスン従業員のLinkedInプロフィールの中に、「Exynos 9810」という単語の記述を確認
今回、同社インド法人の従業員がLinkedIn上に公開しているプロフィールの中に、「Exynos 9810」という未発表SoCの名称に加え、同従業員が同チップの開発に携わっていることが明記されていました。
また、SamMobileによると、Exynos 9810シリーズには「Exynos 9810V」と「Exynos 9810M」という2種類のチップが用意されている模様。
前者には「Mali-G71 MP18」、後者には「Mali-G71 MP20」がそれぞれGPUとして搭載され、両者ともにCPUコアには新たに開発された「Exynos M2」コアと「Cortex A53」コアが採用される見込みとのことです(過去記事)。
先日公開された次世代Exynosシリーズのティザー画像
なお、サムスンは先日、次世代Exynosシリーズの登場を予告するティザー画像を公開しました(過去記事)。画像内では「9」という数字が強調されていたことから、その正式名称には「9」が含まれていることはほぼ確定的であるように思われます。
詳細な仕様については明らかにされていませんが、少なくとも最新の「10nm FinFET」プロセスで製造され、「Snapdragon 835」に比肩する性能を持つチップに仕上げられていることだけは間違いなさそうです。
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