The Investorは21日(現地時間)、韓国サムスンが、致命的な不具合を解消した “改修版” 「Galaxy Note7」を年内中頃にも発売する見通しと報じています。
匿名の内部情報筋がThe Investorに明かしたところによると、発火および爆発事故の多発により自主回収を余儀なくされたGalaxy Note7の損失を少しでも補填すべく、事故の原因となった要素の解消を図った改修版モデルを、早ければ2017年6月にもベトナムおよびインド市場において発売する見通しとのことです。
この改修版モデルには、現行モデルのGalaxy Note7よりも容量の小さなバッテリーと筐体が採用されているほか、一部の部品についても刷新が図られる見込みとされています。
また、上述の2市場への投入が決定された背景には、同社のお膝元である韓国国内におけるGalaxy Note7への評価が決して芳しくはないという事情が存在している模様。おそらくは同様に、米国などの有力市場では発売されないものと推察されます。
なお、盛大な計画の頓挫がサムスンにもたらした損失は、総額で7兆ウォン(約6900億円)に達するとも報じられていますが、仮に今回の報道が事実だとして、はたしてどこまで損失を相殺することができるのでしょうか。続報に要注目です。
[The Investor via The Android Soul via GSMArena]
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