テスラ、普及車Model 3を7月より生産開始、9月に本格化へ。2018年には全車種計50万台を目指す
で、日本にはいつごろ来るの?
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テスラが、エントリークラスEV「Model 3」の生産を7月より開始します。株主向けの収益報告書に記された内容によると、は2017年7月から初期生産に入り、9月からそれを本格化させる計画とのことです。
CEOのイーロン・マスクは、テスラの業績はModel 3の7月生産開始に向けて順調であることを強調。9月には本格生産を開始し、もっとも早期に予約した顧客には、2017年末までには納車できる見込みだとしています。
またテスラは北米地域においては、急速充電ステーションの数を倍増させることもあわせて報告書に記しています。広大な米国を横断するには、Model 3の予定航続距離345kmは少々心許ないところなので、充電ステーションの倍増は予約者の不安を取り除く意味でも効果がありそうです。
一方で、職場や自宅ガレージなどで行う出張修理サービス「Tesla Ranger」を強化し、修理全体の80%以上をオンサイトでこなすことを目標としました。直営店舗のみでディーラー網を敷かないテスラだけに、こうした取り組みもまたオーナーには安心感をもたらすはずです。
ただ、Model Xを例にあげると、特徴的な後部ドアが開かなくなったり、後列シート固定具が衝撃で外れるといった問題が発生、米国でリコールになったこともありました。2018年以降、初期型が出回り始めるModel 3が同じ轍を踏まないことを祈るばかりです。
そのほか、TechCrunchによると、アジアの一部の顧客に対しては、車両購入価格に定期メンテナンスと保険を含めた販売体制を用意し、すでに実施しているとのこと。もちろん、顧客の意向により保険は別にすることもできるものの、購入希望者にとってはすべてのコストがはっきりすることから難しいことを考えずに済むメリットが考えられます。
ちなみにテスラの2016年第4四半期は赤字が縮小しており、報告書において2017年上半期目標でModel SおよびModel X合わせて約5万台を生産するとしました。これは前年同期比71%増と強気の数字です。また2018年にはModel 3を含む全車種の年間生産台数を合計50万台にまで引き上げたいとしています。