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トラックボール派モバイラー待望、ナカバヤシのBluetooth親指モデルを試してみた(旅人目線のデジタルレポ 中山智) - Engadget 日本版

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トラックボール派モバイラー待望、ナカバヤシのBluetooth親指モデルを試してみた(旅人目線のデジタルレポ 中山智)

Bluetooth対応なのでUSBポートを潰さなくてすむのがウレシイ!!

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ノートパソコンのタッチパッドが苦手な旅人ITライター中山です。そういったわけで「旅の荷物は軽い方が良い」とはわかっているものの、ポインティングデバイスを持ち歩いています。

ポインティングデバイスというと一般的にはマウスですが、筆者はトラックボールを愛用しています。そんなトラックボーラーの筆者が切望していた機能を搭載したモデル「Digio2 小型無線静音5ボタントラックボール」がナカバヤシから登場しました。今回は、ガッツリ使ってみた感想を紹介します。

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▲親指でボールを操作するタイプの「Digio2 小型無線静音5ボタントラックボール」

もともと20年以上マウスを使っていましたが、5年くらい前からトラックボールに変えました。理由は肩コリから。自宅の環境が24インチクラスのフルHDディスプレーを2枚使ったデュアルディスプレーなのですが、マウスカーソルを端から端へと移動させるには、結構腕を動かす必要があります。そのためものすごい肩コリに悩まされるようになりました。

そこでトラックボールを導入。トラックボールなら腕を動かさなくても指だけでカーソルを動かせます。おかげで肩コリはかなり解消しました。ただし、最近ボールを転がす親指が腱鞘炎気味ですが......。

というわけですっかりトラックボール派になったわけですが、現状モバイルではマウスを使っています。一時期は自宅のデスクトップと同じロジクールの「Wireless Trackball M570t」を持ち歩いていましたが、2つの理由ですぐにやめてしまいました。

ひとつは大きいこと。そしてもうひとつがレシーバーをPCに装着する必要があり、USBポートをひとつ潰してしまうためです。

モバイル用のノートPCはUSBポートが少なく、ひとつを常時潰してしまうと利便性が下がってしまいます。ところがなぜだか「Bluetooth対応」のトラックボールは市場にはありませんでした。そんななか、ついにリリースされたのがナカバヤシの「Digio2 小型無線静音5ボタントラックボール」です。

2.4GHzの独自無線タイプもありますが、今回はBluetooth接続の『MUS-TBLF134』を使ってみました。

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▲モバイルのトラックボールユーザー待望のBluetooth対応モデル


Digio2 小型無線静音5ボタン トラックボールは、普段使っているM570Tと同じく、親指でボールを転がすタイプ。ボールサイズもM570Tと同じ34mmですが、手の甲が当る部分がカットされており、34mmボール採用クラスでは世界最小サイズとなっています。

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横幅はM570T(左)あまり変わらないが長さは3分の2ほど

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▲ボールサイズはM570Tと同じ34mm

M570Tは手の甲までしっかりとグリップするタイプなので、全長が短いDigio2 小型無線静音5ボタントラックボールはやや使いにくいかなと思いましたが、慣れてくればそんなに気になりません。逆に手の小さな女性にはさらに使いやすいかも。ボールの位置や左右のクリックボタン、ホイールもM570Tとほぼ同じ位置なので、違和感なく操作できます。

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▲手の甲がテーブルなどに着いてしまうが、慣れてしまえば気にならない

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▲ボタンの配置もM570T(左)とほとんど同じ

そのほかブラウザーなどで使える「戻る」、「進む」用のボタンも装備。
またカーソルの移動は600dpiの固定モードと、ボールの回転速度にあわせて450~1200dpiで調整されるおまかせモードの2種類。モードの切り替えはホイールの下にある「SPEEDボタン」で切り替えできるので、カーソルをあちこちに動かすようなウェブブラウジング中はおまかせモード、写真の編集など細かな操作が必要なときは固定モードでといった使いわけが簡単にできます。

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▲ホールの下に「SPEEDボタン」があり、カーソルの移動速度が切り替えられる

さらに静音性が高いのも◎。クリックやホイールの回転音はほとんど聞こえないので、この点も公共の場所で使う機会の多いモバイラーにはピッタリです。ちなみにトラックボールは本体を移動させる必要がないので、狭いスペースでも使いやすいのが利点。喫茶店などの小さいテーブルではマウスよりトラックボールのほうが使いやすいです。

電源は単四電池2本で約276時間の連続使用が可能。このあたりは充電式の電池を使って交換する必要があります。M570Tが単三電池1本だったので、交換本数が多いのは残念なところ。

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▲電池の交換や電源スイッチは背面から

Bluetooth対応なのでPCとはペアリング設定をして使います。WindowsだけでなくMacにも対応しているので、両方使っている自分にはうれしいポイント。

さらにBluetooth対応ということで、Andoridスマホやタブレットでも使えます。Androidスマホやタブレットでポインティングデバイスを使う機会は少ないですが、モバイルキーボードと組み合わせれば、メモなどがとりやすくなるのでノートPCの代わりにAndroidスマホで使うのも、荷物が軽くなって便利かも。

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▲ほかの製品同様、ボールは簡単に取り外せる

実売価格で6900円前後なのでM570Tよりも約2300円ほどの割高ですが、操作性はあまり変わらずコンパクト。なによりモバイラー待望のBluetooth対応ということで、気に入りました。
筆者は持ち歩いているマウスを「Digio2 小型無線静音5ボタントラックボール」に切り替える予定です!

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