9495647公道でカートを楽しむことが出来る、レンタルカート『マリカー(株式会社カート)』。『マリカー』が任天堂の著作物を無断で使用したとして、任天堂は著作権侵害で損害賠償1億円を求め東京地裁に2月24日に提訴した。



これを受けて『マリカー』側は声明文を発表しそこには次の様に書かれている。

公道レンタルカート事業者の中には、任天堂の許可無く勝手に模造された衣装を販売、レンタルしているなどの悪意のある業者もあり、任天堂様と協力してそのような事業者がなくなるように対応していこう協議した矢先のことであり、大変困惑しております


話題となっている「マリカー」騒動



まるで自分達は著作権侵害はしていないかのような言い分である。

『マリカー』を経営する株式会社マリカーは店舗を北品川に持ち、その店舗内をGoogleストリートビューで見ることができる。店内を見るとまるで任天堂オフィシャルショップかのような品揃え。


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一見すると任天堂が経営しているのではと思ってしまいそうだが、もちろん全くの無関係。任天堂は著作権侵害はもちろん公道での事故を懸念し警告したところ『マリカー』側は協議と解釈したようだ。

また株式会社マリカーは「マリカー」という商標を2016年6月に登録しており、それに対して任天堂は異議申し立てを行っている。


「マリカー」が取得した登録商標
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株式会社マリカーが「マリカー」以外に申請または登録した商標は「リアルマリオカート」などもある。

(source: ニコニコニュース - 任天堂に訴えられたレンタルカート『マリカー』の店内がまるで任天堂オフィシャルショップだと話題

【マリカー】リアルマリオカート軍団渋谷を疾走