BlacKBerryは25日(現地時間)、QWERTY配列の物理キーボードと「Android 7.1 Nougat」を採用する新型ミッドレンジスマートフォン「BlackBerry KEYone」を発表しました。
BlackBerry KEYoneは、「BlackBerry Mercury」の開発コードネームを持つ新型スマートフォンとして今年1月のCES 2017においても展示されていましたが、ついに今回、正式発表されるに至りました。
以下は、BlackBerry KEYoneの主なスペックと特徴。
OS | Android 7.1 Nougat |
ディスプレイ | 4.5インチ アスペクト比3:2(1620×1080) 液晶ディスプレイ |
SoC | Qualcomm 64-bit オクタコア Snapdragon 625 |
RAM | 3GB |
ストレージ | 32GB |
メインカメラ | 約1,200万画素(Sony IMX378) |
フロントカメラ | 約800万画素 |
バッテリー | 3,505mAh |
その他 |
物理QWERTYキーボード microSDカードスロット USB Type-Cポート 指紋認証機能 急速充電機能(Quick Charge 3.0) |
外形寸法 | 149.3 x 72.5 x 9.4 mm |
本体重量 | 180g |
搭載されている新型QWERTYキーボードは、キー1つ1つに特定の機能(操作)を割り振って設定できるほか、キーボード表面にタッチセンサーが統合されたことにより、各キー上でスワイプおよびスクロール操作や、各キーごとのフリック入力を行うことも可能となりました。
さらに、スペースキーには指紋認証センサーを統合。同社独自のセキュリティ技術「DTEK」もプリインストールされており、BlackBerryシリーズが売りの1つとしているセキュリティ性能にもさらなる磨きがかけられています。
また、BlackBerryシリーズとして史上最大容量のバッテリーを搭載している点も、BlackBerry KEYoneの特徴の1つ。
そしてメインカメラには、撮影能力に関して過去最高レベルの高い評価を得ている米グーグルの「Pixel」シリーズと同じく、ソニー製イメージセンサー「IMX378」が採用されました。
なお、製造は中国TCL Communicationによって行われることとなり、北米および欧州市場を始めとし、中東やアフリカ市場など世界各国で発売されるとのこと。それぞれの市場における発売日については明らかにされませんでしたが、少なくとも4月中に(どこかの市場で)販売が開始される予定とされています。
米国市場における販売価格は、549ドル(約6万2000円)。日本での発売予定については言及されていませんが、国内発売にも期待したいところです。
[BlackBerry(※現在は公開停止中)/ Reddit via Phone Arena]
ソーシャルシェア
著者