中国ファーウェイは26日(現地時間)、最新フラッグシップスマートフォンとして「Huawei P10」および「Huawei P10 Plus」を発表しました。
Huawei P10シリーズは、最新のフラッグシップファブレットとして昨年に発売された「Huawei Mate 9」と同じく、SoCには「Kirin 960」を搭載。1200万画素と2000万画素のイメージセンサーから成るデュアルカメラを採用している点についても、同様です。
以下は、両機種の主なスペックと特徴
Huawei P10 | Huawei P10 Plus | |
OS | EMUI 5.1(※Android 7.0 Nougat) | |
ディスプレイ | 5.1インチ フルHD(1920×1080) | 5.5インチ WQHD(2560×1440) |
SoC | HiSilicon 64-bit オクタコア Kirin 960 | |
RAM | 4GB | 4 / 6GB |
ストレージ | 64GB | 64 / 128GB |
メインカメラ | デュアルカメラ(約1,200万画素カラーセンサー+ 約2,000万画素モノクロセンサー) | |
フロントカメラ | 約800万画素 | |
バッテリー | 3,200mAH | 3,750mAh |
その他 |
microSDカードスロット USB Type-Cポート 指紋認証機能 急速充電機能(Huawei Super Charge) |
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カラーバリエーション |
グリーナリー ダズリングブルー ローズゴールド プレステージゴールド ダズリングゴールド ミスティックシルバー セラミックホワイト グラファイトブラック |
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外形寸法 | 145.3(W) × 69.3(D) × 6.98(H) mm | 153.5(W) × 74.2(D) × 6.98(H) mm |
本体重量 | 145g | 165g |
「Leica Dual Camera 2.0 Pro Edition」と命名されたライカ監修のデュアルカメラシステムは、新たに「iPhone 7 Plus」と同様の「ポートレードモード」を実装。
メインカメラのみならず、フロントカメラにおいても、機械処理によって背景を大きくぼけさせ、被写体を印象的に浮かび上がらせた画像の撮影を可能にしました。
さらに、「Ultra Memory」と「Ultra Response」と呼ばれる2つの新機能も実装。前者は、機械学習によりメモリの使用をユーザーに合わせて最適化する機能で、ファーウェイによると、アプリの起動などにおいて高速化が図られるとのことです。
そして後者は、AI(人工知能)によって、「ユーザーが次にディスプレイのどこをタッチするか」を予測することにより、タッチレスポンスの高速化を図る技術とされています。
そのほか、計8色という非常に豊富なカラーバリエーションが用意されている点も、同シリーズの大きな特徴の1つ。
なお、Huawei P10シリーズは全世界30ヵ国において、来月より順次発売される予定。価格については、Huawei P10が649ユーロ(約7万7000円)、Huawei P10 Plusが699ユーロ(約8万3000円)からとなります。
残念ながら上述の30ヵ国の中に、日本の名前は含まれていませんでした。将来的に国内発売が発表されることに期待したいところです。
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