韓国LGは26日(現地時間)、最新フラッグシップスマートフォン「LG G6」を発表しました。
既に公式、非公式を問わず多くの情報が報じられていたLG G6ですが、「Snapdragon 835」ではなく「Snapdragon 821」を採用している点も含め、ほとんど概ね既報通りの仕様を備えた端末として登場することとなりました。
また、非グーグル製スマートフォンとして、世界で初めて「Google Assistant」を統合。最新バーチャルアシスタントによる優れたサポートは、端末の利便性を大きく引き上げます。
以下は、LG G6の主なスペックと特徴。
OS | LG UX 6.0(※Android 7.1 Nougat) |
ディスプレイ | 5.7インチ QHD+(2880×1440)Full Visionディスプレイ |
SoC | Qualcomm 64-bit クアッドコア Snapdragon 821 |
RAM | 4GB |
ストレージ | 32 / 64GB |
メインカメラ | デュアルカメラ(約1,300万画素センサー × 2) |
フロントカメラ | 約500万画素 |
バッテリー | 3,300mAh |
その他 |
microSDカードスロット USB Type-Cポート 指紋認証機能 急速充電機能(Quick Charge 3.0) ワイヤレス充電機能 防塵防水機能(IP68相当) DAC × 4基 |
外形寸法 | 148.9(W) × 71.9(D) × 7.9(H) mm |
本体重量 | 163g |
18:9(2:1)という特殊なアスペクト比を持つ「Full Vision」ディスプレイは、「Dolby Vision」と「HDR 10」という2種類のHDR(ハイダイナミックレンジ)映像規格をサポートしている点も、大きな特徴の1つとしています。
また、「LG G5」から引き続き背面部に採用されたデュアルカメラは、新たにその画素数を1300万画素に統一。望遠または広角レンズのどちらで撮影した場合にも、同等の解像感を実現することが可能となりました。
さらに、2基のイメージセンサーには、先代モデルと同様にそれぞれ画角の異なるレンズが搭載されていますが、望遠および広角レンズのどちらも画角が多少狭められています。
そして新たに、IP規格において最上級にあたるIP68相当の防塵防水性能を獲得。一方で、LG Gシリーズの “伝統” でもあった着脱可能なバッテリーは、非着脱式へと変更されました。
そのほか、「LG V20」と同様に4基のDACを搭載しており、音楽や各種コンテンツの再生品質にも注力。カメラなどの純正アプリについても、特殊なアスペクト比のディスプレイの利点を活用するようなUIや機能性に最適化されているとのことです。
なお、米国市場では、来月2日から9日にかけて先行予約の受注を開始し、同月10日より販売が開始される予定。詳細な価格については発表されていませんが、649~699ドル(約7万3000~7万8000円)程度になると見られています。
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