川越の子どもたちが、官軍の肥後藩士の兵隊にもの珍しそうに尋ねる
「あんたがたどこ（から来たの）さ？」　
官軍兵士「肥後さ」

川越の子は、肥後なんて土地を知らないので、
「肥後ってどこのことさ？」と聞く
　
官軍兵士「肥後とは熊本のことさ」
と、肥後のなかの熊本、という意味ではなく、肥後とは熊本のことを言うんだよ、と答えなおした。

それでも知らない子どもはもういちど「熊本ってどこさ」
とたずねる。

少し面倒になった官軍兵士は、どうせわからないのならと、自分の居住地区である「船場」だと言った。

川越の子どもはようやく知っている地名が出てきたと思った。それは近所にある「仙波」のことなんだと、勘違いした。江戸時代の川越の子は学校もないのだから、肥後や熊本を知っているわけがない。だからこの兵隊さんは「なんだ仙波山」のほうから来たのか、と納得した。

それで川越の子どもは「仙波山にはタヌキ（徳川家康のあだ名）の墓があるんだぜ、知ってるだろう」と言う。
「あんたがた官軍は、徳川（家康）幕府を倒しに行くんだろう。」と。

「タヌキといえば、（川越では）猟師が仙波山に入っていって、鉄砲で撃って、捕まえてきて、タヌキ汁にして食うんだよ。
そんなふうに官軍のあなたがたも徳川勢を鉄砲で撃ちに行くんだね。」

↑面白くね？
木の葉で隠すっていうのは徳川を暗殺ってことか？

噓つくなよ

>>9
でもよ、徳川家康って、煮ても焼いても食えない古狸って言われてたらしいぜ？
そして、あんたがたどこさの歌詞を見返すと・・・・これもうQEDだろ・・・

よく考えたら、舞台が熊本なら「肥後どこさ？」「熊本さ」なんて会話は起きないし
歌詞そのものも完全な関東弁なんだよな

これだけおかしいところがあるのに熊本が舞台だと言い張る熊本県民

面白考察ではある

>>13
＞史実として、戊辰戦争当時、上野の寛永寺で抵抗した振武隊の残党を追って、官軍が川越城の近くの仙波山に駐屯していた。
＞仙波山付近の子供たちが兵士にどこから来たのか尋ね、熊本藩出身の兵士が答える様子が歌詞に描かれているという。
＞「肥後どこさ　熊本さ」という問答は肥後（熊本）に不案内な関東だからあり得る会話で、官軍に帰順した川越藩の子供たちが立派な銃を所持している官軍兵士のご機嫌を取っている場面が唄われている


↑史実としても証明されてるんだよな
やべーゾクゾクするわ

こういう裏設定あった方が面白いね

>>15
でもこれが真実っぽくね？
こういうのって強引なの多いけど、これはあまりにも納得いく点が多すぎる

そんなん昔からよく煮るなり焼くなり好きにしろって言うじゃん

wikiには異説の欄だけど割とそれっぽく書いてあるな
https://ja.wikipedia.org/wiki/あんたがたどこさ

君たちどこから？
日本から→日本の東京から→東京の新宿から

ていうの聞いたんだけど違うん？

ん？でそういう暗喩を込めたのを琵琶法師的なのが喧伝して回ったってことか？

そーす

>>23
初出？は太田信一郎著の「童歌を訪ねて」って本らしいぞ
まあ実際はそれより以前から「なぜ熊本発祥なのに関東弁？」っていうことで議論はされていた

起源の主張する何処かの人達並に無理筋

はー

ちなみに、「船場山」は存在しないけど、「仙波山」は存在する
埼玉は平地だけど、喜多院周辺のやや盛り上がっている土地は「仙波山」と呼ばれてたみたい

兵士の出身地である熊本の「船場」と、子供の言ってる埼玉の「仙波」が食い違ったやり取りなんだなぁ
おもしろすぎる

船場って船着場としてどこにでもあるし
山ってちょっとした高台でもあるんだよ

五木の子守唄でも熊本弁じゃ無いな確かに
今の熊本弁に口語訳しても何か変だし

小仙波の交差点運転するの怖い

童謡って恐いな