94982295月放送のWOWOWドラマ「東京すみっこごはん」の撮影現場で、法令に違反する子役の就労時間オーバーが相次いでいたことが、「週刊文春」の取材により明らかとなった。



14時間にわたって、天才子役に長時間労働を強行


夜を徹した長時間撮影を強いられたのは、NHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」や「砂の塔」(TBS系)に出演した“天才子役”稲垣来泉(くるみ・6)だ。


稲垣来泉さん



この日、稲垣は昼12時入り。撮影は朝5時まで17時間続けられた。

監督の三島有紀子氏(47)は稲垣の演技に納得がいかず、深夜3時過ぎからダメ出しを繰り返し、数十回にわたる撮り直しを強行。プロデューサーの森井輝氏(43)も現場にいながら撮影を中断しなかった。

稲垣は同行していた母親に抱き付き、肩を震わせて泣き始めたという。この前日も稲垣は深夜2時まで14時間に及ぶ撮影をさせられていた。


監督の三島有紀子氏
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労働基準法では満13歳未満の年少者の20時から午前5時までの就労を禁止している。

WOWOWと制作会社ROBOTは連名で書面回答。事実関係を認めた。


『連続ドラマW 東京すみっこごはん』