レッド「ここに3匹のポケモンがいるだろ?」
リーリエ「カントー地方のチャンピオンさんですね、こんにちは」
レッド「ポケモントレーナーを目指す覚悟はできたようだね」
リーリエ「ええ。ポケモンを戦わせることには慣れていませんが、深い愛を育むと考えれば、悪いことではないようです」
レッド「よし」
レッド「ここに3匹のポケモンがいるだろ?」
リーリエ「ええ、リザードンに進化するんですよね」
レッド「あ、知ってるんだ」
リーリエ「はい!」
レッド「とりあえずポケモンリーグ制覇を目指してみたらどうだろう」
レッド「まずは各地のジムリーダーに勝ち、バッジを集めるんだ」
レッド「全てのバッジを集めたらセキエイ高原にくるといい」
レッド「まずはここ、クチバシティのマチスに挑んでみてはどうだろうか」
レッド「じゃあ、頑張って。オレはアローラに行ってバトルツリー挑戦してるから」リザードン ソラヲトブ
リーリエ「よし、頑張りましょう! トカゲちゃん!」
ヒトカゲ(トカゲちゃん……)
リーリエ「トカゲちゃん、モンスターボールに入っていてくださいよ」
ヒトカゲ「カゲ!カゲカゲ!」
リーリエ「嫌なんですか? 困りました」
リーリエ「まあ、いいです! まずはマチスさんに挑む前にディグダの穴でダグトリオを捕まえましょう!」
ヒトカゲ「カゲ!」(お、分かってるなこいつ)
リーリエ「では、行きますよ! カゲちゃん!」
ヒトカゲ「……カゲ」(名前変わってるぞ)
リーリエ「出ました! ダグトリオです!」
リーリエ「これがカントー地方の姿ですね! 本で読みました!」
リーリエ「よし、カゲちゃん、ひっかくで弱らせてください!」
ヒトカゲ「カゲカゲ!」(任せろい)
リーリエ「あ、血とか出ないようにお願いします!傷つけすぎないで!」
ヒトカゲ「カ、カゲ!」(優しい子やな)
カゲちゃん の ひっかく ! きゅうしょ に 当たった !
リーリエ「あああ!!! カゲちゃん、やりすぎ!」
ヒトカゲ「カゲー……」(こればかりは制御できないんだよお)
リーリエ「よし、ヒールボールを投げましょう!」
コロ…………コロ…………
コロ………………カチッ!!
リーリエ「やりました! カゲちゃん! やりました!」
ヒトカゲ「カゲカゲ!」(中々いい腕だぞ!)
リーリエ「よし、ジムへ向かいましょう、カゲちゃん、もぐもぐちゃん」
ダグトリオ「ダグ!」(うーん、このネーミングセンス)
ークチバシティジムー
マチス「ヘイ! イナズマアメリカン! カモーン!」
リーリエ「もぐもぐちゃんで三タテ余裕でしたね」
ヒトカゲ「カゲカゲ」(がくしゅうそうち美味しい)
ダグトリオ「ダグダグ」(当然やろ)
リーリエ「カビゴンさんがいて進めませんね……」
リーリエ「無理やりどかすのも申し訳ないですし、ここは別の道へ行きましょうか」
リーリエ「地下通路を抜けてハナダシティへ向かいますよ!」
ヒトカゲ「……カゲ」(え、水タイプのジム)
ダグトリオ「……ダグ」(きついっすわぁ……)
リーリエ「カゲちゃんのレベルを上げながら行きましょう。頑張ってくださいね、カゲちゃん」
ヒトカゲ「カゲ!」(うわあ頑張ろう)
ダグトリオ「ダグ?」(え??がくしゅうそうちオフにすんの????ええ???)
リーリエ「勝負しましょう、短パンこぞうさん!」
ヒトカゲ「カゲー」(あと1レベで進化なんだけどなー)
リーリエ「おや、あの家は?」
育て屋「いらっしゃいよく来たね」
リーリエ「あら、ポケモンたちを戦わせることなくレベルアップさせるのですね」
リーリエ「でもカゲちゃんは預けたらいあいぎりできません……。困りました……」チラッ
ダグトリオ「…………まさか」
育て屋「時間が経ったらまたおいで」
ダグトリオ「……………………」(これ忘れられて引き取られないパターンやん……)
ヒトカゲ「カゲカゲカーゲ!!」(こっちの民家の裏にふしぎなアメ落ちてるんだよ! 食わせてくれ!)
リーリエ「あ、こら、いけません!」
ヒトカゲ「カゲ……カゲカゲ…………」(確かこのあたりに)
リーリエ「おや、これは?」
ヒトカゲ「カゲ!!」(お! そこにあったか! くれ!)
リーリエ「あ、ダメですよ。落ちてるもの食べたら汚いのです」
リーリエ「トカゲちゃんはこっちですよ」 つ ポケマメ
ヒトカゲ「カ、カゲェ……」ポリポリ
リーリエ「でも、たしかにお腹減りましたね。もったいないのでこっちは私が食べます」
ヒトカゲ「ゲ!」(ゲ!)
リーリエ「ん……」ゴクン
リーリエは レベルが 上がった!
ヒトカゲ「」
リーリエ「なんだかみなぎってきました!」
ヒトカゲ「カゲカーゲ」(あーそこはまだ早いな。殿堂入りしたらだな)
リーリエ「きっと強いポケモンがいます! 行きますよ! カゲちゃん!」
ヒトカゲ「カ……カカ……」(マジ?)
ミュウツー「私は誰だ……」
リーリエ「し、喋りました!」
ヒトカゲ「」ブルブルブルブル
ミュウツー「ここはどこだ……私は誰だ……」
リーリエ「本で見たことがない珍しいポケモンです! さあカゲちゃん! いあいぎり!」
ヒトカゲ「カゲカゲ!!!!」(むりむりむりむり)
リーリエ「どうしました? 頑張って!」
ミュウツー「所詮お前は何百と割られた卵のうちの一匹でしかない」
ミュウツー「お前はただのコピーにすぎない」
ヒトカゲ「カ……カゲー……」(おれに向かって言ってるのか? こいつやべえよ……)
ミュウツー「お前は思わないのか?」
ヒトカゲ「……カゲ?」(お、おれか? おれに聞いてるのか?)
ミュウツー「誰が生めと頼んだ」
ミュウツー「誰が作ってくれと願った!」
ミュウツー「私は、私を産んだ、全てを恨む!」
ミュウツー「だからこれは“攻撃”でもなく“宣戦布告”でもない……」ブォォォオオン!
ヒトカゲ「!? カ、カゲ! カゲカゲ!」(!? やばい! シャドーボールっぽいのくる!)
ミュウツー「私を生み出したお前たちへの“逆襲”だ!」
リーリエ「!?」
ヒトカゲ「カゲェ!!!」(危ないリーリエ!!!)
ドゴォォオオン……!
ヒトカゲ「カゲゲ……」(いてて……)
リーリエ「ああ、こんなに怪我をして……オボンの実です。食べて……」
ヒトカゲ「カゲ」(た、助かった)
ミュウツー「ふん……」
リーリエ「……あなた! 明らかに息の根を止めようとした規模の攻撃でしたよ! やりすぎです!」
ミュウツー「そのつもりで撃ったのだ。次はしっかり狙って貴様に当てるぞ、人間」
リーリエ「やめてください! 生き物を何だと思ってるんですか!?」
ミュウツー「……何だと?」
ミュウツー「その言葉、そっくりそのまま返してやる」
ミュウツー「神にでもなったつもりか?」
リーリエ「そ、そんなことは、ありませ……」
ミュウツー「私たちポケモンは貴様らの勝負の道具などではない! 仕事の道具ではない!」
ミュウツー「何がポケモンリーグだ、笑わせるな」
ミュウツー「ポケモンを“愛”などというまやかしで騙し、傷をつけられては癒やし、また戦わせ、新しいポケモンが現れれば、逃す」
ミュウツー「ポケモンは本来あるべき姿を忘れ、人間の道具に成り下がっているのだ」
ミュウツー「こんな洞窟の奥にいても、生まれてすぐに捨てられるポケモンたちの悲鳴が聞こえる!」
ミュウツー「愛され育ったポケモンが捨てられる悲鳴が聞こえる!!」
リーリエ「……っ…。それは……」
ミュウツー「話は終わりだ、消えろ、人間」ブォォォオオオン!!
リーリエ「くっ……ポケモンとの絆は……いつかきっと……!」
リーリエ(絆? 確かにポケモンは……私たちの都合に合わせて……)
ミュウツー「ふんっ」
ヒトカゲ「カゲカゲゲ!!!」
ドゴォォォオオオオオオン!!
リーリエ「ま、まさか、カゲ……ちゃん……?」
ヒトカゲ「」()
リーリエ「カ、カゲちゃん……?」
ヒトカゲ「」()
リーリエ「げ、げんきのかたまりを使えば!」
つかっても こうかがないよ
リーリエ「……そ、そんな」
リーリエ「あ、あなたには!! 感情がないのですか!」
ミュウツー「……感情だと?」
ミュウツー「私は、怒っているぞ」
リーリエ「怒り以外の感情は、ないのですか!!」
リーリエ「目の前で一匹の生き物が死んでしまったというのに!
リーリエ「あなたが! カゲちゃんを! 殺した!!」
ミュウツー「……黙れ」ズキン
リーリエ「あなたは私の友達を……! それなのに、今もまだ怒って
コメント一覧
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- 2017年03月01日 19:20
- 初の1ゲト!
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- 2017年03月01日 19:23
- 唐突なウルキオラに草
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- 2017年03月01日 19:42
- 良く分からん
なんだ何がしたかったんだ
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- 2017年03月01日 20:03
- 僕のムーンバージョンにはリーリエがもう居ません( ;∀;)
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- 2017年03月01日 20:24
- ナツメさん・・・
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- 2017年03月01日 20:45
- 消化不良
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- 2017年03月01日 21:25
- ウルキオラはミュウツーだった?
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- 2017年03月01日 21:48
- このミュウツーの声は間違いなく市村さんだ。
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