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Windows 10 「ストアアプリ以外インストール禁止」設定を追加へ、セキュリティ面で効果も上級ユーザーには手間 - Engadget 日本版

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Windows 10 「ストアアプリ以外インストール禁止」設定を追加へ、セキュリティ面で効果も上級ユーザーには手間

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マイクロソフトがWindows 10 Creators Updateの最新ベータ版にWindowsストアを経由しないアプリをブロックする設定項目を追加しました。ブロック機能を有効にすれば、たとえばマルウェアが勝手にPCにインストールされるようなことがなくなります。

また、仮にマイクロソフトがデフォルトでこの機能をオンにした場合は、たとえばPC購入時にたくさん入れられているプリインストールソフトの導入を禁止することもできるとのこと。

しかしこの設定には弊害もあります。たとえばブロック設定が有効のままだとデスクトップアプリ(Win32アプリ)がインストール不可能となり、PhotoshopやFirefox、Chromeなどといったデスクトップアプリも導入できません。
マイクロソフトは最近になってWindowsストア経由でサードパーティがデスクトップアプリを配布できるようにしたため、上記のアプリケーションがWindowsストアでの配布に対応すれば問題は回避できそうです。しかし実際にそうするかは、ソフトウェアメーカーの販売戦略にも影響する話です。そもそもマイクロソフト自身が、Officeスイートの完全機能版をWindowsストアで配布していません。

とはいえ、公式ストア以外からのアプリケーションのインストールを制限するのは、アップルがiPhoneやMacなどでもう何年も前からやっていることでもあります。誤ってマルウェアをインストールして(されて)しまうリスクを考えれば、通常は初心者向けに安全な状態を保ちつつ、パワーユーザーが自分で制限を解除できるようにしておくというのもまた正しい考え方なのかもしれません。

なお、記事執筆時点でこのブロック機能はWindows 10 Creators Updateの最新ベータ版のほか、Windows 10 Insider Previewの最新ビルドに含まれています。ベータ版ではデフォルトでブロック機能は無効となっており、今後もこれといった問題や変更がなければ、そのまま正式版に搭載される見込みです。
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