また、仮にマイクロソフトがデフォルトでこの機能をオンにした場合は、たとえばPC購入時にたくさん入れられているプリインストールソフトの導入を禁止することもできるとのこと。
しかしこの設定には弊害もあります。たとえばブロック設定が有効のままだとデスクトップアプリ(Win32アプリ)がインストール不可能となり、PhotoshopやFirefox、Chromeなどといったデスクトップアプリも導入できません。
Starting with 15042, you can block installation of Win32 apps on ANY edition. Even Enterprise. pic.twitter.com/MHzpBkNLE3
— Vitor Mikaelson 🦄 (@vitorgrs) 2017年2月26日
とはいえ、公式ストア以外からのアプリケーションのインストールを制限するのは、アップルがiPhoneやMacなどでもう何年も前からやっていることでもあります。誤ってマルウェアをインストールして(されて)しまうリスクを考えれば、通常は初心者向けに安全な状態を保ちつつ、パワーユーザーが自分で制限を解除できるようにしておくというのもまた正しい考え方なのかもしれません。
なお、記事執筆時点でこのブロック機能はWindows 10 Creators Updateの最新ベータ版のほか、Windows 10 Insider Previewの最新ビルドに含まれています。ベータ版ではデフォルトでブロック機能は無効となっており、今後もこれといった問題や変更がなければ、そのまま正式版に搭載される見込みです。