TechCrunchは28日(現地時間)、「Chrome OS」を搭載する米グーグルの高性能ノートPC「Chromebook Pixel」について、近い将来に後継機種が投入される予定はないことが、米グーグル幹部によって明言されたと伝えています。
TechCrunchによると、同社幹部のリック・オステルロー氏は今回、MWC 2017にて開催されたジャーナリスト向けの小規模な会合において、現時点において、グーグルあるいは「Pixel」ブランドを冠したノートPCを、新たに市場に投入する予定はないことを明言したとのことです。
一方で同氏は、米国および英国のノートPC市場において、同社が2番目に高いシェアを獲得していることにも言及し、同社がノートPC市場からの撤退を計画している訳ではないことを強調しました。
なお、Chromebook Pixelの第3代目モデルは、Android OSとChrome OSを統合した新たなプラットフォーム「Andromeda OS」を世界で初めて搭載する製品として、2017年内に登場することが期待されていましたが、残念ながら雲行きはかなり怪しくなってきた模様です。
[TechCrunch via Android Police]
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