カメラ機能強化で暗い場所でもキレイに撮れる「Moto G5 Plus」などモトローラの新製品をチェック MWC 2017
G5 Plus & G5ともに日本での発売を予定しています
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モトローラはモバイル関連見本市 MWC 2017で同社のミッドレンジに位置する「Gシリーズ」の最新モデル「Moto G5」と「Moto G5 Plus」を発表しました。「Moto G5」は5インチ(1080×1920ドット)、「Moto G5 Plus」は5.2インチ(1080×1920ドット)サイズです。
高性能なカメラセンサーがポイントの「Moto G5 Plus」
Moto G5 Plusは、CPUにSnapdragon 625を採用し、メモリは2GBもしくは4GB、内蔵ストレージは32GBもしくは64GBです。ディスプレイの下には指紋認証センサーを搭載。ロック解除だけでなく、ボタン上で左にスワイプすると「戻る」といった動作にも対応しています。前モデルと比べて画面サイズは5.5インチから5.2インチへと小さくなってますが、この指紋認証センサーによりディスプレイ上にホームボタンなどを表示する必要がないので、表示領域を広く確保できます。
ちなみにホームボタンなどをディスプレイ上に表示する設定にも切り替え可能なので、これまでの操作方法に慣れている人も安心。本体前面に指紋認証センサーがあったほうが、机の上に置いているときでもロックが解除しやすい印象です。
カメラ機能はメインカメラが1200万画素。一般的なスマートフォンと比べると解像度で劣っているようにみえますが、実際はデュアルピクセルセンサーを採用しており、サムスンのGalaxy S7シリーズと同じ。フォーカススピードが速く、明暗差もキッチリと表現できます。展示ブースでテスト撮影してみましたが、逆光でも明暗と色の階調がはっきりとしていて、シャープな仕上がりでした。
デザインは全体的に丸みを帯びており、背面もラウンドフォルムでグリップしやすい。カメラレンズはかなり出っ張っていますが、レンズ回り周辺が丸ごと盛り上がっているので、盛り上がっている部分がここまで大きいと逆にアクセントとなってデザイン的な特徴になっています。
Gallery: MWC 2017 Motorola 「Moto G5 Plus」 | 13 Photos
コストパフォーマンス抜群の「Moto G5」
一方「Moto G5」は、CPUにSnapdrgaon 430を採用。処理性能はハイエンドモデルと比べると劣りますが、199ユーロという価格は魅力。ミドルレンジのCPUとはいえ、アプリの切り替えや画面のスクロールなどにもたつくことはなく、3Dゲームなどヘビーな使い方をしなければ、十分メイン端末として活用できる高コストパフォーマンスモデルです。200ユーロ以下のモデルですが、「Moto G5 Plus」と同じく指紋認証センサーを搭載。指紋認証センサーは、他メーカーでもミドルレンジ以上にはほぼ搭載されており、当たり前の機能となりつつあります。背面デザインはG5 Plusに似ていますが、カメラレンズの膨らみはなくフラットな形状です。
関係者によると、「Moto G5 Plus」、「Moto G5」ともに日本での発売を予定しており、発売が決定すれば改めて日本で発表会などのアナウンスをするとのこと。前モデルの「Moto G4 Plus」はコストパフォーマンスの高さで人気でしたので、G5シリーズも注目を集めそうです。
Gallery: MWC 2017 Motorola 「Moto G5」 | 7 Photos
Moto Modsの新作や開発用キットも展示
モトローラブースではそのほか、Moto Zシリーズ向けのアクセサリー「Moto Mods」の展示も行なっています。新作としては、スマートフォンアクセサリーメーカーのINCIPIOによるクルマ用の「Vehicle Dock」を展示。クルマのエアコン送風口に取り付け、Moto Zシリーズをマグネットでカンタンに着脱可能。充電やオーディオ出力機能も装備しています。筆者はMoto Zシリーズユーザーではないものの、自分のスマートフォンをクルマに装着するときは、同じようなフォルダーを使っているので、心惹かれたアイテムです。
そのほか未発売のバッテリーパックや、Moto Mods開発者向けに提供されているキットも展示。今後もMoto Mods製品が増えて、Moto Zユーザーはさらにスマートフォンを楽しく使えそうです。