【ガルパン】妙子「忍ちゃんが女子キラーになった話」
- 2017年03月03日 21:40
- SS、ガールズ&パンツァー
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忍「え、どうしたのいきなり……?」
あけび「あ、それ分かるかも~。ウサギさんチームの丸山さんも男の人って勘違いしちゃう位だし!」
忍「えぇ……それ褒めてるの……?」
妙子「だって忍ちゃん、戦車道履修者の中で1番背高いし、胸の大きさだって丁度いいし!」
忍「ゴホゥッ!!」グシャア
あけび「あぁっ、忍ちゃんが血を吐いて倒れた!」
妙子「あはは……ご、ごめんね?そんなつもりじゃなかったんだ~……」
あけび「忍ちゃん、大丈夫?」ポンポン
忍「ん……大丈夫……あ、あけび……」
あけび「どうしたの?」
忍「綺麗……」
あけび「えっ……///」ドキ
忍「あっ……ごめん。こうやってまじまじと見つめることって無かったから、つい……」
あけび「も、もう!驚かさないでよ~」ポカポカ
あけび「今良いところだったのに!?」
妙子「良いところって?」
あけび「う、ううん!何でもないよ!」
妙子「今のセリフ……完全に色男だったよ!」
忍「私、一応女の子なんだけど……」
妙子「周りの女の子絶対勘違いしちゃうもん!ね、あけびちゃん!」
あけび「えっ!?あ、うん!」
妙子「忍ちゃんのイケメンパワーで周りの子落とせちゃうよ!」
忍「嬉しくないんだけど!?」
妙子「でしょ!?」
忍「そうなのかなぁ……?」
妙子「忍ちゃん、試しにあけびちゃんを口説いてみてよ!」
忍「えぇ!?ムリムリ!漫画の世界じゃないんだから……ねぇあけび?」
あけび「私は……良いよ///」
忍「えっ」
忍「ちょ、ちょっと待って!私そういうのよく分かんないんだけど!?」
妙子「忍ちゃんの中にあるイケメン像をそのまま再現すればいいだけだよ!」
忍「だから私女の子だってばぁ~……」
あけび「忍ちゃん……良いかな?」ウルウル
忍「うっ!」ズキュン
忍「わ、分かった分かった!1回だけだからね!?もぅ……」
妙子「やった!」
忍(前に漫画で見たシチュエーションでいいのかな……)
あけび「なんだかドキドキしちゃうなぁ……」
忍「じゃあ……準備はいい?」
あけび「はっ……はいっ!」
忍「……あけび」ギュッ
あけび「ひゃ……///」
妙子(抱き締めた!?)
忍「……私のものになって欲しいの。誰にも触らせたくない……ダメ?」
あけび「あ……あ……///」
妙子「わわっ、すごい……王子様みたい……///」
あけび「」ズルッ
忍「あ、あけび!?」
妙子「あけびちゃんが泡吹いて倒れた!?」
あけび「」ブクブク
妙子「あけびちゃん!しっかり!」ユサユサ
あけび「ふ……えへへぇ……///」ホヘ~
妙子「あ……ちょっと幸せそう」
妙子「忍ちゃん、どうしたの?」
忍「私は……私、は……」
妙子「……忍ちゃん?」
忍「そうか……私は……」
妙子「え……」
忍「っ!」ダッ
妙子「あっ、ちょっと!?どこ行くの!?」
バレー部ファイトー!オー!
妙子「光の速さで消えてった……何だったんだろう……」
妙子「あけびちゃん?目が覚めた?」
あけび「止め……て……」
妙子「へ?」
あけび「忍ちゃんを……止めて……!」
妙子「ど、どういうこと……?」
あけび「今の忍ちゃんは危険なの…8女の子を次々と恋に落とす兵器だよ……!」
妙子「そんな……!」
あけび「このままだと、大洗女子は滅びちゃう……お願い、今の忍ちゃんを……止められる、のは……妙子ちゃん……し、か……」ガクッ
妙子「あけびちゃん!?しっかりして!あけびちゃん!」
あけび「」ポワワ~
妙子「……私が」
妙子「私が、何とかしないと……!」
妙子「忍ちゃん、どこなの……?」
妙子「あれ……あそこに倒れてるのは……!?」
桃「」
沙織「」ヤダモー
妙子「河嶋先輩に武部先輩!?もしかして……!」
忍「ふぅ……」キラーッ
妙子「やっぱり……忍ちゃんに落とされちゃったんだ……!」
妙子「どうしよう、早くも2人落とされちゃうなんて……」
妙子「と、とにかく先回りしてみんなに連絡を……」
バタン
妙子「っ……うそ!?」
あゆみ「」キュウ
妙子「目を離してる隙に、3人目の犠牲者が……!」
妙子「あっ、逃げた!は、速い……!」
妙子「早くなんとかしないと……このままじゃ、大洗女子が……!」
~~~~~~
忍「幼馴染みよりも、私を見て……?」カベドンッ
カエサル「はぅっ……」バタン
妙子「ちょろーい!」
忍「駆け落ちドライブ……しませんか?」アゴクイッ
ホシノ「くぅ……」バタン
妙子「大洗一(落ちるのが)早い女!」
忍「私を攻略しませんか……?」ホッペチュ
ねこにゃー「にゃあ……」バタン
妙子「恋愛ゲーと現実は別物!」
忍「貴方が私の風紀を乱してるんですよ!ほらほらっ!」パァン!パァン!
そど子「こんなの校則違反よー!」バタン
妙子「…………」
河西忍は次々と大洗の女子を落としていった……
妙子「はぁ……はぁ……速すぎて追いつかない……」
妙子「目の前でどんどん人が犠牲になっていってるのに、何も出来ないなんて……!」グスン
忍「……ここかしら」
妙子「ん?教室の前で立ち止まった……?」
妙子「ここ、確か2年生の教室だよね……」
妙子「中に誰かいるのかな……?」チラ
~
典子「うおおおおおおおおお!!」カリカリ
典子「根性で終わらせてやるー!!全てはバレー部復活のために!!!」カリカリ
~
妙子「っ……!?」
妙子「補修中のキャプテン……!?まさか……!」
妙子「あけびちゃん!大丈夫なの!?」
あけび「うん、なんとか……それより妙子ちゃん、忍ちゃんの本当の目的は……アレだよ」
妙子「もしかして……キャプテン?」
あけび「うん。今までのは全て前菜。忍ちゃんはキャプテンを我が物にするためにイケメンパワーを貯めてたんだよ!」
妙子「うそ……」
あけび「早く忍ちゃんを止めないと、キャプテンが……!」
あけび「今の忍ちゃんのパワーなら、教室に足を踏み入れた瞬間その教室にいる人はみんなトリコになっちゃう位のパワー……」
妙子「キャプテンっ……!」
忍「妙子……?」
妙子「忍ちゃん、もうこんなことやめて!」
あけび「そうだよ!私達謝るから!」
忍「謝る……?2人は何も悪いことはしてないんだから、謝る必要はないじゃない」
妙子「でも……」
忍「私の中に秘められた力に気付いたの。バレーの才能より、もっとすごいもの……」
忍「その力を今発揮してるだけなんだから、これは私がしたいからしてるの」
あけび「忍ちゃん……」
あけび「待って!」
妙子「あけびちゃん!?」
あけび「私が……」
あけび「私が……身代わりになるから!」
妙子「何言ってるの!?そんなのダメだよ!」
あけび「でも、キャプテンを助けるためにはこの方法しか無いから……」
忍「……それは無駄」
妙子「えっ……」
忍「私が欲しいのはキャプテンなの。誰かが代わりになって収まる問題じゃない……」
妙子「忍ちゃん……どうしてそこまでして……」
コメント一覧
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- 2017年03月03日 22:19
- クソミソぶりで分かってた
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- 2017年03月03日 22:28
- このぶっ飛びっぷりに安心する