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2月26日、「関ジャム 完全燃SHOW(テレビ朝日系列)」が放送され、ゲストにデビュー20周年を迎えるKinKi Kidsの堂本光一が登場。

光一が、自身のライフワークともいえる舞台「Endless SHOCK」、ジャニー喜多川社長との衝突について語った。

光一、舞台演出のこだわりを明かす



「Endless SHOCK」は2000年に帝国劇場で始まり、現在17年目にして3月で1500回公演を達成する舞台。光一は、主演を務めるだけでなく2005年から脚本・演出も担当している。

演出する上で様々なこだわりがあるという光一だが、劇中でワイヤーを使った「ラダーフライング」という演出のこだわりについて語った。

「ラダーフライング」は、1本のワイヤーで宙に浮いている梯子から梯子へ渡り、最後は2階席に飛び移るという演出。これは、コンピュータでなく手動で管理されているという。

舞台裏で、前後に動かすワイヤーと高さを調節するワイヤーを4名ほどで操り、体力のいる技術と光一自身の振り子の動きの連携で、自在なフライングを可能にしているとのことだった。

光一は、フライングで2階席に行く演出が生まれたきっかけについて「以前から、2階席の壁、ぎりぎりまでフライングできていたので、2階席に行けるんちゃうん?」と思い実行に移したという。

しかし、成功するまでには苦労があり試行錯誤をした結果、振り子運動を最大限に活かすため、フライング中に両脇を女性スタッフと手をつなぎ、思いっきり反動をつけることで2階席にたどり着けるという。

サバンナの高橋茂雄が「そこまでして2階席に行きたい理由はなんなんですか?」と聞くと、光一は「1階席と2階席でお客様が分離してしまう。すべての空間を使って、すべてのお客様に満足していただくために2階席のお客様にもおいしい時間を届けたい」と語った。

また、初めて2階席にフライングしたときは「お客さん、のけぞってました。ファンの人も逃げるんだ」と語り、過去にも、ステージギリギリまで行って落ちてしまったとき、ファンの人がみんな逃げてしまい、一人で倒れていたという。「ファンって受け止めてくれないんだ」と笑いながら語った。

光一、演出でジャニー氏と衝突。「信じられない」「勝手にすれば」



また光一は、ジャニー氏が演出していた頃は脚本がちんぷんかんぷんだったと明かした。そして、「味わえるストーリーにしたい」と言う思いから、次年度からなくなってもいいという覚悟でジャニー氏に光一自身が脚本や演出を手がける事を提案すると、「YOUの好きにしなよ」と言ってもらえたという。

しかし、クライマックスで「夜の海」という暗い曲を採用したときにジャニー氏と衝突。

ジャニー氏は「最後にこんな暗い曲をやるの? 信じられないよ。勝手にすればいいじゃない」と言い、帰ってしまったという。

光一は「ジャニーさんにNOと言われるものは作っちゃいけないというのはあるんだけど、ここはちょっとぶつかっておかないと、いつまでもジャニーさんを超えることはできないなと感じて…(ぶつかった)」と、「夜の海」を採用した思いについて語った。

そして、その「夜の海」は今では外せないシーンとなっているという。

(担当・松岡ほっしー)

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