AppleInsiderは2日(現地時間)、2017年に登場する次世代iPhoneシリーズには、「USB Type-C」ポートではなくLightningポートが引き続き採用される見込みと伝えています。
Apple Insiderによると、米アップルの消息筋として名高いアナリストのミンチー・クオ氏は今回、USB Type-Cポートの採用が報じられた「iPhone 8」について(過去記事)、最新情報を公開したとのことです。
クオ氏は今回、先日の報道を明確に否定し、iPhone 8には引き続きLightningポートが採用されることを指摘。一方で、採用されるLightningポートは、新たに「USB Power Delivery(PD)」規格に準拠し、給電能力を向上させた新型モデルになる見込みとされています。
ただし、この新型ポートにおいて改善されるのは給電能力のみであり、「現在以上に高速なデータ転送への需要が少ない」ことを理由に、データ転送速度の向上については見送られる模様です。
また今回、iPhone 8には、“2-cell L-shaped battery pack design(2セル L字型2バッテリーパックデザイン)” と呼ばれる新型バッテリー技術が採用されており、現在よりもさらに充電速度が引き上げられる可能性を、クオ氏は明らかにしました。
明確かつ絶対的な利点が存在しない以上、アップルがUSB Type-Cポートへと “鞍替え” する可能性はほとんど無きに等しいものと思われますが、はたして。続報に要注目です。
[追記 2017年3月3日 11時10分]
事実とは異なる内容であったため、タイトルを訂正させていただきました。お詫びして訂正いたします。
[AppleInsider via Phone Arena]
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著者
もうええわw
USB PDの要件にtype-Cケーブルを使うことが定められてますが、USB PDはtype-C規格の一部ではありません。タイトルは不適切であると思います。
ご指摘ありがとうございます。USB PDについて誤った解釈をしておりました。
タイトルを修正し、お詫びさせていただきます。