ヴィーネ「魔界の秘薬をサターニャに使ったら」ガヴリール「大変なことになった」
- 2017年03月04日 23:10
- SS、ガヴリールドロップアウト
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ヴィーネ「どうしよう……」
ガヴリール「どうしたんだよ、ヴィーネ。って、げぇ! どうしたんだよ、こいつ……」
ヴィーネ「魔界から支給された悪魔力増強薬を使おうとしたんだけど」
ガヴリール「……」
ヴィーネ「サターニャがそれを見て、使いたいって言うから先に使ってあげたら」
ガヴリール「こうなった、と」
ヴィーネ「ガヴ、私どうしたら……」
ガヴリール「まあ先にヴィーネが使わなくてよかったな。それに、そのうち治るだろ」
ヴィーネ「そうだといいんだけど……」
ガヴリール「お、おい。なんかこっちに近づいてくるぞ」
ヴィーネ「えっ……な、なんかちょっと怖いわね」
サターニャ「ころらど! ころらど!(^q^)」ジリリッ
ガヴリール「やば、私の方に来た!」
ガヴリール(なんかやばい! こうなったら……)
ガヴリール「奥義! ヴィーネバリア!」グルンッ
ヴィーネ「ちょ! ええぇぇ!」
サターニャ「(^q^)」ブチュゥゥゥ
ヴィーネ「!?」
ヴィーネ「~~~~ッ!」バタバタ
ガヴリール(うわぁ、思いっきり唇吸われてる……)
サターニャ「(^q^)」ブチュゥゥゥ
ヴィーネ「……」ピクッピクッ
サターニャ「えっせんしゃる!(^q^)」スッ
ヴィーネ「」バタンッ
ヴィーネ「」
ガヴリール「……ヴィーネ、生きてるかー?」
ヴィーネ「」ムクッ
ガヴリール「お、よかったよかった。無事みたい……」
ヴィーネ「あうあうあー!(^q^)」
サターニャ「えれくとろ!(^q^)」ジリッ
ヴィーネ「しゃいにんぐ!(^q^)」ジリリッ
ガヴリール(なんだかわからんけど、すげーやばいって事だけはわかる。ここは……)
ガヴリール「一時撤退だ!」スタタッー
-学校の廊下-
ガヴリール(くそ、なんなんだよあれ。超ヤバイじゃんか)タタタッ
ガヴリール(とりあえずラフィエルに……って居た!)
ガヴリール「おい、ラフィエル!」
ラフィエル「ガヴちゃん? そんなに慌ててどうしたの?」
ガヴリール「実は……」
ガヴリール「どうしたら良いかわからなくて……知恵を借りに来たんだ」
ラフィエル「そうですね……まずは、関係のない他の方たちを避難させないと」
ガヴリール「た、確かにそうだな。一度、教室へ戻ろう」
-教室-
ガヴリール「あれ、あの二人が居ない!?」
ラフィエル「何処かに行ってしまったんでしょうか」
ガヴリール「と、とりあえず他の人達を避難させないと。あ、委員長いいところに!」
委員長「……」
ガヴリール「委員長、大変なんだ! サターニャとヴィーネには決して近づかないよう皆に……」
委員長「へきさごん!(^q^)」ガシッ
委員長「あうあうあー!(^q^)」ペタン
ガヴリール「くそっ、手遅れだったか!」
ざわ……
ざわ……
ガヴリール「な、なんだ……なんか教室の様子が……」
ラフィエル「ガヴちゃん、これって……」
クラスメートA「れりごー!(^q^)」ジリッ
クラスメートB「はんむらび!(^q^)」ジリリッ
ガヴリール「と、とにかく教室の外へ逃げるぞ!」
ラフィエル「は、はい!」
タタタタタッ
ガヴリール「ちくしょう、冗談じゃないぞ、こんなの!」
ラフィエル「ガヴちゃん、職員室! 先生方の力を借りましょう!」
ガヴリール「はぁ……はぁ……そ、そうだな」
-職員室-
ガヴリール「先生! 大変なんです、みんなが!」
担任「どうした天真。血相変えて」
ガヴリール「よかった、先生は無事で……」
担任「無事ってどういうことだ?」
ガヴリール「みんなが急におかしくなって……と、とにかく無事な人を避難させてほしいんだ!」
担任「みんながおかしい? おかしいって……おか、お、おて……」
担任「おてもやん!(^q^)」ガシッ
ラフィエル「ガヴちゃん、どいて!」ブンッ
ドカッ
担任「あうあー!(^q^)」バタンッ
ガヴリール「た、助かった……ありがと」
ざわ……
ざわ……
先生A「あなゆき!(^q^)」ジリッ
先生B「こなゆき!(^q^)」ジリリッ
ガヴリール「って、先生たちも全滅かよ!」
ラフィエル「ガヴちゃん! ここも危ないから学校の外へ逃げましょう!」
ガヴリール「お、おう!」
タタタタタッ
ガヴリール「くそっ、くそっ、どうしてこうなった!」
ラフィエル「と、とにかく落ち着いて策を考えられる所まで逃げないと!」
ガヴリール「そ、そうだな!」
-階段の踊り場-
生徒A「おすぷれい!(^q^)」ジリッ
生徒B「きよしあじよし!(^q^)」ジリリッ
ガヴリール「ちくしょう、もうこんなところまで……これじゃ下へ降りられない」
ラフィエル「こっち! こっちが空いてます!」
ガヴリール「お、おう」
ガヴリール「はぁ……はぁ、ぜぇ……ぜぇ……」
ラフィエル「ガヴちゃん! 大丈夫ですか!?」
ガヴリール「……し、しんどい」
生徒C「こんぼい!(^q^)」ジリッ
生徒D「のなぞ!(^q^)」ジリリッ
ガヴリール「って、こっちにも!」
ラフィエル「どうしましょう……囲まれましたね……」
サターニャ「ちぇっこり!(^q^)」ジリッ
ヴィーネ「ちぇっこりっさ!(^q^)」ジリリッ
ガヴリール「お、おまえら! 今までどこに!」
ラフィエル「あらあら~……」
ガヴリール「なんだ、ラフィエル」
ラフィエル「こんな所で二人とも捕まってしまっては、一巻の終わりです」
ガヴリール「た、たしかに……」
ラフィエル「私が時間を稼ぎますから、ガヴちゃんは神足通で外へ逃げて天界へ」
ガヴリール「そ、そんな……おまえだけ置いていくなんて……」
ラフィエル「それしか方法がありません。そして天界から助けを呼んできてほしいんです」
ガヴリール「……ッ」
ラフィエル「それに私……ガヴちゃんのあんな姿、見たくありませんから」
ガヴリール「ラフィエル……わかった」
サターニャ「ろっこつまにあ!(^q^)」ブチュゥ
ヴィーネ「ほんじゃまか!(^q^)」ブチュゥゥ
ラフィエル「ガヴちゃん! みんなを! そして私を! 頼みましたよぉぉ……」
ガヴリール「ラフィエルゥゥゥ!」
ガヴリール「くっ、詠唱完了……おまえの犠牲は無駄にしないっ……神足通!」
ヒュンッ
スタッ
ガヴリール「はぁ……はぁ、くそっ、飛べたのたったこれだけか!」
ガヴリール「!?」
ガヴリール「ちくしょう、パンツが……もっていかれたッ!」
ドゥルルルル (^q^)卍三
三卍(^q^) ドゥルルルル
ガヴリール「あいつら、もう外まで!? 早く逃げねーと!」
-街中-
タタタタタッ
ガヴリール(天界へは家からゲートを開いて、だな……)
タプリス「て、天真先輩?」
ガヴリール「タ、タプリスか!? おまえ、平気か? なんともないか?」ペタペタ
タプリス「きゃっ! 先輩? どうしたんですか?」カァァ
ガヴリール「よかった、平気みたいだな」
ガヴリール「ああ、学校の連中みんなやられた……ラフィエルやヴィーネもだ」
タプリス「そんな……」
ガヴリール「とにかく私は一度、天界へ戻って助けを呼んでくる! おまえも一緒に来い!」
タプリス「は、はい!」
犬「……」フラフラ
ガヴリール「ん? なんだ……?」
犬「わうわうわー!(^q^)」ガバァ
ガヴリール「し、しまっ!?」
タプリス「先輩危ないッ!」ドンッ
犬「れっといっとびー!(^q^)」ブチュウゥ
タプリス「きゅぅ」バタン
ガヴリール「タ、タプリスゥゥゥーー!!」
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- 2017年03月04日 23:35
- デッド系だったか
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