先日フィリピンで見つかった毛むくじゃらの生き物のニュースをお伝えしたが、イギリスにも同じ時期に奇妙な生き物が浜辺で見つかったという。
先月2月20日、イギリスのコーンウォール州の浜辺に謎の生物の遺骸らしきものが漂着しており、歩行者を驚かせた。長さはおよそ2.4メートルで、すでに異臭を放っていた。
この生物をめぐり、現地ではさまざまな憶測がなされた。古くからの習わしや伝説などからいくつかの興味深い候補が出たものの、その漂着物の腐敗が進みすぎているため特定は困難を極めているという。
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モーゴウル?シーサーペント?謎が深まる謎生物
現地で発見された漂着生物
image credit:dailymail
この奇妙な生物を見た現地の人々の中には、これが伝説のモーゴウルではないかという声も上がっていた。
モーゴウルの想像図
image credit:wierdnwildcreatures.wikia.com
モーゴウルとは1975年に、現場近くのペンデニス・ポイントに初めて姿を見せた謎の生物で、非常に長い首と黒または茶色の肌をもつといわれ、いわゆるシーサーペント(関連記事)に相当する未確認生物だという。
アシカの怪物やワニ、クジラという見解も
また、この生物がアシカに似ていることから、地元のサバ漁師が悪天候と漁の不良が続くと、アシカ似の怪物の仕業だとする習慣が引き合いに出されている。
アシカ系なのか?
image credit:dailymail
一方で、一部の人々の中には第一次大戦中、イギリスの商船がドイツの潜水艦に魚雷で攻撃された後に姿を現した、水かきのついた足と力強い尾を持つ体長18メートルのワニのような生物ではないかという意見もあった。
なお現在のところ、この生物はゴンドウクジラの仲間という話が有力のようだが、腐敗や損傷が激いため特定は難航しているという。
後日談:とここまで書いたものの、数日後にコーンウォールの野生動物専門家がこの生物はクジラやアシカではなく、イルカであると発表したそうだ。詳細な特定方法は不明だが、とりあえずイルカに落ち着いたみたいだ。
この前のフィリピンの漂着生物といい、海で見つかる巨大生物系はやはりクジラやイルカ率が高いようだ。でも現場の言い伝えや目撃情報なんかを聞くと、人目を忍んで潜伏してる巨大生物の仲間や伝説の奇怪な生物なんかはまだまだいる気がするんだけどなー。
via:dailymail・translated D/ edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
頭蓋骨にイルカの特徴 (メロンが載って見慣れたあの頭になる) ありますね.
2. 匿名処理班
イルカとかシャチとかみたいな水棲哺乳類じゃないかねぇ
3. 匿名処理班
一見毛むくじゃらに見えるが腐ってばらけた筋組織である。