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子供たちも大興奮だった「1-2-Switch」のいいところ、イマイチなところ - Engadget 日本版

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子供たちも大興奮だった「1-2-Switch」のいいところ、イマイチなところ

家中走り回り、腕を振り回し、負けると大泣きする息子たち

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本体は、ヨドバシ.comで購入し、午前中に到着しましたが、アマゾンで買ってなかなか到着しなかった「1-2-Switch」。実は宅配便ではなく郵送だったということで、そりゃ郵便だと夕方近くだよなぁと納得。「祝発売!! ニンテンドースイッチが到着したのでさっそく開封と設置をしてみた(更新完了)」の記事をモクモクと仕上げている間にポストに投函されていました。オーマイガッ!

ということで、さっそく開封してプレイすることにしました。


これがパッケージ。縦長タイプですね。


開けてみると......ゲームカードオンリー! またマニュアルレス! まぁ単純だしゲームごとにマニュアルがあってもしょうがないですがね。


ゲームカードはSDカードのちょっと分厚い感じです。


端子の部分は、SDカードなどよりスリットが長い。


カバーを開けて、ゲームカードを挿入します。挿し方はこの方向です。


ちなみに、本体をNintendo Switchドックに置くと、電源がオフでも起動してスリープ状態になります。このため、ドックから外すとすぐに画面がつきます。


また、Joy-Conはどういう形態で使うか設定できます。例えば、Joy-Conを単体で使いたいときは、それぞれSL+SRボタンを押すとそのように認識され、押した順でコントローラー番号が割り当てられます。ちなみに、「1-2-Switch」はゲームが始まるときに、使うJoy-Conを決めるので、この設定は特にしなくても大丈夫です。


「1-2-Switch」のカードを入れると画面上に表れます。これをタップするかJoy-Conで選択するとゲームが始まります。


ゲーム中にホームボタンを押すと、プレイを中断できます。ゲームを選択すればすぐに中断したところから再開します。スリープしても同様です。

本格的ゲームプレイ初体験な息子たち

今回プレイしたのは、6歳と4歳の男児。ニンテンドースイッチの購入を決めたのも、「1-2-Switch」ならうちの息子たちに遊ばせてもいいかなと思ったからです。息子たちは、これまでゲームはもちろんスマホもほとんど触ったことがありません。

最近、床屋においてあったWiiで「マリオカート」を遊んだら、楽しかったらしく、ことあるごとに「マリオカート」と口にするように。今回もニンテンドースイッチをあざとく見つけ、「マリオカートやりたい」と言い出しました。しばらくはやらせる予定はありませんが、まぁ、画面を注視しない「1-2-Switch」ならいいかなと思い、今回本格的プレイデビューすることにあいなりました。



結果から申し上げると、もう大興奮ですよ。ゲーム=画面を見てやるという認識は、Wiiでちょこっと遊んだだけでも頭に刻まれたらしく、「見つめ合ってやるんだよ」といっても、ついつい画面を見てしまいます。ただ逆に、見つめ合うと笑いだして、ゲームにならない始末。6歳児はまだしも4歳児にはちょっとまだハードルが高かったようです。



Joy-Conも、大人だと握りしめるのは簡単ですが、幼児の手のサイズではいっぱいいっぱい。1-2-Switchの中の「ミルク」は牛の乳搾りをする動作をするんですが、Joy-Conを上下に動かしつつ、SLボタン、SRボタンと順に押すという動きの理解が難しく、さらに4歳児だとボタンを押せなかったり......。



あと「ビーチフラッグ」は、手を上下に振って、Joy-Conが振動したら腕を上げるのですが、走る動作をしても手が上下に動かず、なかなか前に進まないとか......。全年齢対象ゲームではありますが、動きを理解させるのは大変でした。



それでも、思いっきり体を動かして、「ビーチフラッグ」なんてホントに家中走り回るし、「ボクシングジム」では腕ぶんぶん振り回すし、ケタケタ笑いながらプレイする姿が印象的でした。いちばんハマったのが「ガンマン」。荒野の決闘なんて全く知らないけど、とりあえず、相手に向けてボタンを押せということだけ理解したら、なんとかできるように。さすがに4歳児は反応速度が遅いのでなかなか勝てませんでしたが、6歳児は負けると大泣きなのでまぁ良かったかなと思いました。



実は、最初にプレイできるのは「ガンマン」や「ピンポン」、「真剣白刃取り」など数ゲームで、ある程度プレイすると全ゲームが開放される仕組み。このため、1時間ほど遊んだ時点で全ゲームが開放されましたが、子供たちにはゲーム終了宣言してやめさせたため、開放されたゲームはほとんどできませんでした。

代わりにいくつか私がプレイしましたが、HD振動が味わえる「カウントボール」や「ソーダ」などは、ホントよくできてますね。振動だけで、これだけの感覚がつくれるんだと関心します。細かい振動とちょっと大きな振動の違いが明確なので「金庫破り」でダイヤルを合わせる感覚なんて絶妙。またソーダのシュワシュワ感もうまく表現されています。



一方、「ピンポン」は、音だけで想像して腕を振ったり、ボタンを押してスマッシュを放ったりするのですが、これは大人でも難しいですね。ボールが実際に存在していないと、子供たちは腕を振りまくってて、何のゲームなのかわからなくなります。流石に音だけでプレイするというのは、ちょっと厳しいかなと思いました。また、すべてのゲームが動画でプレイ方法を説明してくれるのですが、「ピンポン」だけよく理解できないのもイマイチな点でした。



あと、ゲームごとにJoy-Conストラップを付けたり外したりするのが、少々面倒。装着は簡単ですが、外すのがボタンを押しながらのため、手が大きいと、なかなかすんなりと外れてくれません。慣れれば素早くできるようになるのかもしれませんが。



ローンチタイトルで唯一買いました「1-2-Switch」でしたが、全28ゲームが収録され、チームで各ゲームをこなしながら、すごろくのように駒を進めて早く最後にたどり着いたほうが勝ちというゲームも用意。子供たちもほどよく体を動かしてくれるし、体験会で想像したとおりの結果に大満足です。「1-2-Switch 2」とか、新ゲームパッケージを出すのではなく、どんどんゲームを追加してほしいですね。ニンテンドースイッチにしかできない新たな体験ができるゲームを期待しています。

Source: Nintendo
関連キーワード: 1-2-Switch, gaming, nintendo, Nintendo Switch
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