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Blue Originの軌道打上げロケット「New Glenn」コンセプト動画公開。ブースター回収はFalcon 9そっくり - Engadget 日本版

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Blue Originの軌道打上げロケット「New Glenn」コンセプト動画公開。ブースター回収はFalcon 9そっくり

宇宙飛行士ジョン・グレンから命名

Munenori Taniguchi
11 時間前 in space
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連載

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Amazon CEOジェフ・ベゾスの宇宙開発企業Blue Originが、人工i衛星の軌道投入などを目的とする2~3段式大型ロケット「New Glenn」のコンセプト動画を公開しました。ライバルSpaceXのFalcon 9と同様、2段以上のロケット構成で打ち上げ、その第1段ブースターを自動で着陸させるシステムを採用します。
 
 
New Glennはその第1段ブースターに先だって公開されたBE-4エンジン7基を束ねて搭載、直径は7mにおよぶ大型ロケットです。搭載する積荷重量は、高度数百kmの低軌道までなら最大50トン、静止軌道へ運ぶことを目的とするなら14トンまで対応します。
 


ブースター部の直径が太く、先端に搭載する積荷部分がもっとも細くなる形状は往年のサターンロケットのようでもあり、New Shepardが「空飛ぶ電動こ...」と言われたのとは対象的な迫力。使用目的としては有人宇宙船の打ち上げ、人工衛星の軌道投入などを想定しており、すでにフランスの通信衛星運営企業Eutelsatが、2021~2022年の打ち上げにサインしたことも公表されました。

なお、すでにSpaceXが同様の用途で何度も打ち上げやブースター回収を成功させているのに対して、ようやくエンジンが完成した段階のNew Glennの打ち上げは、少なくとも2020年までは待たなければならないとのこと。

ちなみに、Blue Originは、「Blue Moon」と名付けた貨物宇宙船を月まで送るNew Glennの3段構成バージョンも計画中。ジェフ・ベゾスは、10年後には月へ宇宙船を送り込むと意気込んでいます。ただBlue Originは2016年に最大のロケットして「New Armstrong」をその名前だけ公表しており、これが月・惑星探査用ロケットになると推測されていました。New Glennの3段バージョンとNew Armstrongが同一のものなのか、または、New Glennよりもさらに巨大な、深宇宙を目指すロケットとなるのかも少し気になるところです。
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