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ゲーム情報&ブログ2.0『gizmodoがニンテンドースイッチをレビュー!という記事』が掲載中。
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『gizmodoがニンテンドースイッチをレビュー!という記事』が掲載中。

gizmodoがニンテンドースイッチをレビュー!という記事が掲載中。外人さんがレビューしていて、日本人目線とはちょっと違うドライな視点で見た内容になっていそうで、その辺をチェックですね。









Nintendo Switchは、明らかにタブレット端末です。ちょっと太っちょなAmazon(アマゾン)のKindle Fireのようです。タブレット端末として考えればSwitchは厚ぼったすぎるし、排熱を行なうこの巨大なスリットはどう見ても不格好。またバッテリーの駆動時間は2時間50分(ソフトによって異なる)でウェブブラウザは搭載されず、Netflixの再生もフェイスブックの更新の通知もできません。

Nintendo Switchの発表時、任天堂の君島社長は「最高のゲーム専用機にするために腐心している」と語りました。そして、PlayStation 4やXbox Oneとは競合しない、リビングルームだけでなくアウトドアでも遊べるゲーム機になると。

なら、なぜローンチ時に8タイトルしか用意しなかったのでしょう? さらに、オリジナルタイトルは4タイトルだけ。そのうち2つはパーティーゲームという有様です。300ドル(日本価格は2万9980円)もするゲーム機で、これはいただけません。

ゼルダはたしかに最高なんですが、それだけでは300ドルを支払うのには十分ではありません。Wii U版のゼルダの出来もSwitch版と同等ですし、さらにWii U版なら、プロセッサの処理負荷が高くなると画面がぎこちなくなるという問題を抱えていません。ゼルダは美しい背景や画面上のオブジェクトをすべて読み込むため画面処理が重く、プロセッサをストップさせてしまうのです。

ゼルダは最新世代のゲーム機のために開発されたタイトルなのにNintendo Switchがその処理に苦慮するということは、Switchはすでにその性能を使い切ってしまっているのでしょうか? マリオカートやスカイリムは大丈夫なのかな?

しかし、それはただの懸念でしかありません。PSPやPlayStation Vitaは美しいディスプレイやTVへのストリーム出力を実現し、素晴らしいゲーム群が登場しましたが、任天堂は30年以上の携帯ゲーム機の経験があります。その素晴らしいファーストパーティゲームやバーチャルコンソール(Nintendo Switchには未対応)に、期待せずにはいられません。

問題なのは、コントローラーの「Joy-Con(ジョイコン)」です。Nintendo Switchには左右のJoy-Conが同梱されていて、本体の両脇に装着することでVitaのような(でもずっと大きい)携帯ゲーム機として遊べます。この状態では確かにきちんと動作したのですが、巨大なゲーム機を握りしめる様はなんだか滑稽でした。

ただし、このJoy-Conは「Joy-Conグリップ」に装着することで単品のコントローラとしても利用できます。たたし、このグリップにはバッテリーが内蔵されておらず(充電可能な「Joy-Con充電グリップ」は別売り)、なによりこの状態だと接続に関する重大な問題が存在するのです。多分、これを解決するには「Proコントローラー」を購入するしかないでしょう。あとJoy-Conはバラバラの状態でも、Wiiリモコンのように両手に握りしめて遊ぶことができます。ゼルダのいくつかのパズルでは、このスタイルが有用でした。

また、Nintendo SwitchにはJoy-Conを活かしたゲームも登場しています。例えば『1-2-Switch(ワンツースイッチ)』や『いっしょにチョキッと スニッパーズ』などなど。1-2-Switchは50ドル(日本価格で4,980円)のJoy-Conのデモゲームといえばそれまでですが、Joy-Conはそのサイズにも関わらずモーションセンサーを搭載したコントローラーとしては素晴らしい実力があります。

しかし『いっしょにチョキッと スニッパーズ』を少しプレイしたあと、私は自問自答を繰り返していました。「なぜ、このようなゲームが存在するのだろう」と。任天堂はパワフルなゲーム機を作ろうとしながら、同時に10年前にWiiで集めた顧客を失わないようにしているようです。しかし、このような方向はNintendo Switchの目的、さらには存在意義を不明確にしています。

Nintendo Switchはいってしまえば、なりたい目標がないのです。リビングルームに据え置きにするゲーム機としてはパワー不足ですし、外出先で3時間ほど遊ぶ携帯機としては大きすぎます。任天堂は据え置き機と携帯機のギャップを埋めようとして、フランケンシュタインのモンスターを作ってしまったのです。据え置き機から携帯機へのスタイル変更はスムーズですが、PSPやPlayStation Vitaはほぼ同じ機能をより携帯機らしいサイズで実現していました。
Nintendo Switchがただのゼルダマシンでなく、またJoy-Conがマーケティング上のアイテムではないと思えた瞬間は、「SwitchとJoy-Conを組み合わせて、ゲームへの没入感がより増したとき」というごく稀な瞬間だけでした。

たとえば、ゼルダのゲーム内のカメラ機能を利用してチキンのスケッチでいっぱいの部屋を撮影しようとしたとき、Nintendo Switch本体を動かしてカメラのアングルを操作しました。まるでリンクと一緒の部屋に居るようにぐるぐる回したその操作は、少しの間ですが、たしかに素晴らしい瞬間でした。まるで任天堂が我々の没入感に対する欲求を理解し、まぬけで高価なVRヘッドセットを利用しなくてもゲームの世界を覗ける窓を見せてくれたようだったのです。

残念ですが、そのような素晴らしい瞬間をこれからのソフトでたくさん提供できるまで、Nintendo Switchに十分な価値はありません。もし、すでに買ってしまっていたら、300ドルのゼルダマシーンを存分に楽しみましょう。そしてまだ買っていなかったら、より多くのタイトルが揃うことを待ちましょう。今こそ、任天堂の底力を見せつけるときです。


・・・としていて、いい面悪い面両方を書いているので、納得いくかどうか?といえそうですね。やっぱり中途半端という意見になっており、PS4やXBOXOneのパワフルなゲーム機に焦点おいたレクチャーになっていて、日本人がどれだけグラフィックにこだわりを持っているか?という意味では昔ほど敏感ではなくなっているのが一般ゲーマーなので、その辺では温度差がありますね。


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