なぜ障害者用の駐車場で「斜線エリア」にはみ出してはいけないのか…ひと目で理解できる写真
「車いすマーク」の付いた障害者用駐車場の多くには、横に斜線の入ったエリアが確保されています。
大き目のスペースなので軽視されがちですが、このエリアに少しでもはみ出して車を停めたなら、どんなことが起きると思いますか。
一目瞭然の写真をご覧ください。
PSA: Please don't park like an ass in the Handicap area.
なんと、車イスで降りることができなくなるのです。
隣の車がはみ出しているのは「ほんの少し」。
車イスが乗り降りする現場を見たことがない人だと、この程度ならいいだろうと、つい考えてしまうかもしれません。
斜線の面積は大きく感じられますが、実際に車イスで乗り降りするとなるとギリギリのため、その「ほんの少し」が致命的となります。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●以前、身体障害者用の車の隣の斜線エリアに駐車している女性を見かけた。そのことを注意したら、あからさまに嫌そうな顔をされた。30分後に彼女の車はレッカー移動されていた。
↑おそらく君が警察を呼んだと思われているよ。
↑それはよかった。彼女は怒っていただろう。
↑単に嫌そうな顔をしただけだろう。
●大きな店で働いているとき、障害者用や緊急車両用の斜線エリアに停める車が多かった。まずは移動するように注意し、それでも移動しなかった場合は牽引されていた。
●ヨーロッパの流儀:「駐車マナーを知らないなら運転するな」
↑80%のドライバーはそれで免許をはく奪されるよ。
↑それでいいと思う、アメリカの運転免許証は簡単に与えられすぎだ。
●市の駐車場管理会社に勤めている。身体障害者のエリアに駐車した人に違反チケットを切るとき、この写真を使おうと思う。
現在はエリアへの割り込みが50%以下なら警告のみとなっている。自分はそれもチケットを切るべきだと思うし、この写真はその主張を後押ししてくれる。
そこに駐車しないことは簡単なんだ。自分を是正しない方針なら、それ見合った罰を受けるべき。
●身体障害者でバイクを乗る者としては、バイクの駐車場なのに傾斜路になっているところほど、腹立たしいことはない。
●車イスが自動車をキズ付けてしまったら本当に残念だ。しかし不幸にも避けられないときがある。
↑不可抗力だよね。
●これまでドアが当たらないようには避けていたけど、この状況は考えもしなかったし、そのためのスペースだとは知らなかった。教えてくれてありがとう。
何を引き起こすのか想像できないうちは、少しくらいならと思ってしまいがちなのも確か。
イメージしやすいように、できるだけ多くの人に知識を広めるのも大切ですね。