（ ´_ゝ`）流石な鎮守府の門番さんのようです（´<_｀ ）
（´<_｀ ）
（ ´_ゝ`）
（´<_｀ ）
（ ´_ゝ`）
（´<_｀ ）
（´<_｀ ）「そうだな兄者」
～（ ´_ゝ`）流石な鎮守府の門番さんのようです（´<_｀ ）～
（ ´_ゝ`）「どれくらい暇かというと、ssを立てたとして冒頭の一レスが台詞無しの俺たちの顔文字で埋まってしまうくらい暇だ」
（´<_｀ ）「まるで実際に起きている事象をそのまま言ったかのようだな」
（ ´_ゝ`）「しかし的を射ているだろう？だが俺たちは職務放棄などしない。至極真面目に任務を遂行する」
（´<_｀ ）「あぁ、流石だよな俺ら」
（ ´_ゝ`）「さらっと決め台詞持って行くあたり流石だな弟者」
+d（´<_｀ ）
（´<_｀ ）「沿岸部まで侵攻してくる深海棲艦なんて最早ほとんどいないがな最近は」
（ ´_ゝ`）「ましてやここ大洗は学園艦の母港でもある。未来を担う若者たちのためにも艦娘も俺たち海自も奮戦しなければならない」
（´<_｀ ）「横須賀の司令府と所属の大艦隊が学園艦の護衛も担当してるから、ここの出る幕は入港時の出迎えぐらいだがな」
（ ´_ゝ`）「…交代早く来ないかなぁ」
（´<_｀ ）「後３時間しないとこないぞ兄者」
ｽﾀｽﾀｽﾀ
（ ´_ゝ`）「おっ」
（´<_｀ ）「おっ」
提督「…げっ」
（ ´_ゝ`）「Heyテイトクー！朝からゴ苦労様ネー！」
提督「んだよ……またお前らかよ」
（´<_｀ ）「またかもクソもこの時間帯はダイタイデース！ツレナイコト言わないでクダサーイテイトクー！」
提督「それまさか金剛の真似じゃなかろうな？もしそうだとしたら俺の右拳が火を噴くからな？」
（´<_｀ ）「おぉ、やはり深海棲艦との戦いの最前線に立つ男は違うな」
提督「誰のせいだと思ってるんだ誰の……ほれ、身分証。とりあえず門を開けてくれ」
（´<_｀ ）「あいよ……しかしからかい抜きに立派なもんだな。たしかに鎮守府の開門は五時からだが、提督業務自体は八時からが本番だぞ」
（ ´_ゝ`）「艦娘よりも早く鎮守府に来て立ち働いているものな。感心するよ」
提督「…そんなに特別なことをしている意識はないんだがなぁ。他の鎮守府では珍しいのか？」
（ ´_ゝ`）「あくまで他所の話を聞く限り、な。
横須賀や呉の“司令府”は当然のこと、ここみたいな“警戒府”規模でもだいたいは秘書艦に任せてるらしい」
（´<_｀ ）「艦娘の数や種類も今ではかなり増えて、人手不足が解消されつつあるしな。ましてやアンタみたいな民間からの志願組でこれは珍しいと思うぜ」
提督「……他所の鎮守府の事情なんか定例会でも無い限り聞かないから新鮮だな。そんなものなのか」
（´<_｀ ）「勿論悪いことじゃないけどな」
俺はあいつらと肩を並べて戦うことは出来ないけど、せめて少しでも力になりたいから、さ」
（ ´_ゝ`）「ポエム乙」
（´<_｀ ）「テイトクカックイー(笑)
バーニングラブデース(爆)」
提督「お前らいつか絶対しばき倒してやるからな！？
…ったく、あと３時間頑張れよ！それじゃ！」
（ ´_ゝ`）「うむ任された」
（´<_｀ ）「そっちも業務頑張れよー。ほれ身分証。
提督１名様入りまーす！！」
提督「ラーメン屋か！！」
ﾀｯﾀｯﾀｯ……
（´<_｀ ）「おっ」
（ ´_ゝ`）「おっ」
長良「あっ」
ﾋﾞｼｯ!!
長良「長良型軽巡、長良！本日の走り込み完了致しました！！これより鎮守府に着任します！」
（ ´_ゝ`）「うむ、見事な海自式敬礼だな」
（´<_｀ ）「あぁ、下手に地の文とか入れて台無しにするより各自の想像で補完して貰う方がよほど理にかなっている美しい敬礼だな」
長良「……お二方の言ってることがよくわからないのは私が悪いのかな」
（´<_｀ ）「俺たちが意味不明なことを言うのはいつもだろう」
長良「えぇ……自覚あるんですか……あ、一応身分証です」
（´<_｀ ）「うむ確かに。それにしても朝から精が出るなぁ」
長良「艦娘足るもの身体が資本ですから！早起きできて身体も鍛えられて一石二鳥です！」
（´<_｀ ）「俺たちも見習わなくちゃな……因みに提督はもう来てるぞ。つい20分くらい前だな」
長良「えっ、あっ、本当ですか！？
軽巡長良、急ぎます！！」ｼｭﾀﾀﾀﾀｯ!!!
（´<_｀；）「おう気をつけ…速っ！？速ぁっ！！？」
（ ´_ゝ`）「この間提督に聞いたが、100M9秒フラットらしい」
（´<_｀；）「職業選択間違えすぎだろ……オリンピック行けよ海じゃなくて日本陸上界救ってこいよ……」
日向「おはよう門番兄弟」
（ ´_ゝ`）「げっ」
（´<_｀ ）「げっ」
日向「……げっ、とは失礼な奴らだな。まるで私が厄介者みたいじゃないか」
（´<_｀ ）「みたい、じゃなくて厄介者そのものです」
（ ´_ゝ`）「勿論日向さん自身をディスるわけではないですけど……なんというか」
日向「まぁ細かいことはどうでもいい。それより、二人にサインしてほしい書類があってね」ｽｯ
【瑞雲教入信申込書】
（；´_ゝ`）「出たよ…」（´<_｀；）
（´<_｀；）「職務もありますから、艦娘の宗教に入るのはちょっと……」
日向「……？」
（´<_｀ ）「心底不思議そうな表情で小首をかしげないで下さい」
日向「しかし、この間鈴谷を誘ったとき“門番の二人が興味津々だったから、先にそっち誘って”と言われたから持ってきたのだが」
（ ´_ゝ`）「あのギャル重巡」
（´<_｀ ）「すみません日向さん、俺らは別に心変わりしてないです。それに、一応こっちも業務中なので…」
日向「そうか、残念だな。ほれ、身分証」
（ ´_ゝ`）「確かに。提督は着任済です」
日向「彼はいつも朝早いな。あぁ、そうだ。金剛の奴が寝坊して少し遅れるとさっきラインで連絡があった。
まあ八時には間に合うと思うが一応留意しておいてくれ」
（ ´_ゝ`）「了解です。……日向さんラインなんてやるんですね」
日向「私だって現代科学の恩恵くらい受けるさ。アイコン画像はもt」
（´<_｀ ）「瑞雲でしょうから言わなくていいです」
日向「…まぁ、そうなるな（´・ω・｀）」
（ ´_ゝ`）「しかし、日向さんがラインやってるのも意外だが金剛と仲が良いってのがさらに意外だな」
（´<_｀ ）「キャラ的にも正反対だしなぁ。他所でもあんまりこの組み合わせが仲良いという話は聞かんし……っと、兄者」
（ ´_ゝ`）「うむ、時間的にそろそろだな」
？？「…」ｺｿｰ
門「誰もいないよ！('(ﾟ∀ﾟ∩ 」
？？「よし、今のうちに身分証を読み取り機に通しちゃえば……」
（´<_｀ ）「ほい、マルロクサンマル大洗警備府前にて不審者確保」ｶﾞｼｯ
（ ´_ゝ`）「お嬢さん、ちょーっと署まで来て貰えるかなー？大丈夫、軽く三時間ぐらい調書とるだけだから」ｶﾞｼｯ
？？「」
（´<_｀ ）「よく知ってるよ、嘘をつく重巡ではあるけどな。なぁ、鈴谷？」
鈴谷「う゛っ……えーと、やっぱり日向さん来た？」
（ ´_ゝ`）「ついさっきな。誰かさんの紹介を受けて意気揚々と瑞雲教を勧めてきたよ」
鈴谷「あー……いや、ほんとごめんなさい！急ぎの用事があるときに日向さんに捕まっちゃって振り切れなくてさぁ！」
（´<_｀ ）「だからといって俺らを巻き込むな」
（ ´_ゝ`）「あの人の勧誘断るの地味に大変なんだからな？普段無表情なだけに入信断ったときのしょぼくれ顔が凄まじく罪悪感かき立てるんだからな？」
（´<_｀ ）「そうか？嗜虐心を煽られてむしろもっと見たくなるんだが」
（ ´_ゝ`）「えぇ……(困惑)」
鈴谷「……弟さん、それキモい(ドン引き)」
（´<_｀ ）「あるぇー？二人が俺から物理的に離れてるよー？」
（´<_｀ ）「あまり言いたくないが、業務中に絡まれるのは正直少し邪魔ですらあるからな」
鈴谷「うー……解ったよ、気をつけまーす。
はぁ……鈴谷も日向さんに断り入れるの苦手なんだけどなぁ」
（ ´_ゝ`）「断る必要あるか？入ってあげればいいじゃないか」
（´<_｀ ）「そうそう。どこかの門番も興味津津な素敵な宗教らしいしな。
何なら鈴谷が入りたがってたって伝えてやるよ」
鈴谷「ちょっ…本気で謝るから勘弁してぇ！？」
（ ´_ゝ`）「しかし何のかんの言って鈴谷も真面目よな、八時どころか七時前に出勤だ」
（´<_｀ ）「上司が最速で現場に出て率先して仕事こなしてるんだ、部下がサボるわけにもいかんのだろ。まぁ、上司側のそれをやめさせるんじゃなくて部下の側が合わせる辺り提督の人徳だが」
（ ´_ゝ`）「いえてるな…っと」ｾｽｼﾞﾉﾊﾞｼｰ
（´<_｀ ）「ん？……あぁ」ｾｽｼﾞﾉﾊﾞｼｰ
ｶｯｶｯｶｯｶｯｶｯ
コメント一覧
-
- 2017年03月10日 23:25
- 流石だな
懐かしいAAもだけど内容もすらっと読めて面白かった
-
- 2017年03月10日 23:26
- なっつ
でもそれがいい
-
- 2017年03月10日 23:28
-
好き
-
- 2017年03月10日 23:33
- なんだか懐かしい気持ち
面白かったよ
-
- 2017年03月10日 23:40
- 懐かしさとテンポの良さが合わさり最強に見える
社蓄ミセリぇ…
-
- 2017年03月10日 23:48
- またAA文化が流行ればええのになぁ……
やっぱ好きだわ
-
- 2017年03月10日 23:51
- ※1
すごい解る。前者が嫌いってワケじゃないけど後者の昼行灯キャラの方が好みだ
-
- 2017年03月11日 00:00
- なっつ
廃れてから10年は経ってるんじゃないの
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ブーン小説だと「破天荒なキモオタ兄者とクールで真面目な弟者」ってキャラ付けが多い気がするが、個人的には今回の話みたいに「普段は二人でバカをやるが、締めるべき所ではキッチリ真面目にやる兄弟」って感じのが好きだ。