待ってました、MIDIコン化。
モバイル楽しいモジュール式楽器デバイス「Roli Blocks」に、さらなる可能性が宿ります。Roli BlocksをMIDIコントロールサーフェス化するソフト「BLOCKS Dashboard」のβ版がリリースされました。
映像はROLI公式チャンネルより。
BLOCKS Dashboardを立ち上げると、起動中のDAWもしくは特定のプラグインに対して、Roli Blocksを使ってインストゥルメントの演奏や録音のオンオフが可能となります。動的なベロシティの変化やモジュレーションもしっかり入力できるのは、Roli Blocksの持ち味である感圧検知が活きるところ。スケールやパッド数などもBLOCKS Dashboard側で変更できるので、MIDIキーボードでの入力とはまた違ったフレーズが作れそうです。
上記の動画ではLogic Proを用いていますが、他にGarageBand、Ableton Live、Bitwig Studioでのデモも紹介されています。それぞれのDAWによって挙動や制御できるパラメータが微妙に異なるようですが、紹介されてないだけでLogicでもエフェクト制御やベロシティドローできるのかな?
しかしこれで、普段はスマホとRoli Blocksで自由闊達なプレイングを楽しみつつ、PCを向いてのガッツリ制作時にもRoli Blocksが使えるようになったというのはオイシイ話。MIDIコントローラーとして見ればこのサイズは圧倒的モバイルですし、取り回しも手軽&気軽です。
何より嬉しいのは、このソフトが無料で公開されているということ。まだβ版ですから新たな機能拡張も期待できますし、Roli Blocksユーザーは今のうちに手を出してみてはいかがでしょう?