ETNewsは14日(現地時間)、韓国サムスンが、2017年第3四半期中にも “折り畳み式スマートフォン” の試作機の製造を開始する見込みと報じています。
「Project Valley」のコンセプト画像
ETNewsによると、同社は折り畳み式スマートフォンの開発において最終段階に差し掛かっており、2017年第3四半期中に数千台の試作機を製造し、品質と性能の検証を行う見通しとのことです。
そして、この検証期間においては、大手通信キャリアなどの一部顧客に対して試作機を提供し、市場からの反応を確認するプロセスも実施される見込みとされています。
また、計画が滞りなく進行した場合、2018年内に本格的な量産が開始される模様ですが、その具体的な時期については、今回明らかにされませんでした。
なお現在、中国のディスプレイメーカーも、折り畳み可能なディスプレイの開発および供給に注力しており、サムスンとの間で熾烈な開発競争を繰り広げているとのこと。
”世界初” の座を巡る争いを中韓のどちらが制することになるかは不明ですが、あるいは日本や米国などの第三勢力の参戦にも期待したいところです。
[ETNews via Phone Arena]
ソーシャルシェア
著者