DSD 11.2MHzのネイティブ再生に対応しつつも実売予想価格1万9980円前後という、中国Cayin社製のハイレゾ対応ポータブルプレーヤー「Cayin N3」が3月17日より国内発売を開始します。
Cayin N3は2月に開催された「ポータブルオーディオ研究会(ポタ研) 2017冬」で出展していたモデルで、幅54 x 高さ100 x 厚さ13mm、93gというミニサイズ。DACチップに旭化成エレクトロニクスのAK4490ENを採用し、DSD 11.2MHzに加えて最大384kHz/32bitのWAVまたはAIFFファイル、最大192kHz/24bitのFLAC/ALAC/APEファイルの再生にも対応します。
2万円切りでDSDネイティブ対応「Cayin N3」発売。USB-DAC機能搭載、外部DAC出力も可能なポータブルオーディオプレーヤー
Bluetooth (aptX) も搭載
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Gallery: Cayin N3 ポータブルハイレゾプレーヤー | 9 Photos
Cayin N3はポータブルハイレゾプレーヤーとしてはかなり高コスパではあるものの、USB Type-C端子経由で外部DACへPCMやDoP(DSD over PCM)出力が可能。USB-OTGによるUSBメモリーからの再生にも対応します。内蔵ストレージは搭載しないものの、本体側面には最大256GBに対応するmicroSDスロットを備えます。
またBluetooth 4.0に対応しており、aptXコーデックも搭載しています。このため通勤通学など屋外での使用時にはコードをどこかに引っ掛けたりすることのない、気軽な音楽リスニングに対応。ただし、Bluetooth経由の場合はDSDファイルの再生ができないのは注意点です。
3.5mmステレオミニのヘッドホン出力は130mW + 130mW(32Ω)、再生周波数特性はヘッドホン出力で20Hz~20kHz(±0.3dB)、ライン出力(端子共通)の場合は20Hz~20kHz(±0.2dB)。ダイナミックレンジ108dB。ひずみ率は0.03%。インピーダンスは16~200Ω。3段階のゲイン調整機能付き。USB-DAC機能も搭載しており、DSD 5.6MHz 、PCM 192kHz/24bitまでに対応します。
内蔵バッテリーによる連続再生時間は約12時間。本体カラーはブラックとシアンの2色をラインナップします。
ちなみに低価格なハイレゾプレーヤーといえば、ソニーのハイレゾウォークマンNW-A35が実売価格2万円前後となっています。ただNW-A35はDSDのネイティブ再生やPCM 384kHz/32bitには対応していないため、そのあたりのこだわり具合で機種を選ぶことをおすすめします。