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dタイトル1原作・稲垣理一郎＆作画・Ｂｏｉｃｈｉによる週刊少年ジャンプ連載「Ｄｒ．ＳＴＯＮＥ」第２回です。
今週はセンターカラーで登場しました。

その美麗な画力で知られるＢｏｉｃｈｉ氏の新連載「Ｄｒ．ＳＴＯＮＥ」。
すでに実績のある作家とあって評判も上々の様で、昔から見ている者としては安堵しております。
その一方で、作者が韓国出身である事を指摘するコメントもちらほら目にしますけど、すでに１０年以上実績を積み上げている作家にわざわざ言う事でもない気がします。
マンガは基本面白さで判断すべきですし、この先Ｂｏｉｃｈｉ作品がジャンプ読者にとってなくてはならない存在になる事に期待したいところです。

さて、５年間の沈黙を破り、紅に告白を決行しようとした大木大樹。
クスノキの下に彼女を呼び出した大樹だったが、そんな彼を待っていたのは全人類が石化するという前人未踏の超常現象だった。
意識が飛びそうになりながらも石の中で耐え続け、西暦５７３８年の１０月５日に復活を果たした大樹。
その半年前に覚醒していた友人の千空と合流し、世界の再生を目指す事になった大樹だったのだが…！？
dトリカブト2

復活を果たし、そのチート体力で食材をかき集めて来た大樹。
その量に驚く千空ですけど、それまで彼は一人で食料をどうやって手に入れていたのかな？
そんな食材を食べられるものと食べられないものに分類した千空だが、何やら食べられないものが多い様子。
約３７００年後の未来である事を考えると生態も変化して今までの常識が通用しない展開もありそうですけど、とりあえず現状ではその心配はないらしい。

そんな食材の中にベニテングダケやトリカブトまで入っていた事に文句を言う千空。
博識な彼のおかげで安全な食事にありついた大樹ですけど、彼より先に覚醒していたらいきなり終わっていたかも知れません（笑）。

d硝酸3

自分が何千年も倒れていた洞穴に入った大樹。
天井から滴り落ちる液体を受けとめる容器が設置してある事に気付いた大樹だが、千空がそこに置いたのだという。
「人類は増やす！！最優先課題だ」
オス２人ダラダラ生き延びても人類に未来はないと言う千空。
３７００年もかかって自分たちの石化が解けた理由は謎の鉱石の腐食にあるのだが、２人ほぼ同時だというのは妙な話であり、偶然には必ず合理的な理由があるのだという。
自分も大樹も洞穴付近に流されており、その洞穴の天井からコウモリの糞から生まれた硝酸が落ちている事を指摘した千空。
ならばその硝酸をかければ元に戻るのかといえばそんな簡単な話ではなく、石化した鳥にかけても何も起こらないらしい。

これまで手をかえ品をかえ、何回も何十回も試したという千空。
今となっては体を覆った鉱物が何なのか調べる機材もないという千空ですけど、世界の何処かにシェルターみたいな場所があって、色々綺麗に残されているなんて事はないのでしょうか？
dワインの4

「酒さえあればな」
一つの可能性を口にした千空だが、酒のアルコール、つまりエタノールがあれば硝酸＋エタノールで工業用の腐食液・ナイタール液が作れるのだという。
そんな話に目を見開く大樹だが、すでにブドウを捕獲しており、ワインなら作れると察したらしい。

体力を要する仕事を大樹に任せ、３週間でワインを作った千空。
高校生でも簡単に作れる事を示した千空ですけど、高校生が勝手にワインを作って飲むって、少年漫画的に大丈夫なのかな？（笑）
dひげ5

「こっから先はち――と骨が折れんぞ」
「『はじめようワインの蒸留！！ブランデーの作り方』だ」
熱して冷ましてたらしてアルコールを濃くするという千空。
メソポタミア文明の連中も土器で蒸留したのだからやれない事は無いという千空ですけど、土器を使うしかないというのはかなり厳しい気がします。
そんな千空の実験は冬になっても続き、大樹もすっかりひげ面になってしまったらしい。
何とか貝を使ってひげを処理した大樹ですけど、そこまで伸びたんだったら髪の毛もひどい事になっていてもおかしくない気がしますね。
d科学6

ひたすら実験を繰り返し、ついに一枚の羽根を石化から解放させた千空。
その液を石化した鳥にかけた千空だが、何と鳥が石化から解放され、飛んで行ってしまった！？
「教えてやるよデカブツ　『科学ではわからないこともある』じゃねえ」
「わからねえことにルールを探す　そのクッソ地道な努力を　科学って呼んでるだけだ…！！」
実験を始めて一年、第１００何十回目にして目標に到達した千空。
「ファンタジーに科学で勝ってやんぞ」
「唆るぜこれは…！」
地道に一歩ずつ進んでゴールに到着した千空ですけど、今の彼は正に人類の救世主だと言えます。
d決まっている7

大樹が見つけたブドウの手柄だとし、最初に助ける人間を決める様に言う千空。
「ありがとう千空！」
『答はもちろん　決まっている…！！』
どうやら紅を復活させるつもりらしい大樹ですけど、そうなると３７００年ぶりに告白を決行する事になるのかな？
その一方で、形がちゃんと残っている者を次々と復活させる事になると思いますけど、水に流されたりして壊れている人も数多くいると思いますし、改めて誰が助かって誰が再生不可なのかを確認する事になるはずです。

崩壊した未来世界で貴重な第一歩を記す事が出来た大樹たち。
腐食液もすぐには沢山用意出来ないと思いますし、これから先は誰を優先的に復活させるかが問題になって来るのかも知れませんね。

ウィキペディア：稲垣理一郎／Ｂｏｉｃｈｉ

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